ねこさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

顎変形症の治療

こんにちは。矯正のことで質問があります。
私は子供の頃から咬合で悩んでいます。
具体的な症状は受け口(割としゃくれていますが、下の歯が内側に傾いているため一応噛み合ってはいます)と歯ならびのズレ、そしておそらくそこから来たであろう顎のズレです。
歯ならびについては図にチェックを入れた左下2番の歯が生まれつき欠損しているため、隙間を埋めるように左下1,3,右下1,2がずれてきています。

以前、かかりつけの歯医者さんに矯正歯科の先生がいらした時に矯正の相談をしたところ、顎変形症が認められれば保険適用で手術を伴う治療を受けられる可能性があると言われました。
そこで質問なのですが、顎変形症と歯ならびのズレの治療は同時にできるのでしょうか?またできたとして、治療期間が長くなったりはしますか?受け口と顎のズレはできるなら一刻もはやく手術をしたいと思っています。

ねこさん、こんにちは。京都 くす矯正歯科 楠 です。
だいぶとお悩みのことと思います。
基本的には術前矯正として手術前に1〜2年ほど歯列矯正をしてから手術をして受け口と顎のずれを治しますので、同時では無理ですね。一度、お近くの矯正専門医員にご相談ください。
  • ねこ(19歳 女性 学生 )
  • 2015年11月06日15時08分
ご回答ありがとうございます。悩みについてご理解いただき大変嬉しいです。
術前矯正については存じ上げております。が、内向きに傾いた歯を外側に向ける(いわゆる手術直前の“受け口最強状態”にする)矯正と、歯並びをずらす矯正は同時に行えるのか、疑問に思い質問させていただきました。
つまりこの2種類は別々に行うのが一般的ということでしょうか?
何にせよ、近いうちに矯正歯科を受診しようと思います。
ねこさん、おっしゃるとおりです。
別々に行います。
はじめまして、ねこさん。
顎のしゃくれも含めて歯の並びとともに改善するには、外科的矯正法といって矯正治療と外科手術を組み合わせて治療計画を立てる必要があります。顎のしゃくれを治すには、一旦受け口の状態にあらかじめ矯正治療しておいてから顎骨の離断手術と移動した状態で顎骨を固定することになります。手順的には、検査→術前矯正→入院手術→術後矯正→保定の流れになります。
自分だけで悩んでいるよりは自立支援・顎口腔機能施設に指定されている矯正歯科でご相談ください。
下の日本矯正歯科学会のHPで
http://www.jos.gr.jp/facility/
を参考にして 医療機関のリストを参照されると便利かと思います。

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