抜歯と非抜歯矯正 抜歯治療との違い(山形県 17歳 女性 学生のQ &A)

カテゴリ:抜歯と非抜歯矯正 抜歯治療との違い

矯正する際に歯を抜くか抜かないか選択肢があるんですが、歯を抜かないと出っ歯になるといわれました。でも他の所では抜くとマウススペースが狭くなるから止めた方がいいといわれました。個人差はあると思うのですが一般的にどちらがいいのですか?又どちらが多いのですか?
矯正する際に歯を抜くか抜かないか選択肢があるんですが、歯を抜かないと出っ歯になるといわれました。でも他の所では抜くとマウススペースが狭くなるから止めた方がいいといわれました。個人差はあると思うのですが一般的にどちらがいいのですか?又どちらが多いのですか?

[山形県 17歳 女性 学生]

抜歯と非抜歯矯正 抜歯治療との違い

抜歯か、非抜歯か? それは矯正の永遠のテーマと言っても過言ではないかもしれません。
あたかも「削らないでむし歯を治せる歯医者がいる」とか、「あそこは痛く無い」等と同じくらいある意味患者様の治療選択時の意思決定に心を揺らす甘い言葉が溢れるのも事実です。患者様のみならず歯科医師も抜かずに治せるならばそれがベストと思っているのです。

抜歯あるいは非抜歯が論じられるのは「歯の並び得るスペース」に対して「並べたい歯の横幅の合計」が大きすぎる場合です。たとえば、本来は大人6人掛けの長椅子に6人の大人が座れば問題ないのですが、子供用6人掛けの長椅子(顎が小さい)に大人6人が座るには無理がありますよね?それでも座ろうとするから互い違いに座ったり(でこぼこの歯並び)、あるいは全員が半分お尻をはみだすように座る(出歯)になる訳です。

質問者の方がおっしゃるように歯と顎の大きさに不調和がある(ディスクレパンシー要因)場合は『歯を抜かないと出っ歯になる』傾向はあります。
たとえ『抜くとマウススペースが狭くなる』としても、歯と顎の調和が大事と考えますので迷った場合は抜いたほうが良い場合が多いですね。 無理に抜かないで治して出歯になり、あとから患者さんご本人の御希望により抜いて再治療した症例は多々あります。これでは二度手間なわけです。

必ずしも抜かないまでも、ディスキングといって、1本づつ、歯の両サイドをコンマ何ミリ削って歯の横幅の総和を小さくする手法もありますが、これも一長一短ですので安易に選択しないようにしましょう。

すべては不調和量と前歯の位置関係で相対的に決まる事なので、単にドクターの見た目だけのお話ではなく、その点の精密検査(スタディーモデルとセファロ(頭部X線規格写真)の分析)をしっかり受けた上で御希望を言ってみて下さい。

もちろん、「○○歯科矯正医院が良いですよ」とは言えない決まりではありますが、上記の検査を受ける場合は少なくとも「日本矯正歯科学会認定医」、「日本矯正歯科認定指導医」または「日本臨床矯正歯科医会会員」のドクターが常勤でいるような医院をお勧めします。



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