ぽんさんの相談

カテゴリ:その他

矯正治療で元々なかった隙間が出来た

  • 投稿者 ぽん さん [30才 男性 ] 2023/04/20/ 13:02
  • カテゴリー 歯列矯正 その他 治療中
  • お悩みの歯 上あご左1番 上あご左2番 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番

もうすぐ終了予定ですが、元々なかった隙間が全体的にちらほら出来て悩んでいます。
隙間が出来たのは早い段階で気づいていましたが、治療を進める事でそこも埋めるものだと思っていました。
ところがもうすぐ終わるということなので、隙間のことを話したところ未成年では起きないが、成人してると歯茎が下がり稀に隙間が出来る人がいるとのこと。
解決策としてIPRをすると説明を受けました。
しかしこれを行っても完全に塞がる事はないそうで、他では歯茎を移植するしかないとも説明を受けました。

ここで質問です。
説明された事は事実なのでしょうか?
何か技術的な不足やミスなどで起こったものではないのでしょうか?
隙間が空いてるのは根本の方です。
説明を受けた解決策も適切なのかわからないです。

一応捕捉です↓
矯正治療前に指示の元8本抜歯をしました。
毎日ssサイズで歯間ブラシを通しているのですが、止めた方がいいのでしょうか?


長文失礼しました。
よろしくお願いいたします。

質問にお答えします。
ご心配な隙間はブラックトライアングルと言われる歯茎の隙間です。
これは矯正によって歯が綺麗に並ぶと、歯の形と歯槽骨のもともとの高さの影響で発生します。
おおげさにいうと歯の形が3角形なので、ならぶと歯茎に3角形の隙間が見えてしまいます。初診時の状態から歯周病などでもともと全体的に歯槽骨の高さが低い方は矯正後にどうしてもブラックトライアングルができてしまいます。また、歯がもともとすごく重ねっているところは骨も吸収されているので、歯が並ぶとそこの骨が足りない部分がが顕著になってきます。
先生がおっしゃってることは事実で、技術的なミスではまったくなく、どの先生がやってもそうなったと思います。もともとコツレベルが低い方は防ぎ用がないです。そもそも年齢や歯周病、強い歯ブラシ、歯ぎしりなどのなんらかの理由で歯を支える骨の土手が下がっていたことや歯が大きく重なってたことが原因ですので、矯正力が原因ではないですし、病的な状態でもありません。髪の量が少ない方が、短髪にしたら地肌が見えてしまったような状態に近いです。成人を過ぎるとどなたにでも歯が並んだことによってできるリスクがあり、解決策としては審美的改善の目的でIPRをしてなるべくその隙間を小さくするか、歯の根元に歯の色をした樹脂を盛って目立たなくするか、もしくはそこの箇所を清潔に保って自然治癒力にまかせるかになるかと思います。自然治癒力も年齢や歯周病などの影響をうけるため絶対良くなるとは言えないです。自然治癒を期待するなら個人的には歯間ブラシはやめてフロスにした方がよいかなとは思いましたが、使用されているのがssサイズのものなので大差ないかもしれません。箇所が限定的なら歯茎の移植も有効かもしれません。矯正に関係なく年齢とともに歯茎が下がり見えてくる隙間でもあるので、日頃から歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどで汚れをとりながら、その歯茎の隙間が大きくならないように心がけることが重要だと思います。担当医の失敗や病的な状態でもないですので、諦めるか、気になるのであれば担当医に上記のようななるべく目立たなくする策をもう一度ご相談されるのが良いかと思います。

  • ぽん(30歳 男性 )
  • 2023年04月21日22時58分
他の専門とされてる方の意見が聞けて少し安心しました。
回答頂きありがとうございます。
参考にさせて頂き、担当医を信じて治療していこうと思います。


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