アントさんの相談

カテゴリ:抜歯について

前歯2番 抜歯矯正

すみません。抜歯箇所に是非についてお教えください。
数十年前、歯科で上顎前突症として矯正を進められましたが転勤多くそのままにしておりましたが、生活も落ち着いてきたので今更ですが始めたく思っております。
数十年前の診断では上下4本の抜歯との事でしたのでそのつもりですが
抜歯について左前歯2番の抜歯を希望しております。
この歯は歯根嚢胞を患い、既に2回歯根切除を行っており、且ついまだ完治しておらず、抜歯の可能性も示唆されております。矯正の先生からは2番を抜いて3番を前にもってこようとしても3番の根が長く、大変難しいと難色を示されております。また審美的にもバランスが取れないとのお話です。2番が抜歯を想定されるくらい悪いのであれば健康な歯を抜くよりも2番を抜きたいと単純に思ったのですが矯正の常識ではやはり2番抜歯矯正は簡単ではないのでしょうか?2番は2番でブリッジ、もしくはインプラントを検討しながら他の健康な歯の抜歯を検討すべきでしょうか?
お手数をお掛け致しますが何卒よろしくお願い申し上げます。

読ませていただきました。

2番(側切歯)が保存不可能であればこの歯の抜歯です。この場合あ2つの方法があります。

1案:側切歯を抜歯する。反対側は第一小臼歯(4番目)の抜歯です。1番(中切歯)の横に犬歯が来るので気になるようでしたら治療して側切歯のような形に変える。これは治療中には決めておく必要があります。今は中切歯の隣に犬歯が来るのを嫌う患者様が多くなっています。

2案:計画通り上下4本小臼歯を抜歯する。保存不可能な側切歯も抜歯して治療後にインプラントする。治療中は仮の歯にしておく。

最近の傾向は2案です。悪くない側の側切歯の大きさによります。左右のバランスです。側切歯は小さな歯です。また個人差があります。犬歯を削ってかぶせても歯根が太いと小さくできません。それならインプラントにして反対側の側切歯の大きさに合わせる。この場合の利点は犬歯を削らなくてよい事です。

どちらにしても患者様ご本人の意志で変わります。犬歯の歯根の方向が悪いのでしょうか?しかし上顎前突なら犬歯が前方に移動するというよりは中切歯が後ろに下がる事になります。よほど犬歯の角度が悪い以外は問題はないと思います。

治療が成功する事を祈っています。
  • アント(52歳 男性 会社員 )
  • 2020年11月20日14時49分
有り難うございます。確かに側切歯と犬歯の大きさに差があり(犬歯が大きい)、違和感出る可能性が大きいです。左側切歯の状態が大変悪い為、上顎前突と状態の悪い歯の抜歯が同時に出来れば歯の大きさの不揃えはあきらめるかと思っておりましたが、慎重に検討致します。治療例として側切歯の抜歯があるとわかり少し安心しました。
アントさん、こんにちは。とても難しい判断ですね。
2番の抜歯も、選択肢にはもちろん入りますが、左右の歯の大きさのバランス、咬合、本来あるべき位置とは違う見た目の補正など、通常の小臼歯抜歯と一長一短です。担当の先生も一生懸命考えられて、どちらかに決められていると思いますので、是非よくお話を聞いてください。
どちらを選択されても、リスクはあります。満足される選択ができることを祈っております。
  • アント(52歳 男性 会社員 )
  • 2020年11月23日13時15分
ありがとうございます。早急に手を打たねばならない症例ではないので先生と相談しながら決めていきたいと思います。確かに仕上がり後の嚙み合わせなど気を付ける事はたくさんあるかと思いますが昨日1番、審美2番で考えていければと思っております。

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