冷凍みかんさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

反対咬合について

はじめまして。
4歳の子供がおります。
1歳半、3歳検診共に反対咬合と指摘されて先日一般歯科で相談をしてきました。
先生には骨格性の反対咬合と考えられるので自然に治る可能性は低い、顎顔面矯正をお勧めします、と言われました。治療開始は年中年長くらいから、もっと早くに始めても良いと。ちなみに、私も幼少期は反対咬合でしたが治療せずに改善しました。

私としては子供の年齢も低いので、なるべく痛みが生じる治療は避けたいと思っております。将来的な骨格への影響なども不安です。(顔が変わるなど…)
マウスピースなどの方法もあるようですが、骨格性の反対咬合は顎顔面矯正が第1の選択肢なのでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

顎顔面矯正というのは、いわゆる子供の矯正のことで、歯並びの治療というよりは、顎の正常な発育を促すということを目的とします。痛みにについては使う装置次第なので何とも言えませんし、顎骨の成長に関与しますので骨格に影響はありますが、現在の骨格を変えるというよりも、その成長方向を一般的な骨格に近づけようというものになります。

反対咬合の場合は、そのままにしておくと反対咬合がひどくなる方向へ顎が成長することが多いので、相談者さんのお子さんの場合には、顎の成長スピードが上がってくる前に治療をスタートした方が良い、ということなんだと思います。

ちなみに相談者さんの反対咬合は治療せずに改善したそうですが、一般的には自然に改善する確率は極めて低いとされており、お子さんにも自然な改善を期待するのは危険だと思われます。

骨格性の反対咬合の治療法としては、全身の成長が終わって成人してから顎骨の外科的手術と矯正治療を組み合わせて行なう外科矯正というものもありますが、今後のことは担当の先生とよく相談してみることをお勧め致します。ご検討下さい。

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