
銀座矯正歯科
深沢 真一先生(理事・顧問)
患者様のニーズに応えていきたい…スピード治療発展に尽力
お子様と過ごす時間が何よりも楽しみな深沢先生。1995年の博士号取得以来、コルチコトミー・オステオトミー法などの外科手術をとり入れたスピード治療や裏側矯正の研究・開発を続け、後進の育成にも尽力しています。
深沢先生の趣味や好きなことについて伺いました。
マチュ・ピチュ遺跡 (2004年)
中学生くらいのときに、歯科医と考古学者と、どちらになろうか悩んだこともありました(笑)。
子どもの頃、ときどき近くで小さな遺跡が発見されることがあって、発掘・調査の様子を見学しに行ったり、閉館時間まで図書館の百科事典や図鑑、歴史書を読みふけったりしていました。
今の私に通じるところがあるのですが、何でも一度興味をもったら、自分が納得するまで調べて、探究しないと気が済まない子どもでした。
今まで訪れた世界遺産の中では、ペルーのマチュ・ピチュが特に印象的です。実際に現地に行くと、写真や映像で見るよりも山の斜面はとても急で、思わず足がすくみました。深い霧に包まれてい様子は、まさに「空中都市」の呼び名の通り。遺跡が空に浮いているような錯覚を覚え、自然の偉大さと先人の知恵と技術に圧倒されました。最近は時間がとれなくて、プライベートで国内外の遺跡に行くいくことは少なくなりましたが、歴史的文化遺産がある地域が学会の開催地だと、心が躍ります。
先生がこれまでに学会やプライベートで訪れた遺跡・名所の一部をご紹介します。
シカゴ美術館 (アメリカ)
学会の合間に立ち寄り、好きな作家の絵画に囲まれて幸せな時間を過ごしました。
華僑博物館 (中国)
学会の診査官として福建省アモイに。各国の華僑の歴史と活躍を肌で感じました。
ゲーテハウス (ドイツ)
偶然ゲーテの誕生日(8/28)と学会の授与式が重なり、二重の喜びでした。
テンプル大学歯科博物館 (アメリカ)
フィラデルフィア。いつ行ってもワクワクします。写真は女性初の歯科医の説明。
バンクーバー (カナダ)
東北のようなのどかな雰囲気。お土産はリクエストに応えてドリームキャッチャー。
駒形どぜう浅草本店 (東京)
研究会の打ち上げにて。創業は江戸時代の1801年から。伝統の味に舌鼓。
化石がよく発掘される自然公園の近くで学会が開催されたときに購入した、アンモナイトやサメの歯の化石や、学生時代に遺跡めぐりをしていたときに集めていた伝統工芸品などが自宅にたくさんあります。現地の博物館やミュージアムショップにいるときは、いつも童心にかえって夢中になります。
診療が終わって、自宅に帰って夕食をとったあと、ふと棚に飾られたコレクションを眺めるのが好きなんです。その品々がもつ歴史的な背景を思い巡らせたり、旅先で撮影した写真を見て当時の旅のエピソードを思い出したりしていると、だんだん心身ゆったりしてきて、落ち着いた気持ちで一日を終えることができるんですよ。