tktkさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

大人になってからのオープンバイト

大人になってからオープンバイトと言われました。
30歳頃までは前歯も噛み合っていましたが、ここ数年での変化です。
矯正歯科のカウンセリングでは、抜歯をして口元を下げる方法と、非抜歯でアンカースクリューを使用する方法(抜歯ほど口元の改善はない)を提示されました。
先生曰く、検査前なこともあり、どちらの方法が最善かは微妙なところだそうです。

大人になってからの変化でも抜歯をするのは口元改善のためだけでしょうか?
気づかなかっただけで、もともとの骨格も噛み合わせが悪かったということでしょうか?
口元の改善と歯を残すのはどちらを優先させた方がよいなどありますか?

素人の考えでは30年噛めていた位置に戻すのに抜歯?というところに疑問が出てきたので質問させていただきました。
ご回答よろしくお願いします。

tktkさん はじめまして
さわだ矯正歯科西院クリニックと申します。

現状のレントゲンやお口の中を拝見しておりませんので、推測も交えご回答させていただきます。
噛んでいた時の状況がわかりませんが、全くガタガタは無かったのでしょうか。非抜歯でアンカースクリューを用いる場合でも開咬と口元の改善は可能ですし、歯を抜いても可能かと思われます。しかしながら、どちらの場合でもガタガタを治すのでしたら、30年間噛んでいた位置とは噛む位置は異なるかと思われます。しかしどちらにせよ、適切な咬合は獲得できるかと思います。
しかしながら、もう一つ気になるのはたった3年で発現した開咬かと思います。成人後に急に前歯で噛めなくなる場合、奥歯の詰め物入れ歯による噛み合わせの変化や下顎頭の変形や吸収等が考えられます。そういった骨格的な問題が発現している場合もありますので、担当される先生とよく話された上で治療をされた方がいいかと思われます。
  • tktk(33歳 )
  • 2023年11月20日07時23分
さわだ先生

ご回答いただき、ありがとうございます。
歯のガタガタは下の前歯に少しあります。いつからあったものかはわかりません。
ここ数年で奥歯の詰め物を治したりはしていませんが、夜間マウスピースをつけるようになりました。
骨格的な問題は30歳から現れることもありますでしょうか?
また、非抜歯でも抜歯でもできる状態で抜歯をしてしまったら(抜歯なら上下4本と言われました)、隙間が必要以上にできるのではないかとも思うのですが、いかがでしょうか。

お手隙でしたらお返事いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
tktkさん、ご連絡ありがとうございます。
マウスピースに関しまして、1番奥の歯まで覆っていますでしょうか。また、装着した状態での噛み合わせはどうでしょうか。マウスピースで開咬が発生するパターンのっチェックポイントが上述した2つかと思います。特に、奥歯が覆われていない場合奥歯が出てきて開咬になる事はたまにあります。

骨格的な成長は30代ではありませんが、先だってご説明させていただいたように顎の関節の骨が吸収してしまう可能性があり、それが原因で前歯が噛めなくなる原因となる事がままあります。

抜歯して隙間が残る事もありますが、アンカーを使用しない抜歯の場合、奥歯が僅かに前に動きますのでスペースが余るといことはよほど動かす量が大きくなければ大丈夫かと思います。

ご参考にしていただけましたら幸いです。

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