
銀座矯正歯科
深沢 真一先生(理事・顧問)
患者様のニーズに応えていきたい…スピード治療発展に尽力
お子様と過ごす時間が何よりも楽しみな深沢先生。1995年の博士号取得以来、コルチコトミー・オステオトミー法などの外科手術をとり入れたスピード治療や裏側矯正の研究・開発を続け、後進の育成にも尽力しています。
「オフの時間はできるだけ家族と一緒にいたい」
貴重な休みは、家族と自然を満喫してリフレッシュ
▲ ディズニーランドにて
日頃の研究成果の発表や、新しい技術・情報を得るために、国内外の学会に積極的に参加しているので、診療と学会中心の毎日で、オフはなかなか取れないです。学会参加のために臨時休診日をとった月は、休診日を振り替えて診療を行っているので、一日中自由な時間がとれるのは、月に1日くらいでしょうか。
たまの休みが取れた時は、少し足をのばして、家族と山梨県や静岡県の自然公園などに行きます。普段は、4歳になる愛娘と過ごす時間があまり作れないので、オフの日は近くのテーマパークで一日中遊んだり、大自然の中で一緒に体を動かしたりして過ごしています。
今度休みが取れたら、箱根まで行き、芦ノ湖の遊覧船やロープウェーに乗ろうと計画しています。忙しい合間に「次は家族とどこに行こうかな?」と、思い巡らせるのも楽しいですよ。
最近は山梨県によく行きます。笛吹川フルーツ公園や水遊びができる万力公園・万葉の森など、親子で楽しめる施設が充実していますし、泉質も景色も良い日帰り温泉施設がたくさんあって何度行っても楽しめます。朝早起きして、日中はレジャーで体を動かし、夕方はふらっと近隣の日帰り温泉に立ち寄って汗を流すコースがおススメですね。好みの味の国産ワインや地酒を探すのも、密かな楽しみです。
▲ 手術トレーニング指導
▲ 研究会での講演
自身で立ち上げましたスピード治療の研究会は2015年に会長職を後進に譲りましたが、最高顧問というかたちで引き続き研究会には参加しております。現会長は当院でも勤務経験があったドクターです。
現在私は、ニューヨーク大学における矯正プログラムにおいてvicedirectorを拝命し、指導に当たっております。また新たな研究会を日本で立ち上げ、矯正治療の技術動向などを評論、協議し技術指導を行っております。
海外でも日本でも矯正治療を望まれる患者様の関心ごとは『矯正治療期間の短縮化』にあります。
私自身は大学の博士号取得後に研究員になった1996年から、顎の骨に小さな切れ目を入れるコルチコトミー手術やオステオトミー手術などの外科手術と、歯列矯正を併用する「スピード治療」を実践しております。 このように言うと、スピード治療は外科手術と解釈されてしまうかも知れませんが、必ずしも外科手術をするという一義的な理解より『患者様のニーズに合った期間で矯正治療を提供する』とご理解いただけると私の真意も伝わると思います。
外科手術を伴いますので、非常に神経をすり減らす緊張感がつきまといますが、医療人としての私のキャリアにはこの緊張感がなくなってはいけないと思っております。臨床においてはやはり命懸けです。技術も、医院の設備、スタッフ教育、そしてドクターとしての理念。すべてがそろっていなければ、患者様の悩みは解決に導けないと思っております。