りゅうさん(埼玉県)の相談
カテゴリ:
- 投稿者 りゅう さん [30才 女性 主婦] 2008/04/26/ 01:37
- カテゴリー 治療前
5歳の男の子で受け口です。先日、矯正歯科に相談に行ったところ、ムーシールドによる治療をすすめられました。
その後、その話を友人にしたところ、ムーシールドは顎自体の矯正にはならない、歯が出る(出っ歯?)だけらしいとの話を聞きました。ネットでもいろいろ調べたのですが、出っ歯になるというような情報は見当たらなく困惑しております。
ご意見を聞かせてください。
宜しくお願いいたします。
-
- やまぐち矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 さいたま市南区 )
- 2008年04月30日10時05分
りゅうさん、はじめましてこんにちは、やまぐち矯正歯科クリニックに山口大輔です。ご相談拝見いたしました。
まず、ムーシールドについてですが、出っ歯になるということはないと思います。ただ、ご友人がおしゃるように、あごの矯正ではありません。
矯正装置にはいろいろな種類があり、それぞれの装置に特徴があります。
まずはお子さんがどうして受け口になっているのか、骨格性(上下のあごのバランスが悪いため)なのか、歯性(下の前歯が出ているもしくは上の前歯が下がっている)なのか、(前者に関しては遺伝の傾向が強く現れます)によって治療の方法が大きく変わってきます。
ムーシールドの場合、唇の力を抑えることで機能的に、前歯の反対を治すような治療です。
一番気をつけていただきたいのは、ムーシールドを使い反対が治ったとしても、安心できないということです。歯性の反対咬合であれば、そのまま落ち着くこともありますが、もしお子さんが骨格性の反対咬合であった場合、成長が著しくなる時期(背が伸びる時期)に再び反対になってきてしまうことがあります。
ご相談に行かれたのは、矯正専門医でしょうか?専門医の先生の判断であれば、大丈夫だとは思うのですが、私がお顔やお口の中を拝見したわけではありませんので断言はできません。
追加でご質問があれば、お受けいたします。お気軽にどうぞ。
まず、ムーシールドについてですが、出っ歯になるということはないと思います。ただ、ご友人がおしゃるように、あごの矯正ではありません。
矯正装置にはいろいろな種類があり、それぞれの装置に特徴があります。
まずはお子さんがどうして受け口になっているのか、骨格性(上下のあごのバランスが悪いため)なのか、歯性(下の前歯が出ているもしくは上の前歯が下がっている)なのか、(前者に関しては遺伝の傾向が強く現れます)によって治療の方法が大きく変わってきます。
ムーシールドの場合、唇の力を抑えることで機能的に、前歯の反対を治すような治療です。
一番気をつけていただきたいのは、ムーシールドを使い反対が治ったとしても、安心できないということです。歯性の反対咬合であれば、そのまま落ち着くこともありますが、もしお子さんが骨格性の反対咬合であった場合、成長が著しくなる時期(背が伸びる時期)に再び反対になってきてしまうことがあります。
ご相談に行かれたのは、矯正専門医でしょうか?専門医の先生の判断であれば、大丈夫だとは思うのですが、私がお顔やお口の中を拝見したわけではありませんので断言はできません。
追加でご質問があれば、お受けいたします。お気軽にどうぞ。