ハチワレさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

進行性顎関節吸収の疑いのある矯正について(開咬)

開咬の症状があり矯正を検討していたところ
レントゲンにて進行性顎関節吸収の疑いがあることが分かりました。
CTを取れば詳しい状況は分かるがあまり効果的な対策がなく、
歯列矯正を行なっても後戻りをしてしまう可能性があり、
矯正治療はお勧め出来ないとの診断がありました。(大学病院での診断)

この場合どこの病院にかかっても同じような見解になる可能性が高いでしょうか。諦めるべきなのか悩んでおります。

噛み合わせ以外に「喋りにくさ(舌癖)」が気になっており
矯正治療は行わない場合でもMFTのみでの通院で効果があるのかお伺いしたいです。

以下気になる症状と現状の状態です
・開咬
・喋りにくさ
・小学生のころに反対咬合のため矯正を1度行っており、その際に抜歯をしており下の右のが1本ない状態。(その後、後戻りをしてしまい開咬状態になっている)
・レントゲン検査の結果、外科矯正は適用にならない

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

進行性顎関節吸収が原因の開咬については、矯正治療で安定した咬み合わせを作ることができませんので、まずは顎関節の治療を優先して、状態が安定してから矯正治療を検討するというのがセオリーかと思います。

開咬の原因が舌の運動にある場合にはMFTが効果的ですが、顎関節の吸収というのは骨の問題ですので、効果は限定的になると思います。

大学病院を受診されているとのことなので、既にお話は聞いていると思いますが、顎関節の症状については、専門は矯正歯科ではなく、口腔外科という診療科になります。まずはそちらで治療を受けるべきだと思います。ご検討下さい。
ハチワレさん、こんにちは。
進行性顎関節吸収は一般的に10-20代の比較的若い時期に進行するため、該当しない可能性が高く、まずは、詳しい検査が望まれます。また、病院により特色が異なるため、様々な意見があります。
顎関節の吸収が噛み合わせに大きく影響している場合は、外科矯正も視野に入るため、口腔外科と矯正歯科のある複数の大学病院クラスの病院で話を聞くのが良いと思います。
MFTに関しては、舌癖の改善に有効ですので、積極的に行ってみてください。

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