知っておきたい矯正歯科治療

矯正歯科治療と言えば歯に銀色の装置をつけて動かしているイメージがあると思います。 
矯正歯科治療と一言で言っても、色々な矯正歯科治療の方法があります。 ご自身のライフスタイルや口の状態にあった矯正歯科治療を選択しましょう。

外科矯正

矯正歯科治療は治療期間が長いイメージがあるかもしれません。それが、最後までできるかな?と躊躇してしまう要因の一つではないでしょうか。
外科矯正は、一人ひとりの歯列にあった技術を組み合わせることで、治療がより早く終了する場合もあります。

1. コルチコトミー

コルチコトミーは、歯を支えている土台(歯槽骨)に切れ目を入れます。
切れ目を入れることで、血流が良くなり、代謝が上がります。そして、骨の再生が促され、歯が動きやすくなります。

コルチコトミーは、ほかの矯正歯科技術(ブラケット矯正の場合が多い)を組み合わせることが必要です。
すべての矯正歯科治療に対応しているわけではなく、コルチコトミーを必要としない矯正歯科治療もあります。
矯正歯科医師とよく話し合いましょう。

歯が並ぶイメージ
  • コルチコトミー
    ▲ 歯の移動前
    歯を支えている土台に切れ目を入れます
  • コルチコトミー
    ▲ 歯の移動後
    切れ目はなくなり土台もしっかり安定します

コルチトミーの手術は2時間程度の処置です。
麻酔を行い、手術では顎の骨を部分的に筋状の切れ目を入れていきます。

Check!

手術中、麻酔はしていますが、振動や音はガタガタと多少響くことがあります。
麻酔が切れた後は痛みや腫れが出ることがありますので、その場合は歯科医師の判断により薬が処方されます。
その後ブラケットなどの矯正装置を着けて、歯並びを綺麗にする治療をしていきます。

2. インプラント矯正

インプラント矯正

インプラント矯正とほかの矯正技術を組み合わせることが必要です。

インプラント矯正とは、直径1、2mmほどの小さなネジ(矯正歯科治療用のインプラント)を顎の骨に打ち込み、これを支点にして歯を引っ張っていきます。
そのため、小さなネジを埋め込む外科手術が必要になります。

奥歯に向けて引っ張ったり、歯を抜く必要のある矯正歯科治療の場合でも、インプラント矯正治療を用いることで歯を抜かなくてよくなる場合があり、従来の矯正歯科治療の幅をより広げることが可能です。

インプラント矯正
Check!

埋め込んだ矯正歯科治療用のインプラントの周りを清潔にしていないと、感染を起こし炎症をもたらす場合があります。