ゆきゆきさん(神奈川県)の相談

カテゴリ:装置・治療法

8歳娘についてご相談させていただきます。現在上下2本永久歯に生え変わり、その横の歯が斜めに生えたり後ろに生えたりしています。
ある矯正歯科を訪ねると、でこぼこより開咬が問題といわれ、上下四本生えそろったら、まずは舌突出癖を治し、その後二次矯正と説明がありました。
別の医院では、とにかく早急に夜間のみ装着する床矯正を始め、歯を並べてから、噛み合わせは二次矯正で治しましょう。との説明でした。舌癖については指摘なしでした。
また別の医院では、急速拡大装置を早急に装着し、骨ごと拡げていくのが先決です、との説明でした。
矯正については覚悟を決めたのですが、医院によって時期や方法が異なるので、困惑しております。先生方のご経験より、少しでもアドバイスいただけたらとても有り難く思います。どうぞよろしくお願いいたします。
※相談室規約により一部を修正いたしました(運営部)

  • ゆきゆきさん[神奈川県 36才 女性]
  • ひらの先生、丁寧なアドバイスをどうもありがとうございました。

    お話のとおり、どの方法でもその先生のベスト、なのですね。。
    あまり説明のない医院や、いきなりお金の話をする医院に行く度に不信感ばかりが募っておりましたので、とても前向きになれました。

    あごの成長期に開始するからこそ、効果的な治療があるのですね。

    床矯正を厳しく批判される先生がいらしたので、否定的になっていましたが、先生のお話でとてもよくわかりました。

    もっと勉強して、娘の信頼できる先生を見つけて通いたいと思います。

    お忙しい中を、どうもありがとうございました!!

    どうもありがとうございました。
    ゆきゆき 様


    ご質問ありがとうございます。
    現在8歳の女の子とのことですね。

    ご記入頂きました文章から現在のお口の状況、噛み合わせを
    お察しすると、
    1.ガタガタが前歯にある。
    2.顎の幅が狭い。
    3.舌突出癖があり開咬である。
    と思われます。

    先生によりさまざまなお考えがあり、
    どの方法がベストかといいますと、
    カウンセリングなさった先生の
    どの方法もその先生のベストであります。

    私の考えとしまして、治療の優先順位を考えていきますと、
    まず現在8歳とのことですので、
    成長期の今の時期しか出来ないことから優先させていきます。

    まず顎の成長に関わるもの→顎の幅を拡げる(床矯正)、
    舌の癖を治す→舌のトレーニングを早い段階で行い、
    ガタガタ等、細かい噛み合わせの修正は、
    顎の成長が終わっても十分に間に合いますので、
    小学6年生あるいは中学生に入って顎の成長が落ち着き、
    舌の癖も落ち着いたころに
    第二段階の矯正(歯にワイヤーをかけるワイヤー矯正)
    を行うことアドバイスさせて頂くと思います。

    矯正治療は、山登りと一緒で頂上に到着する道のりは、
    さまざまで治療方法もざまざです。
    いろいろなお話しがあり、困惑されるかと思いますが、
    良く十分に担当の先生とお話し頂き、
    ゆきゆき様がご納得されてから矯正治療をされることが
    望ましいと思います。
    もしご不明な点などございましたら、
    いつでもご相談頂けましたら幸いです。

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