顎の骨を切らずに治療した症例2 受け口、上下顎の正中のずれ、他
口腔外科で外科手術が必要と診断された症例を手術なしで治療した例(受け口等)
公開日:2019/10/01 更新日:2020/01/24
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目次
はじめに
ご自身と似た症例を御覧頂き、治療を検討する際のご参考として治療前・治療後の症例を紹介いたします。ただし、患者さんのお口の中の状態は、一人ひとり異なります。実際の適切な治療方法と治療効果を知りたい方は、直接歯科医院にご相談ください。
口腔外科で外科手術が必要と診断された症例を手術なしで治療した例
顎の骨を切って治療すると診断された方へ
外科手術が必要な歯並び・かみ合わせはございます。しかし、負担が大きい治療でもあります。歯は考えているよりも多く移動できます(矯正治療)。症状によっては、矯正治療のみで改善できる場合もありますので、一度相談されると良いでしょう。
CASE1 受け口(症例写真)
外科手術によって下顎骨を切断し、短くつなぎ合わせて、上下の咬み合わせを治すと診断された症例です。矯正治療のみで治療しています。
症状 : 受け口 [うけぐち]
抜歯 : あり 下顎小臼歯部2本
矯正治療前
一般歯科で前歯部を「さし歯」か「入れ歯」で治療すると診断されました。
矯正治療後
下顎の小臼歯部を2本抜歯して、その隙間を閉じ、上顎は拡大して治療しました。
CASE2 上下顎の正中のずれ(症例写真)
正中(歯の真ん中)がずれ、また、前歯がかみ合っていない開咬[かいこう]です。外科手術によって下顎骨を切断し、短くつなぎ合わせて、上下の咬み合わせを治すと診断された症例です。矯正治療のみで治療しています。
患者 : 20代 女性
症状 : 受け口 [うけぐち]
抜歯 : あり 下顎小臼歯部2本
矯正治療前
正中のズレ、開口、八重歯等がみられ、どこで咬んでいるのだろうと考えてしまう症例です。通常では下顎を切った上で矯正するという場合が多いようですが、顎を切らずに矯正することは可能です。
矯正治療後
歯列矯正のみで治療したケースです。なお、開口や顎のズレ等の症例は5年~10年とフォローが必要です。
CASE3 上顎前突 [出っ歯] (症例写真)
CASE4 下顎前突 [受け口](症例写真)
※治療方法・治療結果は、患者様によって個人差があります。
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