子供の歯列矯正Q&A

うちの子も歯科矯正をさせたい!と考えている方へ

うちの子も歯科矯正をさせたい!と考えている方へ

「子供の歯科矯正って何歳からはじめられるの?」
「抜歯をすることはあるの?」
「なにからはじめればいい?」子供の歯科矯正のあれこれについてご紹介します。

お子様の歯科矯正を考えると、知りたいことがたくさんありますよね。まだまだ成長段階にいるため、いつはじめたらいいのか、費用はどれくらい掛かるのか、どんな装置を使うのか…具体的なことが分からない。
そんな方のために、ここではお子様の歯科矯正に関する質問を集めてみました。

Q1.歯科矯正って子供の頃にした方がいいの?

A. 子供の頃の方が重度の不正咬合になりにくい。

歯科矯正は大人になってからも治療できますが、子供の頃からの歯科矯正では、≪成長段階で歯科矯正ができる≫という大きなメリットがあります。歯と一緒に上下の顎のバランスを整えることができるため、大人になったときに重度の不正咬合(ふせいこうごう)になりにくいのです。

また、舌癖(ぜつへき)、口呼吸、指しゃぶりなどの歯並びに影響を及ぼす癖を改善することもできます。

Q2.子供の歯科矯正は何歳からはじめられるの?

子供の歯科矯正は何歳からはじめられるの?

A. 早くて乳歯が生え揃った後からはじめられる場合があります。

・子供の歯科矯正は早くて、乳歯が生え揃い、大人の歯が生える前(3歳〜5歳)にはじめることができます。この時期にはじめる治療を0期治療(乳歯列期)と言います。
この時期の治療は毎週通院というわけではなく、3〜6ヵ月に一度の経過観察になります。
早く生え揃い歯科矯正ができる場合でも、装置を嫌がったりしてしまうことがありますので、ある程度の物心がついてからの方が治療を進めやすいでしょう。

・歯が生え変わりはじめるとともに顎も成長していきます。大人の歯に生え変わるまで(6〜12歳)に治療を行っていきます。この時期にはじめる治療を1期治療(混合歯列期)と言います。

・大人の歯も生え揃い、歯並びや噛み合わせが決まっていきます(13歳頃〜)。この時期にはじめる治療を2期治療(永久歯列期)と言います。

Q3.乳歯と永久歯ではどんな歯科矯正治療をするの?

A. 歯科矯正をはじめる時期で変わってきます。

0期治療(乳歯列期)

【時期】 対象年齢:3〜5歳頃
【特徴】 乳歯が生え揃い、大人の歯が生える前
【治療内容】 舌癖(ぜつへき)、口呼吸、指しゃぶりなどの噛み合わせに影響を及ぼす癖を改善します。

1期治療(混合歯列期)

【時期】 対象年齢:6〜12歳頃
【特徴】 乳歯と永久歯が混在している
【治療内容】 子供の成長・発育を利用しながら歯と顎のバランスを整えていきます。

2期治療(永久歯列期)

【時期】 対象年齢:13歳頃〜
【特徴】 永久歯が生え揃ってから
【治療内容】 ブラケットとワイヤー、マウスピースなどを用いて歯並びや噛み合わせを整えていきます。

Q4.子供の歯科矯正の治療期間はどれくらい?

A. 治療する段階により、個人差があります。

子供の歯科矯正の治療期間は顎の成長段階ということもあり、個人差があります。そのため期間がどれくらいかは一概には言い切れません。

0期治療(乳歯列期)

【期間の目安】 歯の生え変わりが起こるまで
【治療内容】 歯並びに影響を及ぼすような癖を改善し、お口の機能を高めます。

1期治療(混合歯列期)

【期間の目安】 1〜3年
【治療内容】 歯と顎のバランスを整えていきますが、顎の成長とともに再び歯並びが崩れるという場合もあります。

2期治療(永久歯列期)

【期間の目安】 2〜3年
【治療内容】 歯並びや噛み合わせを整えていきます。

Q5.子供の歯科矯正の費用はどれくらい?

A. 各治療時期において使用する矯正装置や治療方法が異なり、費用が変わります。

0期治療(乳歯列期)

【費用】 30,000円〜200,000円程度です。
【治療内容】 マウスピース型の矯正装置を使用し、主に噛み合わせによる顎のズレや口腔習癖(こうくうしゅうへき)の改善をしていきます。

1期治療(混合歯列期)

【費用】 300,000円〜600,000円程度です。
【治療内容】 主に顎の成長やバランスを整えて、永久歯がきれいに生えるための歯科矯正を行います。
症状の程度や難易度、年齢によって、矯正装置や治療開始時期は異なります。

2期治療(永久歯列期)

【費用】 250,000円〜650,000円程度です
【治療内容】 大人の矯正治療と同じで、ブラケットとワイヤーやマウスピース型の矯正装置で永久歯の歯並びや噛み合わせを整える治療をしていきます。1期治療からはじめていた場合には、2期治療から治療をはじめるよりも費用を抑えて設定されている場合が多いです。

なお、料金の計算方法や支払い方法は、歯科医院によって異なります。
矯正装置代や通院ごとの処置・治療費がすべて込みになっているトータルフィー(総額制)や、通院ごとに処置・治療をした内容分の料金を請求している場合もあります。治療をはじめる前に、治療が終わるまでの予測期間や、トータルの治療費目安をよく聞いておきましょう。

Q6.公的医療保険で子供の歯科矯正はできる?

A. 自費での治療となります。 ※一部を除く

歯科矯正は見た目の改善を目的としたものが多く、自費診療であるため、子供の歯科矯正の場合でも自費での治療となってしまいます。そのため、一部を除き公的医療保険では行えません。

公的医療保険を適用した歯科矯正は、国が認めている先天性顔面奇形や顎変形症など、外科的に手術しなければ治らない症例の場合に限られるものが多いです。

公的医療保険が適用される病名はこちらの「国民健康保険が適用される症状の種類と医療機関の条件」を参考にしてみてください。

Q7.子供でも抜歯をすることがあるの?

子供でも抜歯をすることがあるの?

A. 抜歯をする場合もあります。

子供の歯科矯正での抜歯はほとんど永久歯が生え揃ってからの2期治療で行います。

1期治療で抜歯するケースは、歯牙種(歯と同じ組織でできた腫瘍)がある場合や、なかなか乳歯が抜けない場合などに行います。

歯並びの悪さの具合も個人差があるため、非抜歯で歯科矯正を進めるよりも、抜歯をした方がきれいな歯並びにすることができるケースがあります。
そういった場合、抜歯して歯科矯正することを歯科医師から進められることがあります。

Q8.子供の歯科矯正ではどんな矯正装置を使うの?

子供の歯科矯正ではどんな矯正装置を使うの?

A. 各治療時期で使用する矯正装置が変わります

0期治療(乳歯列期)

【装置】 子供用マウスピース型の矯正装置を使用します。
【治療内容】 口腔習癖の改善、口の周辺筋肉の機能を高めます。

1期治療(混合歯列期)

【装置】 上顎、下顎の大きさを拡大する拡大床(かくだいしょう)装置や、下顎の成長を抑制する矯正装置などを使用します。
【治療内容】 歯と顎の成長やバランスを整えていきます。

2期治療(永久歯列期)

【装置】 成人矯正と同様にブラケットとワイヤーを使用しての矯正歯科治療や、マウスピース矯正などが適用できます。場合によっては拡大床装置を併用する場合もあります。
【治療内容】 歯並びや噛み合わせを整えていきます。


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