しんさんの相談
去年の一月ごろ前歯の隙間がコンプレックスで矯正治療を行っています。
治療開始から一年半後に一年間の留学をする予定があるので早めに治療を進めるように矯正開始前に頼みましたが、1年近く経過した今、前歯6本の歯の隙間は小さくなるどころかどんどん広くなってきています。また他のいろいろな要因もあり主治医の先生を信頼できなくなってしました。転院を考えています。先生は若い先生でクリニックの中でも唯一、日本矯正歯科学会の認定医や専門医などの資格を持っていません。
もともと先天性欠如歯がそれぞれ下奥歯から3番目の位置に2本ありましたが、主治医には乳歯はそのままにしていてもすぐに使えなくなるので矯正前に抜いてしまいましょうと言われました。
矯正で乳歯の周りの歯を広げて抜歯しやすいように4ヶ月乳歯の両サイドの歯を広げる治療をしましたが、抜歯当日、乳歯はすでに骨と同化していて抜歯できないことが判明しました。抜歯の先生は矯正の先生とは違う方だったのですが、急遽、歯茎を切って骨を削って歯を剥がすと言う大掛かりな手術をしました。乳歯の周りを広げていたこともあって空いた穴はとても大きなものでした。そのあと私はずっと矯正治療を使ってその隙間を埋めると考えていましたが、先生に確かめると、空いた隙間にはインプラントなどの補綴物を入れると言われました。私は自分の口にインプラントを埋めるなんて全く考えてもいなかったのでとても動揺してしまいました。そうすると治療方針の説明書と契約書にはしっかりそう明記してあると文書を見せられました。契約前に治療について大まかな説明してくれた人はその先生ではなく歯科衛生士?の方でその人は乳歯を抜いた後の隙間は矯正で埋められると思うと言っていたので、私はずっとそれを信じていました。そのあとメンテナンスのたびに何度も補綴物は入れたくないと先生に伝えていましたが、考えますと言ってずっと曖昧にされていました。しかも毎回次のメンテナンスの時には僕が言っていたことは全て忘れていました。矯正から10か月が過ぎた頃親ともよく相談してインプラントなどの補綴物を入れる気は全くない。と先生に伝えると、「それは難しい、できない。そんなにインプラントを入れたくないのなら乳歯を抜かずに矯正治療をすればよかったのに」と言い出しました。「乳歯は人によっては30年ほど持つ人もいる」ともいわれました。しかし、矯正治療を開始する際、先生は現在使える乳歯を生かす治療方法など一度も教えてくれませんでした。これは私の予想ですが、私の乳歯は骨と同化していました。もしかしたら一般の乳歯より長く使えるのではないかと思いました。もし乳歯を残したまま矯正治療をし、乳歯が使えなくなってしまった時はインプラントを入れたいと思いました。しかし、虫歯などがなくて健康な乳歯(骨と同化していた)ものを無理やり抜いて何十年もつかわからないインプラントを今の歳で入れるのには疑問しか残りません。私の乳歯は大掛かりな手術でもう抜いてしまったので戻ってきません。インプラントには色々な問題がありますし、知り合いの医者にも辞めた方がいいと言われていたので入れる気は全くありません。歯医者と言えど、医者には患者に対して考えられるすべての治療方法を説明して患者が納得した上で治療を開始する責任があるのではないでしょうか? 毎回のメンテナンスの際、僕がインプラントを入れたくないと伝えていたのを毎回スルーしていた事や乳歯が骨と同化していることをレントゲンなどの資料を見ても見抜けず無駄な4ヶ月を使って乳歯の周りを広げていたことなど、先生の技術に不信感しかありません。そんなこともあり、矯正開始から一年たった今でも前歯は全く揃わず隙間が大きくなりスキッパな見た目になってしまっています。大きな隙間が歯一本一本の間にあるので見た目がすごく悪く、最近はずっと笑えていません。もうすこしで海外に一年留学してしまうのに前歯がこの状態で一年過ごすのは絶対嫌です。ここ2、3ヶ月はワイヤーもほとんど変えずにメンテナンスを終えてお金だけ払わされ帰らされます。もちろん歯が動く痛みも全くありませんし、見た目もずっと同じままです。先生は信頼できませんし、転院を考えています。アドバイスをください、、、。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2020-01-17 13:26:00
まず、最初の段階で説明する人と治療計画を立案した人が違っていたんですね。組織の大きな歯科医院なんですね。そこがこの出来事の出発点だと思います。乳歯の周りを広げたのはインプラントを入れるためです。矯正歯科医はインプラントを入れるという事を説明係の女性は説明してくれたと思っていた。しかし、その女性はそれについて説明をしなかった。できなかった？
インプラントを入れるには最低でも５�个両貊蠅�必要です。乳歯を抜いてもその場所が足らない。そこで拡げたのだと思います。そしてインプラントを入れる場所ができたので乳歯を抜歯した。乳歯は癒着していたので骨と同化していて抜歯が大変だった。癒着している乳歯は長持ちするかは疑問です。今後も骨に侵食されて同化が進みます。何かの衝撃で折れてしまえばその歯の寿命は終わってしまいます。歯根がなくなってしまっているからです。
１年という治療期間が短い事を考えると始めから治療計画はインプラントだったはずです。乳歯の抜いた場所をすべて閉鎖するには１年は短いと思います。一般的な抜歯症例（小臼歯を抜歯）は２年から３年の期間が必要です。先天欠如の部分にインプラントを入れるだけの場所を作り、治療は終わる予定だったのでしょう。それがどういうわけか伝わらなかった。
インプラントを入れるか？帰国後にセカンドオピニオンを求めて他の歯科医院で治療するか？という事でしょうか。インプラントの事を心配されていますが、現在は問題ありません。１歯ない場合のもっともお勧めな治療はインプラントです。成績も非常によいです。
インプラントにすれば留学前にリテーナーになるのでしょうか？どちらにしてもご両親を伴ってしっかりとカウンセリングの時間をとってもらい今後の事を話し合う必要があります。
治療が成功する事を祈っています。
