きんちゃんさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
表側のワイヤー矯正を始めて約3年になります。現在、仕上げの段階ですが、以下の点が気になっています。
前歯の噛み合わせの隙間: 奥歯で噛んで「イー」とした時に、上下の前歯の間に隙間があり、しっかり噛み合っていない。(左側のみ)
前歯の高さ: 上の前歯の高さが左右で揃っていない。(左側が低い(歯が短い??))
現在、四角形のゴム掛けを左右とも行っています(上下の3・4番の間と4・5番の間)。このゴム掛けは1年以上続いていますが、サボりがちな為長引いていると思われます、、
先日「次回問題なさそうなら型取りをして、その次に装置を外す」というお話がありましたが、この状態で本当に終わっていいのか不安です。
【相談】今から心を入れ替えて1ヶ月間しっかりゴム掛けをすれば、次回までに型取りができるレベルまで隙間が埋まる可能性はありますか?
また、型取りをしてもリテーナーが完成するまではワイヤーを外さないと言われました
ということはブラケットをつけたままで型取りをする事になりますよね
その状態で取った型からリテーナーを作るのは一般的ですか?
YouTubeなどで見る際は、取った後に型取りをしている様な気がしています
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- 札幌MA矯正歯科
- ( 北海道 札幌市 )
- 2026-01-08 17:43:00
ご相談ありがとうございます。
矯正治療もいよいよ大詰めを迎え、装置を外すのが楽しみな反面、細かな部分が気になり不安を感じていらっしゃるのですね。担当医から「型取り」の話が出る時期は、治療の最終確認を行う大切なタイミングですので、専門的な視点から回答いたします。
上下の前歯の間に隙間があり、しっかり噛み合っていない状態は、一般的に「開咬(かいこう)」と呼ばれます。開咬は改善した方が望ましいですが、前歯が当たりすぎるのも歯や歯周組織に負担をかけるため、上下の接触バランスが非常に重要です。現状のバランスが適切かどうかは、実際に診察をして咬合状態を確認する必要があります。
また、前歯の高さが左右で揃っていないとのことですが、歯の形そのものに左右差があったり、歯肉のライン(高さ)に左右差がある場合は、矯正治療だけで高さを完璧に揃えづらいケースもあります。この点は、解剖学的な限界もありますので、担当医と改めてよく相談してみてください。
ゴム掛けは、患者さんの協力度が治療結果に直結するほど重要です。
「エスカレーターを逆向きに歩いている状態」を想像してみてください。
・歩いている間(ゴムを装着している間)は、目的地(理想の噛み合わせ)に向かって進みます。
・休んでいる間(外している間)は、エスカレーターの動きによって元の位置まで戻されてしまいます。
装着時間が1日12時間だとすると、「12時間分動いて、12時間分戻る」ということが繰り返され、なかなかゴールに辿り着きません。良い治療結果を得るためには、1日20時間以上の装着を目指して頑張ってください。
「次回問題なさそうなら型取りをして、その次に装置を外す」とのことですから、あと少しの所まで来ていると思います。
ブラケットをつけたまま型取りをすることも良くあります。
・ブラケットをつけたまま型取りをする場合
多くの医院で採用されている方法です。ブラケットがついた状態で型を取り、模型上で装置の部分を削除して、リテーナーを作製します。これにより、ワイヤーを外してからリテーナーが完成するまでの数日間、「歯が全く固定されていない期間」を作らずに済むため、後戻りのリスクを最小限に抑えられます。
・装置を外した後に型取りをする場合
装置を外した当日にリテーナーを装着する必要があります。このためには、院内に技工士などの専門スタッフが常駐しており、即日で装置を仕上げる環境が整っている必要があります。
矯正治療もいよいよ大詰めを迎え、装置を外すのが楽しみな反面、細かな部分が気になり不安を感じていらっしゃるのですね。担当医から「型取り」の話が出る時期は、治療の最終確認を行う大切なタイミングですので、専門的な視点から回答いたします。
上下の前歯の間に隙間があり、しっかり噛み合っていない状態は、一般的に「開咬(かいこう)」と呼ばれます。開咬は改善した方が望ましいですが、前歯が当たりすぎるのも歯や歯周組織に負担をかけるため、上下の接触バランスが非常に重要です。現状のバランスが適切かどうかは、実際に診察をして咬合状態を確認する必要があります。
また、前歯の高さが左右で揃っていないとのことですが、歯の形そのものに左右差があったり、歯肉のライン(高さ)に左右差がある場合は、矯正治療だけで高さを完璧に揃えづらいケースもあります。この点は、解剖学的な限界もありますので、担当医と改めてよく相談してみてください。
ゴム掛けは、患者さんの協力度が治療結果に直結するほど重要です。
「エスカレーターを逆向きに歩いている状態」を想像してみてください。
・歩いている間(ゴムを装着している間)は、目的地(理想の噛み合わせ)に向かって進みます。
・休んでいる間(外している間)は、エスカレーターの動きによって元の位置まで戻されてしまいます。
装着時間が1日12時間だとすると、「12時間分動いて、12時間分戻る」ということが繰り返され、なかなかゴールに辿り着きません。良い治療結果を得るためには、1日20時間以上の装着を目指して頑張ってください。
「次回問題なさそうなら型取りをして、その次に装置を外す」とのことですから、あと少しの所まで来ていると思います。
ブラケットをつけたまま型取りをすることも良くあります。
・ブラケットをつけたまま型取りをする場合
多くの医院で採用されている方法です。ブラケットがついた状態で型を取り、模型上で装置の部分を削除して、リテーナーを作製します。これにより、ワイヤーを外してからリテーナーが完成するまでの数日間、「歯が全く固定されていない期間」を作らずに済むため、後戻りのリスクを最小限に抑えられます。
・装置を外した後に型取りをする場合
装置を外した当日にリテーナーを装着する必要があります。このためには、院内に技工士などの専門スタッフが常駐しており、即日で装置を仕上げる環境が整っている必要があります。

