みいさん(東京都)の相談

カテゴリ:再矯正

去年すべでの矯正治療が終了しました。
しかしリテーナーを付けると喋りにくくリテーナーをさぼったため
せっかく矯正した歯が後戻りしてしまいました。
今気になり始めてリテーナーさぼった事を後悔しています。
それで再矯正をしようかと考えていますが、再矯正の場合前通っていた医院をまた受診してもやっぱり治療は100万円近く掛かってしまうのでしょうか?

 はじめまして、さいとう矯正歯科医院 院長の齋藤康雄です。矯正歯科治療の後戻り再治療の料金に関してですが、矯正歯科治療の料金が各矯正歯科医院で異なるのと同様に、再治療の費用もその料金設定は異なります。
 一般的に、保定期間(経過観察期間)終了後何年経過しているか、動的治療(矯正装置が装着されている状態)期間および保定期間中の通院状況・治療協力度等を考慮して基本料金の何割かと毎回の処置・調節料を再チャージすることとなります。ですから、また最初の時と同様な料金が必要となるケースは非常に少ないです。
 みいさんの場合、リテーナーを使用をさぼってしまったという点で後戻りは自己責任となる割合が大きいのですが、昨年全ての矯正治療が終了した書かれてありましたので主治医の先生も後戻りのリスクは少ないと判断されていると思われ、その点ではみいさんの再治療費用の負担は軽減されるべきと考えられます。
 ちなみに当院では、保定期間中に患者さんご本人がリテーナーの使用状況が悪かったために後戻りしてしまったケースでは、再治療に必要な装置の実費(\\50,000~\\100,000)と毎回の処置・調節料が必要となります。保定期間終了後5年以内に後戻りしてしまったケースでは、毎回の処置・調節料のみ必要となります。
 再治療に使用する装置の料金、再治療にかかる期間等によって費用は変わってきますので、主治医の先生とよくご相談なさってください。
 

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