もさんの相談

カテゴリ:その他

非抜歯矯正のEラインについて

  • 投稿者 も さん [29才 女性 ] 2025/04/16/ 00:35
  • カテゴリー 成人矯正 その他 治療中
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご左1番 上あご左2番

インビザラインで矯正をして2年半ほど経ちます。
前歯2本以外も全体的にかなり出ている出っ歯でした。親知らず4本のみを抜歯して始めました。他の歯は抜歯しなくても大丈夫とのことでした。あと一ヶ月ほどでステージが終わります。前回のステージで終わりでいいとの事でしたが、どうしてももう少し前歯を引っ込めたいと思い、新しいステージも続けてもらいました。
歯並びは綺麗ですが、横から見るとまだ口ゴボが治っていません。初めから抜歯をすればよかったのではないかと不安です。今から抜歯をすると、逆に引っ込みすぎるのではないかという思いもあり悩んでいます。

ご相談ありがとうございます。インビザライン矯正治療が最終段階に入られているとの事ですね。

口元の突出感(口ゴボ)が気になるというお気持ち、とてもよく分かります。矯正治療は長い期間を要しますし、理想の仕上がりを追求したいのは当然のことです。

当院では、バイオプログレッシブ理論に基づき、V.T.P(Vertical, Transverse, Sagittal Positioner)という精密な治療後のシュミレーションを用いて治療計画を立案しております。V.T.Pを用いることで、歯を三次元的にコントロールし、単に歯並びを整えるだけでなく、お顔全体のバランスを考慮した理想的な口元へと導くことが可能です。

ご心配されている「抜歯後の引っ込みすぎ」についても、V.T.Pを用いた綿密な治療計画によって、そのような事態を防ぐことができます。

具体的には、精密な分析:セファロ分析や模型分析など、様々な検査を行い、現在の歯の状態、骨格、口元のバランスを正確に把握します。
個別の目標設定:分析結果に基づき、患者様一人ひとりの理想とする口元、Eラインなどを考慮し、具体的なゴールを設定します。
段階的な治療:V.T.Pを用いて、歯を段階的に移動させ、口元の変化を慎重に観察しながら治療を進めます。
微調整:最終段階では、必要に応じて微調整を行い、理想的な口元を実現します。

以上のプロセスを経ることで口元が入り過ぎる心配をすることなく、理想的なEラインに近づけることが可能になります。

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