矯正中の食事のとり方|食べない方がいいもの&食べやすいもの10選

矯正中 食事

歯の矯正治療に興味があるものの、「矯正中は食事がしにくく大変」「痛みがあって食べにくい」などの意見を聞き、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、食材の工夫など、ちょっとしたコツで矯正中も快適に食事できます。

この記事では、矯正中に避けた方がいい食べ物、おすすめの食べやすいメニュー10選をわかりやすく紹介します。矯正中の食事が心配な方の参考になれば嬉しいです。

監修医師


歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開

目次

  1. 記事のポイント3つ
  2. 矯正中の食事で食べない方がいいものとは?
  3. 硬い食べ物
  4. 粘着性の高い食べ物
  5. 挟まりやすい食べ物
  6. 着色しやすい食べ物や飲み物
  7. 矯正中の食事では食べ方にも注意が必要
  8. 【矯正中の方必見】矯正中でも食べやすいもの10選
  9. ①おかゆ
  10. ②パン粥
  11. ③うどん
  12. ④煮物
  13. ⑤ハンバーグ
  14. ⑥豆腐
  15. ⑦卵料理
  16. ⑧ヨーグルト・プリン・ゼリー
  17. ⑨フルーツ
  18. ⑩スムージー
  19. 矯正中の痛い時でも食事をとりやすくする3つのコツ
  20. ①大きいものは小さく切る
  21. ②少しずつ食べる
  22. ③栄養補助食品を利用する
  23. まとめ

記事のポイント3つ

・矯正装置の破損につながるため、硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は控えましょう。
・丸かじりや食いちぎりの食べ方も、矯正装置が破損する原因となります。
・矯正中は、何でも小さく切って少しずつ食べる意識が大切です。

矯正中の食事で食べない方がいいものとは?

矯正中 食事

歯にブラケットとワイヤーを装着するワイヤー矯正の場合、基本的には治療が完了するまで矯正装置を外すことができません。そのため、矯正中の食事にも気を遣う必要があります。

硬い食べ物

硬い食べ物は矯正装置の破損につながるため、特に注意が必要です。矯正装置が破損するとお口の中を傷つけてしまう可能性があり、早急に歯科医院で調整しなければなりません。

具体的には以下の食べ物は控えましょう。舐めて溶かせる氷や飴をかじる行為もしないようにしましょう。

・おせんべい
・フランスパン
・ナッツ類
・リンゴ
・骨付き肉
 など

粘着性の高い食べ物

粘着性が高い食べ物は、矯正装置にへばりつくことがあります。例えば矯正装置にキャラメルがへばりつくと、そこに歯垢が溜まっていき、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあるため要注意です。

具体的には以下の食べ物は粘着性が高いため、矯正中は控えましょう。

・ガム
・キャラメル
・ヌガー
・餅
・ソフトキャンディ
 など

挟まりやすい食べ物

矯正装置に食べ物が挟まると、自身で取り除こうとした際に過度な力で矯正装置を破損させる恐れがあります。

挟まりやすい食べ物は以下です。繊維質が多い食べ物にはご注意ください。

・とうもろこし
・ごぼう
・セロリ
・アスパラ
・えのき
・たけのこ
・細い麺類 
など

着色しやすい食べ物や飲み物

プラスチック製のブラケットや、ワイヤーを固定するゴムは着色しやすいです。そのため、以下の食べ物や飲み物の摂取を控えめにし、飲み物はストローを使うなど工夫しましょう。

・カレー
・キムチ
・ケチャップ
・ソース
・醤油
・コーヒー
・赤ワイン
・コーラ
・色の濃い飲み物 
など

矯正中の食事では食べ方にも注意が必要

矯正装置に強い負荷がかかると、破損の恐れがあります。りんごを丸かじりしたり、フライドチキンを前歯で食いちぎったりする食べ方は避けましょう。

基本的には食べ物を小さく切るなどして、矯正装置に負荷がかからないよう気を付けることが大切です。

【矯正中の方必見】矯正中でも食べやすいもの10選

矯正中 食事

矯正中は、歯や矯正装置に負荷がかかりにくい食べ物がおすすめです。特に矯正治療の開始直後は歯の移動にともなう痛みを感じやすいため、軟らかい食べ物を選びましょう。以下、矯正中も食べやすいもの10選を紹介します。

