みみっくさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

切端咬合?反対咬合?の矯正

8歳の女児で、前歯4本永久歯が生え揃ったところです。一般小児歯科で、2年前ぐらいから切端咬合気味と言われ、奥歯が噛んでないことを指摘されていました。ようやく前歯が永久歯になったので、矯正を考えた方がよいと、定期的に着ている矯正の先生から2×4で大丈夫そうです、と言われて一般歯科の先生にもすすめられました。

診断内容がすこし気になったので、私のかかりつけの歯科医の矯正歯科の先生の相談を受けました。そうしたところ、反対咬合の診断を受け、リンガルアーチメインで、その後2×4、プレオルソをやった方がいいかもとの診断でした。

そもそも、切端咬合と反対咬合では治療方法が異なるのでしょうか。それとも、関係なく先生の治療方針の違いでしょうか。また、1期治療で終わりではなく、2期治療は必ず必要と考えていた方がよいのでしょうか?よろしくお願いいたします。

いろいろとお悩みかとお察しいたします。
私なりの考えを書かせていただきます。

切端咬合は反対咬合に含まれるものです。反対咬合のうち
歯牙補償(デンタルコンペンセーション)といいますが下の前歯が内側に倒れることにより完全な受け口になっていない状態です。
なので同じと考えていただいていいと思います。

ただ、一般にかみ合わせが浅いもの(上と下の歯のかぶさり具合が少ない状態です)の方が反対咬合の治療として難易度が上がります。すなわち切端咬合はかみ合わせが浅い反対咬合ということになります。
後者の先生は舌のこともお考えになっているのかと思いますが実際細かい点までうかがったわけではないので基本的にどちらでも大丈夫な気がします。次に治療期間ですが受け口のお子様の場合(反対咬合)には成長・発育がありますのでどうしても2期治療まで見届けませんと後戻りなどがあり再治療が必要となる場合が多いです。
費用の問題などあるかと思いますが2期治療までお受けになられることをおススメいたします。
  • みみっく(40歳 女性 会社員 )
  • 2018年08月17日09時47分
先生、お忙しい中ありがとうございます。
まずは切端咬合と反対咬合、2期治療について、よくわかりました。
反対咬合の中でも難易度が高くなるということですね。

その上で、もう少しだけお聞かせください。
「後者の先生は舌を・・・」というのは舌のくせなどのことでしょうか。
また、後者の先生からは上あごが小さいとも言われています。
その際でも、2×4のみで対応できるものでしょうか。

費用面では前者の方が安く抑えられるので、
2期治療のことも考えるとさらにありがたいのですが、
子供のためにはどちらがよいのかと悩むところです。
よろしくお願いいたします。
質問にお答えさせていただきます。
後者の先生の舌といいましたのはご指摘のとおり舌癖についての配慮をされているのでは?と申し上げたわけです。言葉足らずですみません。プレオルソでなくても舌を持ち上げる訓練を教えてもらって
実行してもらえば効果はあります。
プレオルソは(ムーシールドも同様ですが)舌をもちあげて装置にいれるようになっていますので装置を入れておかれますと毎日強制的に伸ばされますので効果があると思われます。
 一般的に反対咬合の患者さんの場合、上顎が小さい傾向があります。その場合は拡大装置をいれて治療をすることが多いです。
2x4のみで対応できると言われたのかそのあたりよくわかりませんが前者の先生は非常勤のようにお見受けしますがもう一度そのあたりをお聞きになりご判断された方がいいかもしれませんね。
拝見しておりませんので何とも言えない点もありますがよろしくお願いいたします。

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