水葉さんの相談

カテゴリ:治療中のケア、調整

出っ歯が治らない

私の母方の祖母から出っ歯の家系です。
祖母<母<自分 というように歯が大きくなり、出っ歯も酷くなっています。
母はそれをわかっていて小学校2年の頃から矯正をさせてくれています。
今は、親知らずを4本、上の歯を2本抜いて移動させ、終わってリテーナーをつけ、固定しているところで、頑張れば口を10秒くらい閉じられますが、顎は梅干状態です。
歯の出っ張りはましになったのですが、歯が大きいせいか矯正が足りなかったのか、自然に口が閉じられません。(ちなみに、前歯は縦12mm横10mmです。これでも少し削ってもらったのですが…)

私は口を自然に閉じられるようになり、出来れば梅干状態もましにしたいと思っています。
どうすればそうなれるようにできますか?

水葉さん、ご相談拝見いたしました。
矯正治療前の状態を把握できないとこと、現時点の状態を確認できないと正確な判断はできませんが、梅干し状態というのは、くちを閉じた時に下あごにしわができることだと思われます。
下あごの頤(オトガイ)という部位の筋肉が緊張状態にある場合にできる症状です。口を閉じるのに筋肉を使わないと口が閉じれない場合に起こる症状の一つです。
現在、矯正治療が終了し、上顎の第一小臼歯を2本と親知らずを4本抜いて治療したとの記載がありますので、矯正治療でさらに前歯を下げるには、抜く歯がない状態となり非常に難しいと考えらます。
しかし、14歳で親知らずを抜くというのは中々珍しいことなのですが、親知らずが残っている状態であれば、矯正治療で改善できる可能性もあるかもしれません。
矯正専門にてご相談することをお勧めいたします。
KDC group 代表 神谷 規明と申します。
実際にお口の状態を見ているわけではないので、推察になりますが、可能であれば、上下とも前歯をさらに引っ込ませることにより、口唇を閉じやすくなるかと思います。

矯正治療を受けた医院にまずはご相談にいき、相談に乗ってくれる先生であればそのまま相談し、再度治療を行う。
その際の費用は、医院によりますし、契約にもよると思います。

相談に乗ってもらえない場合は、転院先を探すしかないかと思いますが、基本的に相談に乗ってくれる医院がほとんどだと思われますので、言いにくいかもしれませんが、矯正治療を受けた医院にご相談に行かれることをまずはオススメいたします。
読ませて頂きました。

日本人の出っ歯の方のほとんどは下の顎の成長が悪く、出っ歯の別名は上顎前突なんですが、実は下顎後退というのが正しいです。
そこで歯を抜かれても治らなかった口もとの突出と梅干しが残ってしまった事を考慮すると、やはり骨格的な原因による物ではないでしょうか?しかも家族歴もあると言う事ならその可能性も強いです。

もし手術をして骨格的な不正を治すと言うことになれば育成、更生医療指定医療機関の資格を持つ矯正歯科専門医院へ相談に行ってください。手術を伴う矯正治療は健康保険の適応になります。一度カウンセリングを受けられるだけでも良いと思います。

悩みが改善して治療が成功する事を祈っています。
はじめまして。
実際お口を診ていないのでしっかりした診断はできないですが、
上顎前歯の平均の大きさが縦11mm横8-9mmからしても、
元々の水葉さんの歯はかなり大きいです。
しかし、まだ下顎に梅干状態ができるとなるとこれ以上はを削っても梅干状態は治らないと思います。
たぶん、上顎の骨が出ているだけでなく、下顎の骨の成長が弱く後退している可能性があります。
口を閉じ易くし梅干状態を改善させるのであれば、下顎の骨を前方に移動させる手術を併用した矯正の再治療が必要かもしれません。
その治療は育成医療及び更生医療の資格のある矯正歯科医院(大学病院が望ましい)であればが症状によっては保険適応できることがありますので、セカンドオピニオンとして一度相談に行かれてはいかがでしょうか。

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