mayumayuさんの相談

カテゴリ:その他

奥歯のずれとヘッドギア矯正について

  • 投稿者 mayumayu さん [41才 男性 会社員] 2015/11/23/ 12:02
  • カテゴリー 小児矯正 その他 治療前
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご右6番 上あご左1番 上あご左2番 上あご左6番 下あご右6番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左6番

 9歳、4年生の女子の矯正についてです。下の左1、2番が少し重なって生えています。以前別の矯正歯科医に相談すると、気になるようなら矯正を始めたらよいとのことでしたが、特に積極的に矯正を進められませんでした。
 今回、歯科医を変え、前歯の重なりを相談したところ、矯正の説明を受けました。床矯正というものを初めて知り、歯を抜かず、装置も着脱式で食事や運動の時にはつけなくてもよいというのに惹かれ、具体的に矯正を進めるために事前の検査を受けました。歯のレントゲン、歯型、全身写真で計27000円支払いました。
 矯正専門医によるカウンセリングを受けると、前歯の重なりよりも、奥歯のかみ合わせと上前歯の出っ張り(やや下との重なりが厚いらしいですが見かけ上特に問題はないように思います)が気になるといわれ、ヘッドギアをつけた本格的な矯正を進められました。こちらがあまりに大掛かりな治療になりそうなので戸惑っていると、床矯正するにはもう遅い、装置をつけても1年できるかどうかなので、本格的な矯正を行うほうがよいと言います。何かおかしいなあ、床矯正があと1年しかできないのなら、それは検査の前にすでに分かっていたことで、今さら何を言っているんだろうと、話を聞いているとだんだん不信感が募ってきてその日は結論を出さずに帰りました。
 家で話し合い、歯科には「下のみの床矯正で」と電話で伝え、次回の予約を取りました。下前歯の重なりだけを1年だけやってみて、様子を見てみようと思ったのです。
 その後、歯科の受付の人から、床矯正を始めるにあたってもう一度歯型をとりなおす、その際に下の3番と上の3番を削るという連絡が入りました。削る理由は「まだ生えていない永久歯が入るスペースをつくる」とのことでした。全く納得いきません。そもそも、床矯正は歯を抜いたり削ったりせずに床を広げるために行うものと説明を受けていたので、何もかもが矛盾だらけのように思います。
 現在かかっている歯科医での矯正はやめようと思っています。ただ、矯正専門医から指摘をうけた、6歳臼歯のかみ合わせが歯の突起の1つ分ずれている(3mmくらい)ことが、どれほどの問題なのか、一般に生活するにはさほど問題ないのかが気になりますので、教えていただければありがたいです。

こんにちは。ご相談拝見いたしました。
6歳臼歯がおそらく下に対し上が前方にズレている状態なのだと思います。奥歯がズレていればその前の歯も当然ズレるはずですから結果的には前歯が前方に出た出っ歯の状態になるか、すでになっているのではないかと思います。
お子様は、どのような状況でも慣れてしまうので、日常生活に問題が見えるような事はなかなかありません。ただ出っ歯でデコボコがあるような状態の場合、見た目以外にも口が閉じにくかったり、それによる口呼吸、歯茎の晴れ等様々な弊害があまり気付かない状態ですが起こっているのではないかと思います。
仮に矯正治療をお受けになるような場合は、全体的に今がどのような状態で、将来どのようになっていくのか、その中でどのような治療をどの時期に行うのかといった細かい治療説明の後に進められた方がよいと思います。
部分的に見て、重なっているからとりあえずそこを治しましょうでは、全体として見たときに意味のない治療になる事も考えられます。
  • mayumayu(41歳 男性 会社員 )
  • 2015年11月25日21時34分
高橋 先生

早速丁寧に回答していただき、ありがとうございます。
もう一度、歯科医とよく話し合ってみます。

本当にありがとうございました。
また何かありましたらお気軽にご相談ください。
mayumayuさん、ご相談拝見いたしました。
娘さんのお口の中を拝見してないため、参考程度にお考え下さい。

まず、臼歯のずれが突起一つ分ずれてあるという状況は、かなり悪い状態で、お話の流れから上顎前突ではないかと予測します。
先生との話に随分すれ違いを感じますが、検査前に床矯正の説明をした先生と検査後にヘッドギアの説明をされた先生は同一人物でしょうか?

床矯正(この名称であると、ある特殊な方法を指す場合があるため、以降プレート治療と記載させて頂きます)

検査後にヘッドギアの説明をされた先生は矯正専門医であると思います。
この先生が、最初の相談を受け、娘さんのお口の中をみている場合はかなりの確率で、検査前にプレート治療は間に合わないことが、わかっていたと思われます。例外として、レントゲンを確認して間に合わないと判断する場合もあります。
プレート治療は乳歯が沢山残っている状況から始め、永久歯が生える前に隙間を作ることで、永久歯を抜かずに治療することを目的とします。
通常は上顎に6本、下顎に6本程度乳歯が残っている状況で開始しないと間に合わない可能性が高いと思います。
また、歯は上下で噛み合うことで意味があります。下だけ治療する、上だけ治療するということはほとんど行いません。

矯正専門医の私がご相談を読む限り、矛盾というより、説明不足と勘違いが重なってしまっているように思われます。もう一度、その疑問を矯正専門医の先生に質問してみた方が良いと思います。

長文失礼致しました。

娘さんにあった最適な矯正治療が出来ることを願っております。
  • mayumayu(41歳 男性 会社員 )
  • 2015年11月25日21時38分
山口先生

先生のご指摘通り、床矯正の説明は歯科衛生士からのもので、ヘッドギアは矯正専門医からのものでした。もう一度、担当の先生とよく話をしてみます。長い文章を読んでくださり、また、早速丁寧に回答していただきありがとうございました。

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