ぐりずりーさん(埼玉県)の相談

カテゴリ:治療の開始時期

私の11歳の双子の件で相談です。
大人の歯が、親知らず以外は、もう生えそろっています。
歯並びが悪く最近矯正をはじめました。
出っ歯なので、4本抜歯をしてくださいといわれています。
14差ぐらいまで、下顎は、発達するといわれているのにそれで構わないのか、心配です。
矯正の先生は、大丈夫というだけで、まずいことは、いいません。
一人は、前歯の根が、短いので、リスクがあるかもしれないが、矯正したほうが、歯根が、しっかり伸びるといわれています。
矯正が、大丈夫なのか不安です。
アドバイスお願いします。

ぐりずりーさんがおっしゃる通り、確かに下アゴの成長は
・女性では15歳ごろまで
・男性では18歳ごろまで
続くと言われています。

ただし、
・この期間ずっと同じスピードで成長が続くわけではない
・成長のスピードのピーク(スパート)がいつか、個人差が大きい
ものです。

また出っ歯の程度により、今後のアゴの成長の程度にかかわらず抜歯が必要である可能性もあります。

矯正治療を開始する前の検査や診断は、それらを確認するために行っているのですから、例えば横顔のレントゲン(頭部X線規格写真、セファログラム)の計測値などを見せてもらい、アゴの前後的な大きさや前歯の出ている程度など抜歯の必要性について改めて説明をうければよろしいのではないでしょうか。

前歯の歯根が短い場合は、移動により注意が必要です。「矯正をしたほうがしっかり伸びる」というのは、内容の誤解がないかご確認された方がよいと思います。

ご参考になれば幸いです。
ファミリア歯科矯正 院長・大塚 亮

相談を投稿する