しょうたろうさん(愛知県)の相談

カテゴリ:

  • 投稿者 しょうたろう さん [19才 男性 ] 2006/10/27/ 23:33
  • カテゴリー

はじめまして。ブラケットにワイヤーを通して一週間ほど経ちました。他の矯正した人の話を聞くと、歯にゴムをつけて動かしたり、装置が取れた後にトゥースポジショナーというリテーナーとは別物?のようなものを付けたりなど、ブラケット、ワイヤー、リテーナー以外の矯正器具を付けるかどうかは患者の症例によって違ってくるのでしょうか?自分は前歯抜歯で、その隙間を利用して全体的に歯を前に移動させる治療法なのですが、その場合は今後治療していくうえでゴムなどが付くのでしょうか?また、歯は後方よりも前方に動いていく性質があるということを小耳にはさんだことがあるのですが、それは本当ですか?ということは、矯正が終了した後も、後戻りする可能性は少なくなるということになるのでしょうか?いろいろごちゃごちゃしててすいませんが回答お願いします。

高木歯科医院
http://www.takagi-shika.com/

はじめまして、高木 歯科の院長 高木 建治です。
スペースが足らなくて抜歯をして矯正をする場合、ほとんどの場合ゴムは必要になります。
また、おっしゃるとおり、歯は空隙が前方にある場合、前に傾いていきます。傾きかたは、平行移動ではなく傾斜移動です。ですから、傾斜した場合、傾きを起こしてやる必要があります。
また、矯正後はどのような場合でも後戻りはします。そのため、後戻りを防止するために、トゥースポジショナーというリテーナー等の装置を必ず2年間ほど装着していかなければなりません。リテーナーを使うか、トゥースポジショナーを使うか、また、他の保隙装置を使うかはケースバイケースですし、ドクターの好みによっても違って来ます。
抜歯した場所に後ろの歯を移動させ、歯は前方移動する性質があるので、一見、後戻りをしないように思われますが、矯正して、直立させた歯が、後戻りで傾斜していきます。そのため、やはり何かしらの後戻り防止装置(保隙装置)は必要となっていきます。
18才とまだ若いので、顎の骨がまだ固まりきっていませんので、保隙装置は一般的には2年間、夜のみ装着というケースが多いです。

相談を投稿する