困ってますちゃんさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

矯正治療をこのまま継続したほうが良いか?

子供が小学4年から現在中学二年まで矯正治療をしております。上下とも顎が小さいらしくまず第一段階の治療は、ネジで上あごのみを少しずつ広げていく装置を付け、出来る範囲いっぱいまで広げたのですが顎が狭いわりに歯が大きいらしくこれ以上広げられないと判断され、左右共4番を抜歯し歯並びを揃えるため歯一本一本にチップを付けワイヤーを装着する治療に変わりました。わが子の歯は右上が1.2.4.5の順に生えており3番は5番の内側に生えてきてました。この3番と5番を4番抜歯後、チップとワイヤーで歯並びを移動させながら途中でゴムを使って少しずつ入れ替える治療を去年の11月頃から今年の3月まで並行して行っていたのですが担当していた先生が退職してしまうタイミングでゴムとワイヤー、チップを外され、その際説明された内容はゴムで少しずつ位置を回転させようと試みたが下の歯との咬み合わせが良い感じに合ってきてしまい現段階移動中ではあったが3番と5番が重なっている状態で咬み合わせが安定してしまっているので今の段階では3番と5番の位置を入れ替えない方が良い。そして来年中学3年で受験準備もあるし、治療を経過観察に変え、下の歯も顎が小さいわりに歯が大きいので左右4番を共に抜歯しその状態で右上3番と5番を入れ替える治療を一緒にしないと上下綺麗な歯並びに治療できない。そうなると高校一年生から治療再開すると大人治療代金となるため今までの小児代金と値段が全然違うが…と言われてしまいました。確かに小児矯正と大人矯正の値段はずいぶん違いました。我が家も裕福な生活をしている家庭ではないので「高校になってからでないと治療が再開できないと言われても困ります。上顎の分の代金は支払っているので上の3番と5番の治療だけでもなんとかならないか…?」と言ったのですが高校生になってからの治療代を25パーセント値引きすると言う事で中学生のうちはもう治療を経過観察だけで治療をストップするようなニュアンスのようです。これからの治療方針をそのまま信じていいのか納得できないというか…。上顎左右4番を抜歯し結果、左はいい感じに並んだのですが右の方は2番の隣りが少し隙間が出来ている状態で3番(外側)と5番(内側)移動途中の重なっている状態で高校になってからまた、下顎の左右4番を抜歯して歯並びを移動させながら上顎も一緒に治療を再開させると言われても今現在、上顎の移動が未完成で且つ2番の隣が少し空いている状態に落ち着いてしまいこのまま高校まで治療中断で高校になってから再開したところで下顎左右4番を抜きながら上顎も再開させると言っているがその言葉を信じて高額治療をしてもまた咬み合わせが移動中合ってきたのでこれ以上出来ないと又、言われてしまうのが不安で信じることが出来ません。子供も4年治療してきて2種類の装置を経験し友達にもからかわれた時期も経験しているので今回のドクターからの説明を一緒に側で聞いていて精神的に参ってるようです。子供はもうこのままで十分だと言っておりその気持ちも痛いほど分かります。通院中担当してたドクターが今年の3月で退職し、院長に担当が替わったものの院長も困っていて面倒になり、もういいです…と患者側があきらめることを待っているのでしょうか?短く文が作れず長文ですみません。
歯の状態のところがクリック選択できませんが相談内容分かってもらえてますでしょうか?

読ませて頂きました。大変困っている事がよく伝わってきます。

まずは通われているのは矯正専門歯科医院でしょうか?それなら退職した先生を院長先生が充分に補えるはずです。そうでなくて一般の先生の所に月に1度とか来ているだけなら、それは矯正のアルバイト的な先生です。そういった事はよくあるのですが、治療の責任の所在が見えなくなってしまいます。矯正歯科専門医院でしたらスタッフや他の先生も専門的な知識があるので問題はないと思います。

一つ問題は金額的な事ですね。その歯科医院では小児矯正と成人の矯正を分けています。これが最近トラブルが多いような気がします。そもそも小児矯正は歯の萌出誘導(生え替わりを治す程度)の物です。小児矯正だけで治療が終わると言う事は私の経験上はほとんどありません。永久歯になってからが重要です。最終的にはブラケットを装着して治療をしないときれいな歯並びにはなりません。ところが最初の登竜門としては料金を安くすると入りはすくなりますが、成人矯正治療は必ず必要です。

費用が可算されますが最後まで行ってください。最初は歯列を拡大したけれどだめだったから抜歯になったというのは最初の治療計画通りには行かなかったと言う事です。すべての症例が最初の治療計画通りには行きませんが、実はこれは矯正歯科医にとっては避けたい事です。広げたけれどだめで今度は抜いて場所を作る。広げた事が無駄になってしまう可能性があるからです。拝見していないので状況はわかりませんが、小児から矯正治療を始めると抜歯を避ける事が出来る可能性は増します。そこで拡大したと考えられます。しかし、抜歯になる事も実際には多くあります。この場合はすべて成人矯正となります。

私どもアイ矯正では小児矯正と成人矯正では分けていません。結局ブラケットを使用した成人矯正に移行する事が分かっているからです。その時期に中断すればそれ以前に行っていた事が無駄になるからです。

院長先生が信頼の出来る先生であれば小児矯正を無駄にしないためにも成人矯正を行ってあげてください。最終的にお子様の治療が成功する事を祈っています。
  • 困ってますちゃん(47歳 女性 主婦 )
  • 2016年10月20日11時22分


私たち家族の悩みに真摯に返信して頂き有り難うございました。子供が通院している医院は一般もしていますが院長紹介欄に床矯正研究会+顎咬合学会+咬合療法研究会+保田矯正塾 会員と明記され、この医院近辺では小児矯正では口コミで有名な医院です。子供が通い始めたころは院長先生ともう一人、週2回子供の矯正と一般治療共掛け持ちして治療に当たってたようです。子供がお世話になった退職した先生は現在は自宅から車でですが通えることはできる場所で開業しているようです。そして小児歯科一般と小児矯正(一期治療が終わっている2期治療のみの診療だけ)をしているようでプロフィールを見る限り、小児発達歯科分野の博士号を取得している方のようです。今まで治療してた先生のところに転院し高校から再開し継続の方が良いかも悩んでいましたが…院長先生は矯正の色々な会員になっていたようですが、今まで治療していた先生は矯正の専門知識の勉強中だったそして矯正歯科を1にうたっていない先生だったんだと…。
下の歯と嚙み合っていない右上3番の歯と2番の歯の隙間3mm程だけでも移動してもらうことは難しいのでしょうか。
後は高校になってから我が家の貯蓄額がどうなるか考えながら検討したいと思います。図々しく申し訳ありませんが是非今回追加で明記した悩みのアドバイスを頂ければとても有難いです。
やはり一度、矯正歯科専門歯科医院へセカンドオピニオンをお聞きになる事をお勧めします。矯正歯科は1か月に1度の治療です。土曜や日曜も対応してくれる医院が多いです。お子様と行かれてみてください。わかる範囲でアドバイスしてくれるはずです。費用は初診料金だけです。これが一番はっきりすると思います。

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