もりぞのままさんの相談

カテゴリ:小児矯正

セカンドオピニオン、病院選びについて

7歳男児、反対咬合です
乳児期の健診からお世話になっている小児歯科があります
歯並びの相談だけではなく、虫歯治療、定期検診、過剰歯の抜歯×2、永久歯が生えてこないため歯茎の切開…と諸々お世話になっています
その歯科医院では月1回矯正の先生がいらして治療ができるとのことで、お願いすることにしました

8月にセファロ撮影(大学病院へ行き撮影)、9月はじめに歯型や写真をとりました
10月中旬に今後の説明を聞きに行くことになっています

今までは特に気にしていなかったのですが、必要な設備が無いこと、月一なので何かあったときに不安だと感じるようになりました
セファロ撮影から2ヶ月以上経って治療開始というのも遅いのでは…と感じます
矯正の先生がどのような方なのかもあまり知りません
(おそらく矯正を専門になさっている先生だとは思うのですが、普段はどこの病院にいらっしゃるのか等情報がありません)

調べてみたら、通える範囲に指導医の先生がいらっしゃる矯正歯科がありました(いつもの歯科医院の矯正の先生とは別の先生です)
現段階で、指導医の先生の病院にコンタクトをとってセカンドオピニオンというか、相談してもいいことなのでしょうか?

そちらでの治療となった場合は、きっと、紹介状や諸々の検査の結果を今の小児歯科にお願いすることになると思うのですが、あまり良い顔はされないですよね…

どう切り出せばいいのか悩んでいます

セカンドオピニオンを受けるのは患者さんの自由ですので、気になることがあればいろんな先生にお話を聞くのは良いことと思います。

仮に矯正専門のクリニックで治療をすることになっても、月一回の非常勤の先生による治療に不安があることお話すれば小児歯科の先生も理解してくれるものと思います。

ぜひ納得した上で治療を進めてください。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

セカンドオピニオンというのは診断結果に対する意見を聞きたいということなので、色々と資料を要求されると思いますが、矯正相談だけなら特にそういうことはないと思います。

矯正専門とそうでない医院の月1矯正とでは、それぞれにメリット・デメリットがありますので、そういう説明をお聞きになってくれば良いのではないかと思います。ご検討下さい。
かかりつけ医の先生で治療された場合は、これまで通っているのでお子さんが慣れていることや保護者と先生との信頼関係がすでにでき上っているので安心というメリットがあります。逆に月に1回しか矯正の先生がいらっしゃらないため緊急時の対応が遅れてしまう可能性があるとか、検査機器等が院内にないためその都度他院でレントゲンを撮らないといけないといった不便が生じてくるというデメリットが考えられます。また、今勤務されている非常勤の先生がずっと継続される保証も無いため、途中で別の先生に変わってしまう可能性があります。
専門医の所属するクリニックで治療される場合は、上記が逆になり、機器のそろったクリニックでいつでも専門の先生に診てもらえるというメリットがあります。途中で先生が変わる可能性もほぼ無いと思います。一方、矯正治療は長い時間がかかることが一般的ですが、その先生との間で良い関係を築けるかどうかは今の段階ではわかりません。
医学的には、もりぞもままさんのお子さんが治療の難しい状態でなければ、かかりつけの先生のところでも全く問題なく治療は出来ると思います。もし、骨格的なズレの大きな反対咬合のような難しい状態であれば、将来のことを考えたら専門医で治療をする方が良いでしょう。
いずれにせよ、心配事があり、近所に専門医の先生がいらっしゃるのなら、一度専門医の先生の所に矯正相談(カウンセリング)に行ってみればいいのではないでしょうか。矯正相談だけであれば今の先生に了解を取る必要もありませんし、紹介状も必要ありません。専門医の先生から話を聞いた上で、転医した方が良いともりぞのままさんが判断した場合は、それから今かかっている先生に相談すれば良いと思います。普通の先生であれば、患者さんから専門医への転医を希望された場合、それは患者さんの持つ当たり前の権利ですので、嫌な顔はされないと思いますよ。

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