まるさんの相談

カテゴリ:時間と期間

上下の前歯裏側につけたワイヤーについて

先日約5年通っている矯正歯科で前歯の裏側にワイヤーをつけらもらい、そしてつけ外しが出来る器具をもらいました。その説明の時、器具は2年ほどで外れ、歯の裏側のワイヤーは一生つけてもらい、その後も定期的に通ってもらうと言われました。

矯正を行った人はみんな同じなのでしょうか?
正直、最初の説明では長くて5.6年治療をすると言われただけで、その後も定期的にワイヤーの状態を見たりクリーニングをするために通ってもらうとは言われなかったので両親と共に驚いています。

できることなら、定期的に通うためのお金も考えて歯の裏側のワイヤーもなくなると嬉しいです。専門の方の意見を聞かせてください。

歯周病とはどういう物かを知ると、お若くても定期検診は歯周病を守る意味で、全国民の方に必要かと思います。保定に関してですが、結論から言いますと、ワイヤー矯正の方、マウスピース矯正の方それぞれに必要です。近年の学会では、後戻りを予防するために保定装置は、色々タイプが有りますが、外してしまう自然保定だと、しばらく安定していても数年経つと磨耗が起こり安定とともに下顎前歯の切端が、上顎前歯の裏に当たるようになります。ところが日本人の上顎前歯の裏側がシャベル状になっていて、そのシャベル状の形態に下顎前歯の切端が誘導され、回転が起こりやすくなります。その意味でもずっと継続して保定装置は入れた方が良いでしょう。せっかくですから綺麗になった歯並びを、これからも保定で長期安定できるように維持し、歯周病もケアーしてみましょう。おそらく保定費用は1日100円ぐらいでしょう。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

矯正治療で歯を動かし終わって矯正装置を外した後というのは、歯並びを維持する保定期間というものに入るのが一般的です。

相談者さんの場合も歯を動かす期間が終わって、保定期間に入ったとすれば特におかしい所はないと思われますが、詳しいことはわかりませんので何とも言えないと思います。

矯正治療以前の段階で、矯正治療の流れについて説明不足があり、保定期間の説明が足りなかったようですので、矯正担当ドクターに改めてよく説明してもらった方が良いと思います。ご検討下さい。

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