モモさんの相談

カテゴリ:その他

先天性欠如について

  • 投稿者 モモ さん [40才 女性 会社員] 2020/10/20/ 01:10
  • カテゴリー 小児矯正 その他 治療前
  • お悩みの歯 上あご右5番 上あご左5番

両側上顎5番目の永久歯が先天性欠如と判明している11歳の子どものことです。
その位置にある乳歯の片方が1/3割れ、歯肉が見えている状態で歯科に行ったところ、「矯正を考えているなら抜歯する前に矯正歯科に見てもらった方がいい」と何の治療もありませんでした。
急なことで矯正歯科に相談が取れない状況です。

・矯正相談までの約2ヶ月、このまま抜歯しないで大丈夫ですか?

・抜歯してから相談に行くと矯正への影響はありますか?

・欠如の場合、中学生になってから矯正する方がよいとか、最適な時期はありますか。

・親知らずがない場合 6歯以上の欠如(保険適応)に当たるのでしょうか。

・親知らずもないため出来る限り歯は抜きたくないのですが、下の臼歯も抜歯して上下の数を合わせないといけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

読ませていただきました。

矯正専門歯科医院へなるべく早く相談に行かれてください。担当医が言われていたとうりです。矯正治療は必要です。

2か月も待つというのが不思議ですが、そんなに予約が取れないようですと他の矯正専門歯科医院へ連絡を入れてください。たとえその歯科医院で治療が始まっても忙しくてきちっと診てくれるか?が疑問です。矯正治療は1か月に1度の来院が基本です。少し遠方でも通ってください。

以下の質問ですが、すべては矯正歯科医の助言に従ってください。抜歯する前に行ってください。痛みとかの緊急性があれば別です。

最適な時期も同様です。成長発育が関係します。人によってかなり違います。これも矯正歯科医の助言に従ってください。

6歯欠損で保険適応?をお考えになっていると思いますが、第二小臼歯だけの欠損です。2歯欠損では適応されません。親知らずはカウントされません。

下の歯の小臼歯を抜歯になる事が多いです。しかし、これも個人差があります。第二小臼歯の欠損だけなのか?あるいは他の不正咬合もあるかもしれません。

矯正治療は避けられません。なるべく早く矯正専門歯科医院へ相談に行かれてください。

治療が成功する事を祈っています。
頂戴した文面から、状況をある程度想像してお答えしていることはご了承ください。

通常、永久歯が無いため残っていた乳歯が1/3割れてしまった場合、保存することは不可能な場合が多いと思われます。この場合、いずれ抜歯することになります。

・矯正相談までの約2ヶ月、このまま抜歯しないで大丈夫ですか?
・抜歯してから相談に行くと矯正への影響はありますか?

痛みが無ければ、2か月ならそのままでも平気な場合が多いと思われます。
最終的にはいずれにせよ抜歯になる(保存できない)ので、割れた歯が痛い場合などは、矯正歯科医に相談する前に抜歯なってもやむを得ないと思われます。

・欠如の場合、中学生になってから矯正する方がよいとか、最適な時期はありますか。

本格的な矯正治療は、永久歯が全てはえそろってから(通常中学生以降のことが多いです。)開始した方が良い場合が多いですが、今回のように歯の欠損部分が生じる場合は、そのスペースを早めに閉鎖した方が良い場合・逆に欠損部のスペースをしっかりとキープしておいた方が良い場合が多々ありますので、あと数年の間をそのまま放置しないことをお勧めします。

・親知らずがない場合 6歯以上の欠如(保険適応)に当たるのでしょうか。

保険適応になる「6歯以上の先天欠如」の歯の本数のカウントには、親知らずは含まれません。

まとめますと、大至急相談に行く必要はありませんが、例えば年内などをめどに一度矯正歯科を専門とする歯科医師(日本矯正歯科学会のできれば臨床指導医、周囲に見つからなければ認定医)が常勤するクリニック、病院などでご相談することをお勧めします。

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