みんみ99530さんの相談

カテゴリ:費用と保険について

口唇口蓋裂の歯の矯正

  • 投稿者 みんみ99530 さん [61才 女性 主婦] 2020/01/07/ 11:42
  • カテゴリー 成人矯正 費用と保険について 治療済
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご右3番 上あご右4番 上あご左1番 上あご左2番 上あご左3番

61歳の女性です。生まれた時に口唇口蓋裂があり、口唇、口蓋共に手術を何回もして表面上傷は目立ちますが、これ以上の手術は望んでおりません。ご相談したいのは上の前歯についてです。私の子供時代は今ほど矯正術が発達しておりませんで、ガタガタの前歯を、その当時出始めたセラミックで、17歳の時に歯を抜いたり削ったりして矯正?しました。30年してセラミックの歯の中が虫歯になったので、初めのブリッジを壊して、7本を2本の歯の柱をブリッジで渡してセラミックの歯を入れました。その時に口唇口蓋裂だと保険が適用されるとかされないとかいう情報が全く無かったので、保険は使わず全額自費で賄いました。それから14年。セラミックと歯茎の間に隙間ができ、タ行などの発音が難しくなり、もしかしたらまた歯の中が虫歯になっているかもしれませんので、また歯の矯正時期かなとは思っています。ただ費用が百万円以上かかりそうですし、この先10年余先にまた矯正と考えると、費用的に無理なような気がします。元々は口唇口蓋裂の為矯正するしかなかった訳で、保険適用で治らないかと思って相談させて頂きました。回答をよろしくお願い致します。

読ませていただきました。

以前は手術の技術などがまだ発展途中で大変な思いをなさったと思います。みんみ様が記載しているのは矯正治療というよりは補綴(ほてつ)と言ってブリッジなどの修復の事を言われています。歯を動かす矯正治療ではありません。そこで現在の歯の位置、さらにセラミックなどの被せている物を考慮すると、ご面倒だとは思いますが、歯科の大学病院へ行かれて相談される事をお勧めします。矯正歯科医院だけでは現在装着しているセラミックのブリッジなどの対応ができません。大学病院でしたら矯正歯科も補綴科もあります。ブリッジなどは補綴科の範囲になります。通うのが大変だと思いますが、一度行かれてアドバイスをお聞きになる事をお勧めします。口蓋裂は矯正治療は保険の適応になります。被せてある物が保険の適応になるか?も含めてお聞きになるとよいです。

治療が成功する事を祈っています。
  • みんみ99530(61歳 女性 主婦 )
  • 2020年01月08日17時00分
当日のうちにご回答頂けるとは思いませんでした。ありがとうございます。重ねての質問で、申し訳ございません。

20代に大学病院形成外科での手術を終えました。手術をして下さった先生がご逝去され、大学病院との繋がりは全く無くなってしまいました。当方神奈川県に住んでおります。神奈川県或いは東京で補綴科があり、口唇口蓋裂の治療を得意としている大学病院を教えて頂ければ幸いです。紹介状も持っておりませんが、何も持たず訪ねても、診て頂けるものなのでしょうか。現在かかっている街の歯医者は保険の事など教えてくれず、次はセラミック、柱とする歯が虫歯で使えなくなっていたらインプラントと言います。患者側に立った治療と思えず、歯医者で大学病院を紹介して貰うのも無理なような気がします。お手数ではございますが、教えて頂ければと存じます。
形成外科は医学部の大学病院ですね。横浜市立大学などは口蓋裂の形成では有名でした。歯学部は神奈川歯科大と鶴見大学歯学部の附属病院があります。どちらの病院でもよいと思います。また都内に行けばさらにいくつもの大学病院があります。東京医科歯科大学の矯正科は2科あります。1つは口蓋裂などを扱う科だと記憶しています。現在は長い難しい診療科名になっていますが、以前は通称第2矯正と呼ばれていました。歯科大学は全国に29しかありません。しかし、都内にはいくつもあります。昭和大学歯学部なんかもよいかもしれません。医学部に併設された歯学部は一般的に先天的な疾患に強い傾向があります。それは医学部で出産してすぐに歯学部と連携して治療ができるためです。

どちらにしても都内、神奈川県にはこうした大学病院が多くある地域です。大学病院は通うのはめんどうですが、根気よく通われる事をお勧めします。口蓋裂の患者様のインプラントですが骨の量がどれほどあるかによって可能かどうかという事もあります。今は骨移植などをするのが一般的です。

大変ではありますが、頑張って通ってください。よい先生に出会う事を祈っています。

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