AIさん(大阪府)の相談

カテゴリ:後戻り

はじめまして、こんにちは。

私は16歳の時に歯科で開咬と診断され、
その後すぐに近くの矯正歯科で治療が始まりました。
矯正の為に上下奥歯4本を抜き、その後3年間矯正装置を付けました。
咬み合わせは治療前と比べだいぶ良くなっていき、
19歳で装置が外れてリテーナー(就寝時のみ)になりました。
ところが、また歯が動いたせいか上下前歯のすき間が目立つように…。
矯正前よりは見た目から全然分かりませんが、
顎を少し上げるとすぐに分かるくらいのすき間です。
それから肩こりや首の痛みがひどくなりました。

矯正歯科の先生は治療当初のお話で、舌癖があるとおっしゃっていました。
確かに舌の位置が前歯や上下の歯の裏に触れていて違和感があります。
でもその当時、舌癖の治療は一切しておらず、
リテーナーに変わってからの相談もまともに聞いてくれません。
もしかして失敗なのでは?と不安が過りました。

この場合、ほかの矯正歯科に行って診てもらった方がよいのでしょうか?
舌癖がある場合、咬み合わせ治療とは別に治療を行うのでしょうか?

アドバイス・ご回答よろしくお願いします。

AIさん

はじめまして
尼崎市から朝井矯正歯科の朝井が答えさせていただきます。

丁寧な文章なので状況が良く分かりました。

さて、開咬は歯並びだけでなく舌癖など生活習慣も原因であることが多く難症例とされています。AIさんの場合、抜歯治療を行い一度は咬合も改善したのですから矯正治療としては成功していますよね。

また、舌癖の訓練は大人では困難な場合が多いです。なぜなら骨格が完成していますし成長も期待できませんよね。
一方で成長期の子どもで訓練しても個人差が多く確実に効果が得られるとは言いきれません。効果が得られたとしても舌の癖が再発することもあります。
つまり難症例なのです。

もし、AIさんが再発を我慢できないのであればはっきりその旨伝えましょう。もちろん料金は必要でしょうが再治療をしてくれると思いますよ。AIさんのことを一番知ってくれている担当医に自分の気持ちをしっかり伝えましょう。矯正歯科専門医院というのは患者さんのはっきりした意思を重視しますので・・・。

セカンドオピニオンを希望される場合は「日本臨床矯正歯科医会」という日本で一番古い矯正歯科専門開業医の団体がありますのでHPからお近くの開業医を検索できます。正しい知識を持った矯正医専門医の話を聞くことができます。

現状で私が答えられるのはここまでです。
あとは担当矯正医にはっきりした自分の意思を伝えましょう!

相談を投稿する