ロベリアさん(神奈川県)の相談

カテゴリ:治療の開始時期

9歳7ヶ月の娘のことでご相談します。
地元の矯正歯科で診察を受けましたら、上下の中心線がずれていて、顎の大きさに比べて歯が多い(大きい?)ので、将来は口元が出っ張った顔になるとのことでした。

歯の裏から取り外しできない矯正装置の治療をすすめられましたが、本人は見た目でわからなくても絶対に学校では付けたくないと言っています。
取り外しできる装置にした場合は、家で12時間以上付ければよいそうですが、スケジュール的に無理です。

また、後期につける見た目でわかるワイヤーの矯正装置も絶対につけたくないといっています。
この件で本人がかなりストレスになっているようですので、もうこの時期の矯正はあきらめて、高校生以上になってから本人の意思で矯正させようかと思ってきました。それでも大丈夫でしょうか?

アドバイスお願いいたします。


9歳7ヶ月で矯正治療をスタートした方が良いとの診察があったとのことですので、恐らく今からスタートすると顎を広げたりしながら大事な永久歯を抜かない方針で進めてあげたいという先生のお考えだと思います。
お口の状態が詳しく分からないため、ご想像致しますと、今から始めると永久歯を抜かないで治すことが出来、高校生まで待ってしまうと、顎を広げることが出来ずに、永久歯を抜歯して矯正治療になる可能性が高いと思います。
高校生まで待ってももちろん歯並びは綺麗に治りますが、治療方針が大きく変わることがあります。 もう一度、お近くの矯正歯科にて今から始めるメリット、後から始めるメリットを詳しくお聞きになられて、それについてお子様とご家族で熟考された方が良いかもしれません。
矯正治療をスタートする時期は、皆様、かなり悩まれることと思います。
ここで一番大事になってくるのが、ご本人のやる気やご理解だと思います。
無理にスタートしてしまうと、せっかくの矯正治療もうまくいきません。
後から始めた場合についてのメリット、デメリットについてよくお子様にお話しして頂き、それでもやりたくないとのことでしたら、もう少し待つということも選択肢の一つかもしれません。


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