みかんさんの相談

カテゴリ：その他

口元の寂しさ

投稿者みかんさん　［40才女性会社員］ 2019/12/02/ 09:53
カテゴリー歯列矯正その他治療中

矯正治療が進むにつれて歯が引っ込み、寂しい口元になってきたのが受け入れられません。
元々Eラインが綺麗な状態での抜歯矯正だったので引っ込み過ぎは仕方ないのかも知れませんがこんなに老けた感じになるとは、、。例えば被せ物を大きくしたり、インプラントを植えたりして歯列を広げる(V字→U字)に直す事は可能な事でしょうか。こんな事を主治医に相談するのも憚られるのですが、こういう治療も実際可能でしょうか。どうぞ宜しくお願い致します。

医療法人愛美会アイ矯正歯科クリニック
（神奈川県横浜市鶴見区）
2019-12-02 17:06:00

残念ですが難しいと思います。前歯が後方に移動するとV字歯列がU字になっているはずです。側方に広げるとさらに前歯は後方に移動します。

抜歯された理由があると思います。確かに小臼歯１歯で6㎜から7㎜の場所ができます。半分抜くといった事はできません。そこで抜歯となればこの場所が生まれます。そのために歯列は小さくなります。

担当医に率直に伝えてみてはどうでしょうか？もしかするとご自身が思われている横顔と担当医が考えているゴールにひらきがあるかもしれません。担当医は口もとを下げようと計画し、患者様はこれ以上は下がらなくてもよいという経験は私にもあります。私は“前歯はこんな感じでいいですか？”とお聞きする事がよくあります。“これ以上は場所がないので移動できません”といった話をする事もあります。可能な事、不可能な事、ゴールをどこにしているか？などコミュニケーションはお互いの幸せにとって重要です。

“口もとが寂しくなった”事を伝えてみてください。

治療が成功する事を祈っています。

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みかん(40歳女性会社員）
2019年12月02日18時53分

早速ご返信をありがとうございます。口元が寂しくなった旨について担当医に伝える様にしようと思います。

こんな治療は論外かも知れませんが、最終的にどうしても口元の凹みが受け入れられない場合、例えば抜歯したスペースにインプラントで人工歯をを入れて歯列を回復する事は可能でしょうか。
おかしな質問で申し訳ございません。生きるのが辛くなってしまう程悩んでしまっており最後の砦としてこの様な方法が物理的に可能かどうかどうしても知りたくご質問させて頂きました。ご見解をお聞かせ頂けますと幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

医療法人愛美会アイ矯正歯科クリニック
（神奈川県横浜市鶴見区）
2019年12月03日01時55分

そこまで悩まれているのですね。伝わってきます。

前歯を前方に傾斜、あるいは移動というのは状況によっては可能です。例えばフェイシャルマスクタイプの前方牽引装置というのがあります。簡単なキャチャーミットのようなフェイシャルマスクを固定源に前方に牽引する事が可能です。ブラケットがついていても使用は可能です。実は何例か使用した事があります。また、みかん様のように後方に入り過ぎたような方には有効だと思います。一般的には反対咬合の患者様には使う上顎を前方へ牽引する装置です。

みかん様が使用時間を長く取れて頑張れるのなら私の選択肢としてはこの装置をまずは試します。

また、抜歯した空隙を開けて前歯を前方に出すと言うのも考えられます。その抜歯部位にインプラントとなると5㎜は隙間が必要です。インプラントの最低埋入のスペースです。抜いた歯の大きさが6，7㎜のはずですから元の状態には復元できます。

しかし、上記した事は一般的に行う方法ではありません。正直申し上げてそこまでと言った感じではあります。実際に最初の不正咬合の状態と現在を見比べてみてはどうでしょうか？資料が歯科医院には保存されていると思います。そこでこれ以上の改善ができるか？上記の内容の治療が可能か？どれほどの改善が見込まれるか？話し合ってみる事をお勧めします。唇の筋肉などの強さも関係してきます。

みかん様がお考えになるゴールが実際に矯正治療可能な範疇に入っていればよいですね。

私ならこういった方法を行う可能性があるという事を記載させて頂きました。希望がかなう事を祈っています。生きるのが辛くなるほど悩まれているのでしたらこの2つの方法はありだと思います。