秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科クリニック
ゼロベースから土台作りを考える矯正治療
この「ゼロ」というのはゼロベースで考える治療という意味で、私たちはまず「なぜ歯並びが悪くなったのか?」という原因を追及することからはじまります。現在の口腔内の状態について原因を探った上で矯正治療によって歯並びや噛み合わせを改善し、お口の中の環境や機能を整えていくというのが、「ゼロ×マウスピース矯正」という考え方です。
これは、たとえば家を建てるときに柱や壁など家の土台になる基礎工事を行う考え方に似ていると思います。
安全かつ安定した家を建てるために基礎工事をしっかり行うように、矯正治療でも計画通り歯並びを動かすためには、事前の土台作りが大切ということです。
矯正治療は虫歯や歯周病の治療のように歯を削ったり、歯茎を切ったりしません。そのため、治療途中でなんらかの問題が生じても方針転換できないわけではありません。
しかし、簡単に治療方針を変えてしまうと当然問題は起きやすくなります。
事前の検査や処置をきちんと行わなかったために、「治療期間が延長する」「噛み合わせが改善できなくなる」「後戻りしやすい状態で矯正治療を終えてしまう」など、お口の機能を改善できないという事態は避けなければなりません。
そうならないためにも、当クリニックでは矯正治療の最初の段階で、治療における土台をしっかり固める基礎的な処置を大切にしています。
得意・専門とする治療や研究分野

理事長 : 平澤 建太朗
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【経歴】
2000年3月 愛知学院大学 歯学部 卒業
2000年4月 歯科医師免許 取得
2000年4月 朝日大学歯学部 矯正学講座 入局
2002年4月 渡辺矯正歯科クリニック 勤務
2005年8月 ひらざわ矯正歯科クリニック 開業
得意・専門とする治療や研究分野
当クリニックの矯正治療では、現在の歯並びや噛み合わせとなっている原因に対応してからマウスピース矯正を行うことに力を入れています。
不揃いな歯並びや噛み合わせの原因を探って後に精密検査を行い、お口の中の原因や検査結果に基づき治療計画を立てていきます。
歯を動きやすくさせるために、矯正治療をはじめる前は歯並びや噛み合わせを悪化させている根本的な原因を取り除くための処置を行います。
こうして歯を動きやすい状態にしておくと、後々、治療期間が延長してしまう事態の回避に繋がります。
最終的に歯並びや噛み合わせをきれいに整えて、お口の中を長く健康な状態に保つことを目指していきます。
ゼロベースから行う矯正治療を行うには
秋葉原リヨンドール歯列矯正クリニックでは、本来、歯科医療や医療は歯科医師の経験や勘だけを頼りにするのではなく、「科学的根拠」に基づいて行われるものであり、すべての患者様に対して適切な検査や診断のもとで治療を提供する必要があると考えています。
そこで、当クリニックが取り組んでいる検査やマウスピース矯正についてご紹介します。
【1.最初の診査・診断】
3D光学スキャナなどで患者様のお口の中を撮影した画像を三次元のデータに起こします。このデータを矯正診断システムによって分析して、患者様の希望に沿った適切な治療計画を立案していきます。
矯正診断システムでは矯正治療をはじめる前に治療後の歯並びをシミュレーションすることができます。そうすることで、事前に歯並びのイメージを患者様と共有しながら治療を進めることが可能になりました。
【2.ゼロベースからの矯正治療】
当クリニックではバイオプログレッシブ理論を取り入れており、診査診断や治療計画の作成、通常の矯正治療より多い検査項目を設けています。
検査ではフェイシャルパターンを6つに分けて診断するなど、細かく分類を設定しています。
実際の検査ではまずレントゲンなどで綿密に検査し、患者様の骨格や歯の特徴・生活習慣などに則して診断をしっかり行います。そうすることで結果的にお口の機能を改善、後戻りしにくい歯並びに繋げることができます。
【当クリニックが検査にこだわる理由】
マウスピース矯正は見た目に目立ちにくく、ワイヤー矯正よりも痛みを抑えた治療を行いやすいのが利点です。しかし、どんなに優れた治療にも欠点はあります。
当クリニックでお口の現状に関する原因を追及したり、検査方法にこだわったりする大きな理由は、「マウスピース型矯正装置」の欠点を補うためです。
マウスピース矯正は、あらかじめ治療計画を確定させてからマウスピース型矯正装置を作製します。そのため治療がはじまってしまうと、途中でマウスピースを微調整したり、計画を変更したりすることが難しくなります。
治療の軌道修正ができないと、マウスピース矯正の知識や症例経験のある歯科医師が最初から治療をやり直すということもあり、適切な方法で矯正することができない場合は失敗してしまう可能性もあります。
マウスピース矯正の欠点を補いながら適切に矯正治療を行うためにも、治療計画を立てる際に検査を綿密に行うことが大切なのです。
写真でわかる秋葉原リヨンドール歯列矯正歯科クリニックのこだわり!
答えてくれるのは・・・ 平澤 建太朗先生

理事長の平澤です。治療期間の短縮化にもこだわっています。

3D口腔内スキャナで患者様のお口の中をスキャンします。スキャンしたデータは三次元で専用のコンピュータに取り込むことができます。
患者様の歯並びを治療前の状態から治療ゴールまでシミュレーションすることも可能になりました。
これらのデータはマウスピース型矯正装置の作製だけでなく、科学的なデータに基づいた治療計画の立案や治療にも役立ちます。

矯正治療は数ヵ月から数年ほど掛かるのが一般的です。
当クリニックでは治療計画の段階から事前検査をしっかり行い、治療期間を必要以上に掛けないようにしていますが、より期間短縮を目指すために「光加速装置」も取り扱っています。
光加速装置は近赤外線で細胞を活性化させる効果を期待するもので、個人差がありますが治療中の痛みの軽減も期待できます。

マウスピース矯正はワイヤーによる矯正に比べて対応できる症例が少ないというデメリットがあります。抜歯が必要となる出っ歯や受け口の症例は、通常ワイヤー矯正で行います。
当クリニックで抜歯が必要な症例の場合、治療初期段階で一時的にワイヤーの矯正装置を用いた後に、マウスピース型矯正装置を使用します。
このときワイヤーの矯正装置は奥歯に装着するのであまり目立ちません。
症例によっては抜歯をせずに治療を併用することもあります。
医院選びで迷っている患者様へのアドバイス
矯正治療は自由診療で治療期間も治療費も掛かります。そのため、矯正治療を受ける歯科クリニック選びは慎重になるでしょうし、治療前に相談したいこともたくさんあるかと思います。
そこで、初診相談を利用して直接お口のお悩みを聞いてもらうというのも、歯科クリニック選びのポイントになるかと思います。
当クリニックでは、患者様が現在抱えているお口のお悩みや疑問、治療に関する質問などに応える機会を設けています。
ご利用の際はどんな些細なことでも構いませんので、何でもお話ししていただけたらと思います。