マリーさんの相談
カテゴリ:歯列矯正
3番を抜歯し、その位置に4番がくるように歯を移動したため、舌が4番の歯に当たり歯形がついてしまいます。噛み合わせは問題なく、健康な歯を削るのはもったいないと言われたため放置していましたが、違和感があるため質問させて頂きました。
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- みやもと矯正歯科医院
- ( 奈良県 北葛城郡 )
- 2025-09-22 09:40:00
お答えさせていただきます。
3と4は形が全く違うので、舌感が異なることは気になりますよね。
お察しします。
私たちが咬合を構築していくときに、犬歯誘導とグループファンクションという概念を考えます。
簡単に言うと、ご飯を食べるなどの歯の動きをする時に、上下の犬歯同士が少し触れることで、顎をどこまで動かしていいのかを誘導してくれています。
これを犬歯誘導と言います。
しかし、上下の歯列のうちどちらかの3を抜歯して、反対側は4を抜歯しているのであれば、犬歯誘導が取れません。
こういう時に犬歯同士ではなく、臼歯と犬歯を協力させて咬合させるという噛み合わせがグループファンクションと言います。
この噛み合わせが出来ているのであれば咬合的には問題ないと考えられます。
しかし、マリーさんが気にされているのは、舌の違和感とのことなのであれば、担当医と補綴、または小臼歯の咬頭を徐々に、削って丸めるということを選択肢にお話したほうが良いかと思われます。
一度しっかりとお話されて、グループファンクションを取れていなければ補綴、ただし、健康な歯を削らなければいけないというリスクがあることは承知の上にはなりますが。
グループファンクションを取れているのであれば、小臼歯の咬頭を削る。
この2つを考えてみても良いではないでしょうか?
3と4は形が全く違うので、舌感が異なることは気になりますよね。
お察しします。
私たちが咬合を構築していくときに、犬歯誘導とグループファンクションという概念を考えます。
簡単に言うと、ご飯を食べるなどの歯の動きをする時に、上下の犬歯同士が少し触れることで、顎をどこまで動かしていいのかを誘導してくれています。
これを犬歯誘導と言います。
しかし、上下の歯列のうちどちらかの3を抜歯して、反対側は4を抜歯しているのであれば、犬歯誘導が取れません。
こういう時に犬歯同士ではなく、臼歯と犬歯を協力させて咬合させるという噛み合わせがグループファンクションと言います。
この噛み合わせが出来ているのであれば咬合的には問題ないと考えられます。
しかし、マリーさんが気にされているのは、舌の違和感とのことなのであれば、担当医と補綴、または小臼歯の咬頭を徐々に、削って丸めるということを選択肢にお話したほうが良いかと思われます。
一度しっかりとお話されて、グループファンクションを取れていなければ補綴、ただし、健康な歯を削らなければいけないというリスクがあることは承知の上にはなりますが。
グループファンクションを取れているのであれば、小臼歯の咬頭を削る。
この2つを考えてみても良いではないでしょうか?
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- 名古屋西矯正歯科クリニック
- ( 愛知県 海部郡 )
- 2025-09-22 09:54:00
状況を整理すると「犬歯(3番)を抜歯し、小臼歯(4番)がその位置に移動 → 舌が4番に当たり、舌に歯形がつく → 噛み合わせに大きな問題はないが違和感が残っている」ということですね。
考えられる原因
歯の形態の違い
本来3番(犬歯)は尖頭があり、丸みを帯びていますが、4番(小臼歯)はやや咬頭が鋭く、舌に触れやすい形状をしています。
舌の位置や習癖
歯並びが変わったことで、舌が新しい位置に触れやすくなり、違和感や歯形が残りやすくなっている可能性があります。
対応方法の選択肢
1.経過観察
時間とともに舌が慣れて違和感が減っていくケースがあります。
2.最小限の形態修正
健康な歯を大きく削る必要はありませんが、舌に当たる部分を「ほんのわずかに丸める」程度なら、機能を損なわずに改善できる場合もあります。
3.補綴的処置
舌に優しい形にレジン(樹脂)などを一部追加して調整する方法もあります。
4.舌のリハビリ.習癖改善
舌のポジションや話し方、飲み込み方の改善で違和感を減らせることもあります。
「健康な歯を大きく削る必要はない」という先生の方針は正しいと思います。
ただし、違和感が強く日常生活に支障があるなら、少しだけ丸めてもらう。樹脂で滑らかにしてもらうなどの選択肢を相談してみると良いです。
考えられる原因
歯の形態の違い
本来3番(犬歯)は尖頭があり、丸みを帯びていますが、4番(小臼歯)はやや咬頭が鋭く、舌に触れやすい形状をしています。
舌の位置や習癖
歯並びが変わったことで、舌が新しい位置に触れやすくなり、違和感や歯形が残りやすくなっている可能性があります。
対応方法の選択肢
1.経過観察
時間とともに舌が慣れて違和感が減っていくケースがあります。
2.最小限の形態修正
健康な歯を大きく削る必要はありませんが、舌に当たる部分を「ほんのわずかに丸める」程度なら、機能を損なわずに改善できる場合もあります。
3.補綴的処置
舌に優しい形にレジン(樹脂)などを一部追加して調整する方法もあります。
4.舌のリハビリ.習癖改善
舌のポジションや話し方、飲み込み方の改善で違和感を減らせることもあります。
「健康な歯を大きく削る必要はない」という先生の方針は正しいと思います。
ただし、違和感が強く日常生活に支障があるなら、少しだけ丸めてもらう。樹脂で滑らかにしてもらうなどの選択肢を相談してみると良いです。
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- 医療法人信成会 戸渡歯科診療所
- ( 京都府 長岡京市 )
- 2025-09-22 11:35:00
マリー様。
医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。
現状からの最善は舌ざわりに影響しない限度で4番を削るのが妥当かと考えます。
ただし、歯を削るのには歯髄壊死のリスクもありますので限界はあります。
ご参考になれば幸いです。
医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。
現状からの最善は舌ざわりに影響しない限度で4番を削るのが妥当かと考えます。
ただし、歯を削るのには歯髄壊死のリスクもありますので限界はあります。
ご参考になれば幸いです。