akiさん（北海道）の相談
カテゴリ：抜歯について
矯正を考えています。まず一度、矯正歯科に相談に行ってきました。
状態は、上が左右の2番の前歯が1番と3番の後ろにある状態ですが、隙間があり、2番の歯が前から見える状態、
下は、1番と3番の間は隙間がほとんどなく(1、2ミリ)1番と3番の間の後ろに2番の歯が隠れている状態です。
治療方針は、上は4番の歯を抜くとのことでしたが、下は、顎の骨も薄く、骨が下がることも考えられるため、後ろに隠れている2番の前歯を抜くということでした。
通常の矯正だと、4番を抜くのが一般的なようですが、下の2番を抜歯することによるデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
ご見解、今後のアドバイスをお願いいたします。
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- フォレスト矯正歯科クリニック
- （ 北海道 河東郡 ）
- 2010年09月30日23時51分
aki 様
はじめまして。フォレスト矯正歯科クリニックの大和です。
矯正治療で抜歯をおこなう場合、小臼歯（4、5番目の歯）を対象とすることがほとんどです。これは犬歯（3番目の歯）の歯が咬み合せや見た目にとって重要であるためです。
文面から上顎は左右の第一小臼歯（4番目の歯）、下顎は左右の側切歯（2番目の歯）を抜く計画であることがわかります。側切歯を抜くことについて不安を感じていらっしゃるようですが、利点と欠点を整理します。
利点としては、歯槽骨が薄いようなので歯の移動を最小限におさえ、歯槽骨への負担を減らすことができること。またakiさんの場合は下顎の4番目の歯を抜くより2番目の歯を抜く方が歯の移動距離が小さくなり、治療期間の短縮にもなると思われます。
欠点としては1番目の歯のすぐ隣に犬歯がくるため、形態修正の必要があるかもしれないことです。また犬歯が本来の位置より前にあるため、下顎を左右に運動させたときの歯のガイドがきちんととれるかどうかの確認が必要となることです。
しかし下顎の側切歯（2番目の歯）は先天欠如といって元々ない患者さんもいらっしゃいます。きちんと治療をおこなえば特に問題なく噛み合せを作ることはできます。
こうした不安を抱えている場合は、担当の矯正歯科医に再確認し、安心して治療を受けられることが望ましいと考えます。
akiさんが担当医を信用し、安心して矯正治療を終えることを願います。
はじめまして。フォレスト矯正歯科クリニックの大和です。
矯正治療で抜歯をおこなう場合、小臼歯（4、5番目の歯）を対象とすることがほとんどです。これは犬歯（3番目の歯）の歯が咬み合せや見た目にとって重要であるためです。
文面から上顎は左右の第一小臼歯（4番目の歯）、下顎は左右の側切歯（2番目の歯）を抜く計画であることがわかります。側切歯を抜くことについて不安を感じていらっしゃるようですが、利点と欠点を整理します。
利点としては、歯槽骨が薄いようなので歯の移動を最小限におさえ、歯槽骨への負担を減らすことができること。またakiさんの場合は下顎の4番目の歯を抜くより2番目の歯を抜く方が歯の移動距離が小さくなり、治療期間の短縮にもなると思われます。
欠点としては1番目の歯のすぐ隣に犬歯がくるため、形態修正の必要があるかもしれないことです。また犬歯が本来の位置より前にあるため、下顎を左右に運動させたときの歯のガイドがきちんととれるかどうかの確認が必要となることです。
しかし下顎の側切歯（2番目の歯）は先天欠如といって元々ない患者さんもいらっしゃいます。きちんと治療をおこなえば特に問題なく噛み合せを作ることはできます。
こうした不安を抱えている場合は、担当の矯正歯科医に再確認し、安心して治療を受けられることが望ましいと考えます。
akiさんが担当医を信用し、安心して矯正治療を終えることを願います。