①おかゆ

普通のご飯でも大丈夫ですが、おかゆにすると噛む力がほとんど必要なく、胃腸への負担も少ないというメリットがあります。茹でた野菜などを加えると栄養もとれます。具材や味付けを変えて食事を楽しみましょう。

②パン粥

パンに牛乳やスープを吸わせて柔らかくしたものがパン粥です。最後に卵を落として煮るのもおすすめで、朝食にも良いでしょう。普段はパン粥を食べる習慣がないという方も、矯正中に試してみてはいかがでしょうか。

③うどん

噛みやすく消化にも良いうどんは、矯正中もおすすめです。煮込むことでより軟らかい状態で食べることができます。

④煮物

野菜だけでなくお肉やお魚を矯正中に食べたい時などに、具材が軟らかい煮物は適しています。お肉やお魚からは、体を構成する栄養素のたんぱく質を摂取できます。注意点として、お肉やお魚の骨はしっかりと取り除きましょう。

⑤ハンバーグ

ハンバーグなどのひき肉を使った料理は、歯や矯正装置への負担が少なく、矯正中も食べやすいです。「おいしいお肉が食べたい」時、ハンバーグはおすすめです。

⑥豆腐

豆腐は、冷奴、麻婆豆腐、豆腐ステーキ、豆腐ハンバーグ、スープの具材など、さまざまな軟らかいメニューがあります。矯正中の痛みが気になる場合、豆腐料理はいかがでしょうか。

⑦卵料理

矯正中に栄養をとりたい時、卵がおすすめです。卵焼き、目玉焼き、オムレツ、スクランブルエッグ、茶碗蒸しなど、卵を使った料理は沢山あります。

⑧ヨーグルト・プリン・ゼリー

デザートを楽しみたい時、ヨーグルトやプリン、ゼリーは軟らかいので、矯正中も安心して食べられます。

⑨フルーツ

バナナ、マンゴー、スイカ、桃、みかんなどのフルーツを選びましょう。ヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです。りんごなどは硬いので避けましょう。

⑩スムージー

栄養不足にならないよう、食べ方を工夫することも大切です。食べたいフルーツがある場合、野菜で栄養をとりたい場合などは、スムージーにすると矯正中の最初の咀嚼時の痛みを気にせずに摂取できます。

矯正中の痛い時でも食事をとりやすくする3つのコツ

矯正中 食事

矯正中に歯の痛みがあり、食事に気を遣う方は多いです。そのような場合は、以下3つのコツを実践しましょう。

①大きいものは小さく切る

大きい食べ物を噛もうとすると、歯や矯正装置に負荷がかかりやすいため注意が必要です。また、矯正装置に大きな食べ物が挟まる恐れもあります。大きいものは包丁やキッチンバサミ、ナイフなどで一口大に切り、噛む負担を減らすことが大切です。

②少しずつ食べる

軟らかい食べ物もお口いっぱいに頬張るように食べるのはやめましょう。少量ずつ食べるよう意識すれば、矯正中の食事の違和感を軽減できます。

③栄養補助食品を利用する

思うように食事ができない場合、栄養補助食品(サプリメント)などを活用し、栄養不足にならないように気をつけましょう。

まとめ

矯正中の食事において、硬い食べ物や粘着性の高い食べ物は、矯正装置の破損につながる恐れがあるため控えましょう。また、丸かじりや食いちぎる食べ方も矯正装置の脱離や破損の原因になるため、やめるように意識しましょう。

歯が移動する痛みで食事しにくい時、おかゆ、うどん、煮物などの軟らかい食べ物がおすすめです。矯正中の食事でわからないことがある場合、気軽に歯科医師に相談しましょう。

この記事で、矯正中の食事に関する疑問や不安が少しでも解消されたら幸いです。

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