矯正歯科 菅原準二クリニック 医院HP

セカンドオピニオンを受けてからの治療をご案内

矯正治療は一生に何度も受けるべき治療ではないと思います。
しかし、歯科医院によって矯正治療に対する考え方は異なる部分は当然ありますし、治療方法・費用の設定などにも差があるのは当然です。
当院では、患者様が矯正治療を受けて後悔することがないように、治療を開始する前に複数の歯科医院でのセカンドオピニオンをお勧めさせていただいています。
複数の治療の選択肢の中から、患者様が納得できる歯科医院での治療を受けることが、より良い治療結果を得られることになると考えているからです。

様々な問題にも納得していただける提案の提示に努めています

矯正治療のお悩みについては、人それぞれ多様なものがある後思います。
時には複雑な問題を伴っていることもあり、当院にご相談いただくこともあります。
当院では、患者様からのご要望にできる限り配慮し、必要に応じて矯正治療以外の分野の歯科医師と連携を取るなどして問題の解決に努めています。
こういった取り組みを持って、ベストと思われる選択肢をご提案できるように努めています。

• 手術準備(手術の約1ヶ月前)

  外科的な処置を行う前に、手術後の顎の位置の安定化を目的とする、補助としてのマルチブラケット装置を装着します。
  その後、手術1ヶ月前には同装置と手術用のアーチワイヤーを装着します。

• 入院・手術(2〜3週間)

  

  入院・手術においては、従来からある方法と基本的には同じように行う必要があります。
  しかし、サージェリー・ファースト法では、手術前の矯正治療を省略できるため、顎の位置や噛み合わせが不安定になりやすくなります。
  そのため、スプリント(マウスピース)の装着が必須となります。
  また、手術時に手術後の矯正治療に必要となる矯正治療用のインプラントを上・下顎骨に取り付ける処置も併せて行います。

• 術後矯正(6ヶ月〜1.5年)

  顎の矯正手術によって、骨格の不調和は改善された状態になります。
  しかし、噛み合わせや歯並びについては改善されている状態ではないため、マルチブラケット装置を使用した矯正治療を行います。
  この、手術後の矯正治療には、歯並びが比較的整っている場合などは6〜9ヶ月程度となりますが、通常は1〜1.5年程度の治療期間がかかります。

• 保定・メインテナンス(〜5年)

  

  一般的な矯正治療同様に保定期間やメインテナンスを行う必要があります。
  保定期間は、矯正治療で整えた歯並びを安定させるための期間です。
  改善された歯並びの状態を維持できるように、メインテナンスも大切になります。