(東京都 38歳 女性 主婦のQ &A)

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先日矯正治療の相談に行くとまだ生えていない親不知3本の抜歯と、虫歯になっている第4歯とその上の歯の合計5本抜歯の上の矯正になるといわれました。歯並びがガタガタのため矯正を考えているのですが出来れば抜歯したくありません。
先日矯正治療の相談に行くと、まだ生えていない親不知3本の抜歯と、虫歯になっている第4歯とその上の歯の合計5本抜歯の上の矯正になるといわれました。歯並びがガタガタのため矯正を考えているのですが、出来れば抜歯したくありません。重なった歯のところが虫歯のために矯正の話がでました。親不知は絶対に抜歯が必要でしょうか。また、親不知が大学病院でないと抜歯できないところにあるようです。

[東京都 38歳 女性 主婦]

多くの方が抜歯に必要以上の恐怖を抱いているように思われます。
『歯並びがガタガタ』というのは、俗に言う「乱杭歯」の状態と推測されますが、その原因となっているのが「歯の大きさと顎の大きさの不調和」である事を考えますと、狭い顎に多くの歯が萌えている現在の状況のほうが不自然と言えます。
『出来れば抜歯したくありません』の理由が全身性疾患による抜歯の禁忌であればそれこそ大学病院のような所でコントロールされて抜歯される事をお勧めしますし、上記のような特殊な理由がなければ抜かない理由は存在しません。
『絶対』とは言いませんが、親不知を残して矯正治療を終了した場合にせっかく綺麗に並んだ歯並びを歯肉に埋まっている親不知が後ろから押して来て台なしにする可能性はあります。
矯正治療の結果を無駄にしないためにも抜歯は強くお勧めします。