seiraさんの相談
カテゴリ：抜歯について
永久歯抜歯による親知らずの代用と大臼歯の移動
はじめまして
全体の歯列矯正を予定しており、その中で虫歯で治療済みの永久歯を抜いて上顎の埋伏智歯(真っ直ぐ生えてきています)の利用と下顎の非抜歯治療を希望しています。
・幼少期の連続抜去(上のみ)により上顎が12本、下顎が14本
・下顎1〜3に叢生があり
・出っ歯ではなく右下2〜3に交叉あり
・下顎の左の奥歯の位置が右に比べて2mmほど前にあります
・水平埋伏智歯を抜歯したので素人目で左右2mmほどスペースがあるかなと思います
・左上6番感染根管再治療済み抜歯して7番8番の前方移動希望
・右上7番歯髄温存治療後、仮蓋状態。抜歯して8番前方移動希望
矯正歯科へ相談したところ
どちらも抜歯が必要な状態ではありませんが全体矯正を機に抜歯して親知らずの移動を考えていることを矯正歯科へ相談したところ
Aでは
1本抜歯しないと難しい
非抜歯でできなくはないけどそれをすると噛み合わせが反対になるし横顔が今より悪くなる可能性
上顎の抜歯について前方移動は可能
Bでは
1本抜歯になると思う
どうしても非抜歯がいいならアンカースクリューを使用して後方移動できる
上顎についてはどうしても抜歯しかない場合以外で噛み合わせの要である6番を抜きたくない。7番もできれば抜きたくない。
そして前方移動は難しい
2箇所に相談したところおっしゃっていることが正反対なのでどちらに行くか迷っています。
緊急ではないのに7番や噛み合わせの要である6番を抜くのはどうなんでしょうか?
よろしくお願いします。
-
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2020-10-05 20:25:00
読ませていただきました。
まずこの状態を理解させてください。連続抜去は上顎だけに施行したという事は上顎左右第一小臼歯がありません。そして下顎が叢生です。そこでもじ上下顎骨の位置関係に問題がなければ反対咬合になるのは理解できます。顎骨の位置が正常で歯の本数が違えば当然ですね。
水平埋伏歯の抜歯は前歯の歯並びに関係ないと思ってください。2�个箸いΔ里呂匹海�ら出てきたか？わかりません。
“左上6番感染根管再治療済み抜歯して7番8番の前方移動希望”これは難しいですね。下顎の第一小臼歯を抜歯すれば可能か？もしれませんが不可能ですね。反対咬合になります。7番、8番を6番の位置まで牽引します。しかも上顎前歯に影響なく。これはできません。ずでに上顎第一小臼歯がありません。上顎の1から５番までで7番、8番を第一大臼歯の場所すべてを埋めるまで牽引するのは不可能ですね。反対咬合になります。
“右上7番歯髄温存治療後、仮蓋状態。抜歯して8番前方移動希望”これはできそうですね。
重要な情報が1つ欠落しています。上下顎骨の前後的な位置関係です。これによって大きく返答は変化します。骨格にまったく問題がなければ上顎第一小臼歯がすでに抜歯されているのなら下顎も第一小臼歯を抜かなければなりません。しかし、上下の顎骨の位置関係が出っ歯（上顎前突）であれば条件は違います。
私が読んだ限りではAもBも同じ意見です。1本抜歯になるというのがどこの歯かわかりませんが、同じです。そして反対咬合になるというのは当然です。それでB医院のようにアンカースクリュウで強引に下顎前歯を後方に牽引すれば可能か？です。
2医院ともにseira様の意見をよく検討してくれています。しかし、できないものはできないと言いたいのだと思います。もし上下顎骨の前後的な位置関係が正常なら下顎も左右第一小臼歯を抜歯する必要があります。それを非抜歯で言われて苦しい回答になっていると思います。抜歯非抜歯は矯正歯科医が検討した結果提示します。それを患者様が納得して頂けるか？です。はじめから非抜歯でと言われると苦しい答になります。できませんと言いたいのだと思います。言い過ぎたらごめんなさいね。
治療が成功する事を祈っています。
まずこの状態を理解させてください。連続抜去は上顎だけに施行したという事は上顎左右第一小臼歯がありません。そして下顎が叢生です。そこでもじ上下顎骨の位置関係に問題がなければ反対咬合になるのは理解できます。顎骨の位置が正常で歯の本数が違えば当然ですね。
水平埋伏歯の抜歯は前歯の歯並びに関係ないと思ってください。2�个箸いΔ里呂匹海�ら出てきたか？わかりません。
“左上6番感染根管再治療済み抜歯して7番8番の前方移動希望”これは難しいですね。下顎の第一小臼歯を抜歯すれば可能か？もしれませんが不可能ですね。反対咬合になります。7番、8番を6番の位置まで牽引します。しかも上顎前歯に影響なく。これはできません。ずでに上顎第一小臼歯がありません。上顎の1から５番までで7番、8番を第一大臼歯の場所すべてを埋めるまで牽引するのは不可能ですね。反対咬合になります。
“右上7番歯髄温存治療後、仮蓋状態。抜歯して8番前方移動希望”これはできそうですね。
重要な情報が1つ欠落しています。上下顎骨の前後的な位置関係です。これによって大きく返答は変化します。骨格にまったく問題がなければ上顎第一小臼歯がすでに抜歯されているのなら下顎も第一小臼歯を抜かなければなりません。しかし、上下の顎骨の位置関係が出っ歯（上顎前突）であれば条件は違います。
私が読んだ限りではAもBも同じ意見です。1本抜歯になるというのがどこの歯かわかりませんが、同じです。そして反対咬合になるというのは当然です。それでB医院のようにアンカースクリュウで強引に下顎前歯を後方に牽引すれば可能か？です。
2医院ともにseira様の意見をよく検討してくれています。しかし、できないものはできないと言いたいのだと思います。もし上下顎骨の前後的な位置関係が正常なら下顎も左右第一小臼歯を抜歯する必要があります。それを非抜歯で言われて苦しい回答になっていると思います。抜歯非抜歯は矯正歯科医が検討した結果提示します。それを患者様が納得して頂けるか？です。はじめから非抜歯でと言われると苦しい答になります。できませんと言いたいのだと思います。言い過ぎたらごめんなさいね。
治療が成功する事を祈っています。
