当院の矯正治療について
治療に使用するワイヤーは、温度形状記憶合金やチタンの合金等を使用しております。このため、一般的なワイヤーに比べて痛みが少なく、歯やその周りの組織により適切な力が掛かります。一般的には3〜4週の間隔でご来院いただくところを4〜8週の間隔でのご来院となります。さらに、治療期間には差が出ないシステムです。
治療費について
治療費は定額制となっております。診断時に治療終了までの総費用をご提示いたします。治療期間中に来院毎の処置費用、保定装置の費用等が別途に発生することはありません。
大人の矯正治療
矯正治療は、成長期であるお子さんの間だけの治療(お子さんの間でなければ治療ができない)というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、年齢による制限はありません。
歯と歯肉が健康な状態であれば大人の矯正は十分、可能なものなのです。
歯並びや噛み合わせ、お口の中の衛生状況など気になられた時が治療をスタートするのに適した時期と考えていただければよろしいかと思います。
◆美しいEライン(エステティックライン)
矯正治療を行なうことで、歯並びだけでなく、美しいEラインを描きます。美しいEライン(鼻先とアゴを結んだ線の内側に唇がある)は美しい横顔につながります。
※治療結果は、患者様によって個人差があります。
◆矯正装置について
当院では、一般的な全面銀色の矯正装置は使いません。目立たない透明の矯正装置か、正面からはほとんど見えない裏側からの装置を使用します。
一般的な全面銀色の装置 | 見えない裏側からの装置 | 透明な目立たない装置 |
こどもの矯正治療
お子さまの成長にあわせて顎の骨は、発達して大きくなりますが、歯は生える前にすでに歯の大部分が出来上がっていますので、その後大きさが変化することはありません。このため、顎の大きさと歯の大きさがアンバランスですと、歯が歯列内に並ばず、後から生えてくる歯は外側や内側にはみ出してしまいます。このことからも、歯が歯列内(正しい位置)に並ばない原因は、顎と歯の大きさのアンバランスにあることがお分かりいただけると思います。
では、お子さんの歯並びが悪いと感じたら、いつ治療を始めればよいのでしょう。
(お子さんの矯正を始めるのに適した時期はいつなのでしょうか。)
◆お子さんの歯並びが気になられた際のチェックポイントはどのようなものでしょうか。
症例によって異なりますが、
- あごの大きさと、歯の大きさのバランスが悪いケース
- 前歯等が反対に噛みあっているケース(受け口、反対咬合)
- 出っ歯
などの場合、早期に治療を始めれば永久歯に生え替わった時には治療が必要なくなるケースもあります。現在の状況(状態)をより早く把握していただくことも大切ですので、ご自分で判断されずに直接矯正担当医を訪ねてご相談されることをお薦めします。また、矯正を始めたお子さんは思春期と時期がかさなる場合も多いので、精神的にもご家族の方の協力も必要です。
私どもの医院では、お子さんが快適に通院できるよう、ご予約はできるだけお子さんだけの治療時間帯に入れるようにしています。
矯正治療例
CASE1 こどもの矯正治療(反対咬合)
治療前 | ||
治療後 | ||
※治療結果は、患者様によって個人差があります。
CASE2 大人の矯正治療(乱ぐい歯)
治療前 | ||
裏側からの装置で治療中 | ||
治療後 | ||
※治療結果は、患者様によって個人差があります。