塩さんの相談

カテゴリ:効果

下顎後退症について、外科手術ありの場合と矯正治療のみの場合の正面の顔の印象の違い

はじめまして。
私は下顎が後退しているタイプの出っ歯なのですが、手術で下顎を前に出して治すパターンと、アンカーインプラントを使った矯正治療のみで治すパターンの2通りが選べると診断されました。
そこで質問なのですが、上記2通りでは治療後の顔の印象にどのような違いがあるのでしょうか?
歯科医院の方でシミュレーション写真は見せていただいたのですが横顔のものしかなく、正面の印象についてはわかりませんでした。
教えて頂ければ幸いです。

読ませていただきました。

まったく違う結果です。アンカーインプラントを埋入しても下顎は前方に移動する事はありません。上下の顎骨の位置関係に変化はありません。

下顎骨が後退している事を気にされているのなら手術による改善をお勧めします。

どういった事を治したいか?によります。

治療が成功する事を祈っています。
  • 塩(21歳 女性 会社員 )
  • 2019年08月23日20時14分
回答ありがとうございます。
上記質問のアンカーインプラントはアンカースクリュー の間違いでした。念のため訂正しておきます。

全くと言っていいほど違うのですね、ご意見参考になりました。
私が診断された治療法は、SMAPというプレートタイプのスクリューを埋め込み治療する方法と、下顎枝矢状分割法(SSRO)で下顎のみを5mm前に移動する治療法なのですが、具体的にはどのような差があるのか教えていただくことは可能でしょうか?
もちろん個人差はあると思うのですが、概ね共通する変化はどのようなものか気になります。
歯科医院の方では横顔のEラインが整うと説明され、シミュレーション写真を見てもそのような差はあったのですが、私はどうしても横顔ではなく正面から見た顔の印象がどうなるかの方が気になってしまいます。
そして所詮シミュレーションだということはわかっているのですが、SSROを選択した際の横顔の写真が、私には顎がのっぺりと下に伸びて愛嬌の無い顔になっているように見え、これなら矯正治療のみの顔の方が印象が良いなと思ってしまいました。
相談に伺った歯科医院さんにもその旨を聞いてみたのですが、どちらを選んでも正面から見た印象に特に大きな差は無いと思う、SSROにした方が仕上がりは良くなるが。と回答されました。
また、噛み合わせや口腔閉鎖の困難についても担当する先生方によって意見が異なり、矯正治療のみだと前歯も引っ込まず何も変わらない、矯正治療のみでもSSROでも治療可能、矯正治療のみで改善は可能、手術は特に必要ないのでは、など様々なので現在ものすごく混乱しています。
矯正歯科は美容整形ではないし、大変おこがましいことは重々承知ですが、お金も時間もかかる事なので、自分にとってより良い方法を選択したいと考えています。
その為に専門の方にご意見をいただきたい次第です。
長々と失礼しました。よろしくお願い申し上げます。
ご返信ありがとうございます。

まずアンカースクリュウですが特別な物とはお考えにならにでください。塩様の悩んでいるのは一般的な矯正治療と外科矯正の違いです。

アンカースクリュウは骨の中に簡単に言えば釘を埋入してそこから歯を牽引するための装置です。一般的な矯正治療とさほど変化はありません。その先生のやり方です。歯科医にとってはそこから引っ張ればよいので楽です。効果は上顎の前歯の内側への移動です。日本人の多くの上顎前突は実際には下顎後退です。矛盾した感じを受けるかもしれません。結局、上顎前歯の後方への傾斜と移動ででの改善か?下顎骨の根本的な前方移動で治療するかでは結果はまったく違います。

正面像ですが、正面から見ればそれほど変わらないかもしれません。お顔が正面から左右非対称であれば別です。下顎だけの手術は下顎の非対称性があれば治ります。

横顔に重点をおけば手術をお勧めします。デメリットはやはり全身麻酔での手術を受けるという辛さです。

顎変形症という診断で行えば育成・更生医療機関であれば保険の適応症になる可能性もあります。リンガルブラケットを使用すると保険からははずれます。

シュミレーションですが私は行っていません。軟組織の厚みの違いとかで完全に再現できないからです。不自然なお顔のイメージになるからです。

参考にして頂けると幸いです。上顎前歯が前方に傾斜しているような上顎前突であれば矯正だけでも効果はあります。

治療が成功する事を祈っています。

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