ゆゆさんの相談
カテゴリ:症状の悩み
矯正中の前歯を下げるとき
私は抜歯矯正をして7ヶ月ほど経過しました。途中まで犬歯を下げて隙間が大きくなってきたので9月の末頃からループワイヤーを使用して前歯を下げる段階になりました。犬歯のみを下げるようになったためか、前歯4本のみ噛み合わせが深い過蓋咬合のような歯並びになっています。
前歯4本はやや斜めっており、それを真っ直ぐするのが先なのかわかりませんが噛み合わせが深いため真っ直ぐにできるのか、前歯を下げられるのか不安です。自分調べですが噛み合わせが深い場合は奥歯に高さを出して噛み合わせを高くするものだと思っていたので、成人式も1月にありますし、大丈夫なのか不安になり相談させていただきました。画像を送るようなことは出来ないのでしょうか?
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- マロニエ矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 草加市 )
- 2025-10-15 18:23:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。
抜歯矯正をしていて咬み合わせが深くなってきたことが不安ということですね。
画像の送信機能はなく、文章の内容的に側面部の歯だけにブラケットがついているのか全体的についているのかはわかりませんが、抜歯矯正で歯を後退させると咬み合わせが深くなっていくものです。
最終的には適切な歯並び・咬み合わせにしていきますが、途中で咬み合わせが深くなってきたら咬み合わせを浅くする処置でリカバリーします。
そして、咬み合わせが浅くなったらまた歯を後退させて、咬み合わせが深くなって、リカバリーして、の繰り返しでえっちらおっちら進めるのが矯正治療というものです。
咬み合わせが深くなりやすい方法となりにくい方法がありますが、選択は歯科医師次第です。
お調べになった奥歯に高さを出すバイトアップという処置は過蓋咬合の根本的な解決方法ではなく、ワイヤーを調整して浅くするのが一般的です。
今の治療のやり方のまま進めていくとドンドン過蓋咬合は悪化していくでしょう。
担当の歯科医師がどのタイミングでリカバリーするつもりかですが、最終的に治ればいいものなので、早急に過蓋咬合を改善して欲しいのであれば担当歯科医師に進言しましょう。
特に成人式の時点である程度良い見た目にするのであればあまり時間が無いのですぐにやらないと間に合いません。この返信を見たらすぐに担当歯科医師に連絡をしましょう。
矯正治療というのものは治療が進むにつれてだんだんと見た目が良くなっていく、咬み合わせが良くなっていくものではなく、一度見た目も咬み合わせも悪くなって、最後に良くなるものです。
なので、治療途中の見た目・咬み合わせは重要でないので、患者さん側から言わない限りは歯科医師の思うような治しやすい治し方で治していくことになります。
見た目咬み合わせを重視しながら治療をすると非効率であったり治療期間が延びたりするので、重視する先生と重視しない先生がいます。
今現在、過蓋咬合であったとしても最終的には理想的な仕上がりにもっていってくれると思いますが、矯正治療の知識・経験が著しく低い、もしくは手抜きをする先生の場合は、見た目も咬み合わせもイマイチのまま終わらされてしまうこともあります。
気になることがある場合は気にせずに担当の先生に聞いてみた方が良いと思いますし、納得のいく回答が得られない場合はセカンドオピニオンなどもあります。
成人式の日にブラケットを一時的に外すのか外さないのか、成人式の日に合わせて見た目が良い状態にするのかしないのか、についても早々に話し合っておくべきと思います。
参考までに、当院では有料ですが成人式当日や前撮りの日に合わせて矯正装置を外すことが出来ますし、優先的に前歯の並びを綺麗にしますし、歯が無いすきっぱの部分に仮歯を入れたりレジンで埋めたりして、可能な限り最高の見た目の状態で写真撮影を迎えられるようにしています。
それも急に治すのは不可能で、逆算して当日に向けて準備をします。
また、それをやるのは治療上は遠回りになってしまうので患者さんが希望しない場合はやりません。
成人式を良い見た目で迎えたい、という患者さんの希望が歯科医師に伝わっていなければ特別に対応はしないのが普通なので、まだ伝えていないのであれば担当の先生に伝えた方が良いでしょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えします。
抜歯矯正をしていて咬み合わせが深くなってきたことが不安ということですね。
画像の送信機能はなく、文章の内容的に側面部の歯だけにブラケットがついているのか全体的についているのかはわかりませんが、抜歯矯正で歯を後退させると咬み合わせが深くなっていくものです。
最終的には適切な歯並び・咬み合わせにしていきますが、途中で咬み合わせが深くなってきたら咬み合わせを浅くする処置でリカバリーします。
そして、咬み合わせが浅くなったらまた歯を後退させて、咬み合わせが深くなって、リカバリーして、の繰り返しでえっちらおっちら進めるのが矯正治療というものです。
咬み合わせが深くなりやすい方法となりにくい方法がありますが、選択は歯科医師次第です。
お調べになった奥歯に高さを出すバイトアップという処置は過蓋咬合の根本的な解決方法ではなく、ワイヤーを調整して浅くするのが一般的です。
今の治療のやり方のまま進めていくとドンドン過蓋咬合は悪化していくでしょう。
担当の歯科医師がどのタイミングでリカバリーするつもりかですが、最終的に治ればいいものなので、早急に過蓋咬合を改善して欲しいのであれば担当歯科医師に進言しましょう。
特に成人式の時点である程度良い見た目にするのであればあまり時間が無いのですぐにやらないと間に合いません。この返信を見たらすぐに担当歯科医師に連絡をしましょう。
矯正治療というのものは治療が進むにつれてだんだんと見た目が良くなっていく、咬み合わせが良くなっていくものではなく、一度見た目も咬み合わせも悪くなって、最後に良くなるものです。
なので、治療途中の見た目・咬み合わせは重要でないので、患者さん側から言わない限りは歯科医師の思うような治しやすい治し方で治していくことになります。
見た目咬み合わせを重視しながら治療をすると非効率であったり治療期間が延びたりするので、重視する先生と重視しない先生がいます。
今現在、過蓋咬合であったとしても最終的には理想的な仕上がりにもっていってくれると思いますが、矯正治療の知識・経験が著しく低い、もしくは手抜きをする先生の場合は、見た目も咬み合わせもイマイチのまま終わらされてしまうこともあります。
気になることがある場合は気にせずに担当の先生に聞いてみた方が良いと思いますし、納得のいく回答が得られない場合はセカンドオピニオンなどもあります。
成人式の日にブラケットを一時的に外すのか外さないのか、成人式の日に合わせて見た目が良い状態にするのかしないのか、についても早々に話し合っておくべきと思います。
参考までに、当院では有料ですが成人式当日や前撮りの日に合わせて矯正装置を外すことが出来ますし、優先的に前歯の並びを綺麗にしますし、歯が無いすきっぱの部分に仮歯を入れたりレジンで埋めたりして、可能な限り最高の見た目の状態で写真撮影を迎えられるようにしています。
それも急に治すのは不可能で、逆算して当日に向けて準備をします。
また、それをやるのは治療上は遠回りになってしまうので患者さんが希望しない場合はやりません。
成人式を良い見た目で迎えたい、という患者さんの希望が歯科医師に伝わっていなければ特別に対応はしないのが普通なので、まだ伝えていないのであれば担当の先生に伝えた方が良いでしょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。