のりこさん(東京都)の相談
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先日親不知を抜歯するか否かで歯科で頭の周りをぐるりとまわるパノラマ?とかいうレントゲンを撮りました。今まで、歯科でレントゲンを撮る際には必ずマントみたいなものを体にかけて撮っていたと思います。しかしその医院ではなにも掛けずにレントゲンを撮りました。
普通このような事はあるのでしょうか?
ここ1ヶ月の間、数件の歯科で診断をしているために何枚ものレントゲンを撮っています。
体に及ぼす影響はどうなのでしょうか?教えてください。
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- 伊東歯科矯正歯科医院
- ( 香川県 高松市 )
伊東歯科矯正歯科医院
http://www.ito-dc.org/
こんにちは、伊東歯科矯正歯科医院の伊東です。
病院や医院では、病気を見つける時や診断のためレントゲンを使いますが、結論から言いますと歯科で用いたパノラマレントゲンは、安全であると言えます。これは、鉛のエプロンを掛けていない場合もです。
臨床的に放射線を被曝しても、なんら障害の症状が現れないという線量は、250ミリシーベルトです。歯科で用いたパノラマレントゲンの場合を例にとりますと約0.043ミリシーベルトの局所被曝です。ですから後になって現れる障害をも含め心配ないと言えます。さらにデジタルレントゲンでしたらさらに少ない被爆です。他の例をあげますと集団検診の胸のレントゲンで0.3ミリシーベルト、胃では4.1ミリシーベルトです。レントゲンを撮影しなくとも、私たちは宇宙から大地からまた体内から合計142ミリシーベルトの被爆を受けています。
医療従事者は被爆量を少なくする義務があります。希望を言われて鉛のエプロンを掛けるのもよい方法です。エプロンを掛けなくとも安全であることは理解していただけたのではないかと思います。
http://www.ito-dc.org/
こんにちは、伊東歯科矯正歯科医院の伊東です。
病院や医院では、病気を見つける時や診断のためレントゲンを使いますが、結論から言いますと歯科で用いたパノラマレントゲンは、安全であると言えます。これは、鉛のエプロンを掛けていない場合もです。
臨床的に放射線を被曝しても、なんら障害の症状が現れないという線量は、250ミリシーベルトです。歯科で用いたパノラマレントゲンの場合を例にとりますと約0.043ミリシーベルトの局所被曝です。ですから後になって現れる障害をも含め心配ないと言えます。さらにデジタルレントゲンでしたらさらに少ない被爆です。他の例をあげますと集団検診の胸のレントゲンで0.3ミリシーベルト、胃では4.1ミリシーベルトです。レントゲンを撮影しなくとも、私たちは宇宙から大地からまた体内から合計142ミリシーベルトの被爆を受けています。
医療従事者は被爆量を少なくする義務があります。希望を言われて鉛のエプロンを掛けるのもよい方法です。エプロンを掛けなくとも安全であることは理解していただけたのではないかと思います。