なかさんの相談

カテゴリ:治療後、アフターケア

歯科矯正後の後戻り

10年前に抜歯矯正の保定まで終えてます。
上下2本ずつ、合わせて4本抜歯し矯正をしました。
その後の保定で、下の歯には犬歯間の6本に保定ワイヤーが固定されました。
最終的には、下の歯の抜歯部位に隙間ができ、先生は許容範囲の後戻りということでそのまま終了になりました。

抜歯した場合には、8本固定した方が良かったんじゃないかと今更ながら思ったのですが、
抜歯矯正でも保定で6本固定ということはありますでしょうか?

なかさん
治療後の変化にご不安があるようです。
抜歯した部位に隙間が空いてくるというのは治療後によくみられるトラブルの一つです。歯の移動が性急で歯根までじゅうぶん安定していなかった場合、抜歯部位の骨が退縮してしまって空隙が閉じきれない場合、治療のゴールの設定が引っ込めすぎだった場合、舌癖が残っていて前歯を前方に押し出してしまった場合(これが大変多いです)、たくさん原因は考えられます。
当院では空隙が開いてくるのを防ぐため抜歯部位を橋渡しするような設計で固定するのを通例としていますが、保定の方法はそれぞれの医院でルーティン化している方法があります。
設備材料スタッフ教育の面でなかなか個人に合わせて柔軟に対応することは難しいかもしれません。
あるいは担当されている先生のうけた教育研修によってはそれが問題とさえ認識されていないこともありえます。
隙間がどうしても気になるということをお伝えして、下顎だけ装置を付けなおして再治療してもらうことも選択肢に入れてよいと思います。
よい結果を得られますよう祈念申し上げます。
  • なか(33歳 男性 会社員 )
  • 2021年12月27日14時54分
回答ありがとうございます!
その当時、矯正医の先生は、再治療してもまた元に戻る可能性が高いので、噛み合わせもいいし、多少隙間あっても問題ないとおっしゃってました。
隙間ができても噛み合わせが問題なければそのままということはありますでしょうか?
リンガルのフィックスリテーナーですね。
目的は前歯のでこぼこの後戻りの防止のためです。
臼歯部はフリーにしていますが、これは自然に安定することを見越しているからです。
かみ合わせとしては、少し隙間が開いた方が安定が良かったのでしょう。
仮に8本フィックスにしたとしてかみ合わせに問題があるより、少し隙間があってもかみ合わせが安定する方が良いのではないかと思います。
矯正終了後10年経ってその状態はかなり良いと思います。
多くの方はリテーナーのサボりからくる前歯の戻りやかみ合わせの悪さからくる顎関節の問題などを持っています。
フィックスリテーナーの効果なのでしょうね。
  • なか(33歳 男性 会社員 )
  • 2021年12月27日15時10分
そうなんですね!
安心致しました!
早急なご回答ありがとうございます!!
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

抜歯矯正の後戻りとしては、抜歯部位にスキマができることが多いので、固定式リテーナーにする場合には、相談者さんのお考えの通り、抜歯した部位の1本後ろの歯まで固定することが多いです。

ただし、何本の歯を固定するのかというのは、矯正担当ドクターが決めることですので、6本固定で問題ないという判断になるということもあると思います。ご参考になれば幸いです。
  • なか(33歳 男性 会社員 )
  • 2021年12月27日23時05分
ありがとうございます!
矯正専門医なので、おそらく考えがあったのだと思いたいです。
抜歯部位の後戻りはやはり起こりやすいです。なかさんがおっしゃるように隙間ができないように8本固定する場合もありますが、完全に後戻りを抑えるのは難しいのが現状です。保定期間に移行する祭の説明が不十分であったと思われますが、わずかな隙間の場合はマウスピース矯正で比較的短期間に修正できるので、担当の先生に一度ご相談されてはいかがでしょうか。ご検討ください。
  • なか(33歳 男性 会社員 )
  • 2021年12月27日23時15分
ありがとうございます!
8本掛けにせずに6本にしたのは理由があったんでしょうかね。
隙間は気になりますが、現状噛み合わせ等で困った点はないのでこのままいきます。

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