アイクルさんの相談

カテゴリ:セカンドオピニオン

骨性癒着について

2014から2017年まで叢生の矯正治療を受けていました。治療が完了してから一年ほどは何事もなかったのですが2019年になってから前歯の位置の違いが目立ちはじめたので、矯正歯科を受診しました。そこで上顎の前歯の一本だけが他の歯よりも下顎よりも遠い位置にあり、乳歯の生え変わりの時に前歯を強くぶつけたこともあったため骨性癒着かもしれないと言われました。
また骨性癒着であることを確認するのは難しいのでもう一度矯正をやってみて、歯が動くかどうかで判断するしかないと、そして骨性癒着の場合には難しい手術が必要と診断されました。
質問したいことは2つありまして、一つは骨性癒着かを矯正を行う前に判断することができるかどうかです。ネットで調べみるとレントゲンで判断が出来ると言った趣旨のものもあったため治療前に自分が骨性癒着か知れるのでは?と思ったので疑問に思いました。もう一つは骨性癒着の治療法に関してです。現在高校生の自分が選択できる治療としてどのようなものがあるのかできるだけ多くの選択肢を知りたいです。一度は諦めたもののやはり前歯で目立つので質問させていただきました。

読ませていただきました。

その歯は外傷の既往がありますか?原因不明の事もあります。

骨性癒着はCTを撮影すればわかります。完全ではありませんがかなりの確率でわかります。ただしCTは矯正専門歯科医院では持っていません。これはインプラントをおこなう歯科医院なら設備しています。

骨性癒着は大変珍しいので担当医歯科医が骨性癒着に出会った事があれば判断できる可能性が高いです。癒着歯は歯を叩くとカンカンと金属音がします。隣の歯と明らかな違いがあります。

もっとも確実なのは担当医が言っていた動くかしてみる事です。骨性癒着している歯は動きません。

骨性癒着歯は将来抜歯になります。歯根が骨に吸収されてしまいます。その場所を矯正治療で閉鎖できるか?もし閉鎖できなければインプラントという事になります。

治療が成功する事を祈っています。
  • アイクル(16歳 男性 学生 )
  • 2020年06月23日22時44分
ご丁寧な回答ありがとうございます。
CTを設置している歯科医にも足を運びたいと思います。
二つ気になった点があるのですが、骨性癒着の治療として、歯根が骨に吸収される場所を矯正治療で閉鎖するというものは、叢生の矯正治療とは異なるものと考えてよいのでしょうか。
また診察を受けた矯正歯科で何の治療もしないという選択肢を提案されたのですが、骨性癒着の場合はやはりいずれは治療が必要になるのでしょうか。
言葉が足らなくてすみませんでした。もし骨性癒着であればその歯はいずれは抜歯になります。そこで抜いた後の場所を矯正治療による歯の移動で閉鎖できるのがもっともよいです。インプラントなどの人工的な物が必要ありません。

そのままにしておくというのは保存できだけそのままにしておく、ダメになるまでそのままという事です。どれだけ存在しているかは歯によります。すぐに抜けてしまうわけではありません。

治療が成功する事を祈っています。
  • アイクル(16歳 男性 学生 )
  • 2020年06月24日13時02分
重ね重ねありがとうございます。
インターネットで調べても分からなかった疑問が解けてすっきりしました。治療も安心してできます
ありがとうございました。

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