大阪ITRデンタルクリニック医院HP

大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル1階

当院の矯正治療

当院ではマウスピース矯正を取り扱っています。

マウスピース矯正の特徴として、透明なプラスチック製のマウスピースを使用するため、装着していても装置が目立ちにくいというものがあります。
そのため、営業職や接客業など、人前で話をする機会の多い方でも、気軽に矯正治療を受けていただきやすいかと思います。
また、患者様自身が取り外しをできるので、毎日のケアも矯正治療前と同じように行えるなど、従来の矯正装置を着けることに抵抗があった方でも対応できる治療法です。

当院のマウスピース矯正の特徴

透明な装置なので目立ちにくい
患者様自身で取り外しできる
装置によって口腔内が傷つきにくいので口内炎などのリスクを低減できる
歯を小さく動かすことで治療中の痛みが少ない
治療期間は従来のブラケットとワイヤーを使うものと変わらない
見た目を気にせず矯正治療を受けられる
骨吸収が生まれにくい
食事の時は自分の歯で噛める
治療前に治療完了後の歯並びを事前に確認できる

抜歯が必要な症例の矯正も非抜歯でマウスピース矯正で対応(症例によりできないケースもあり)

抜歯が必要なケースでもワイヤー矯正以外の治療法が可能な場合もありますので、まずはご相談ください。
症状によりますが、当院ではマウスピース矯正でも抜歯が必要な症例に対応しています。

マウスピース矯正のデメリット

ただ、メリットばかりの治療法ではありません。
自分で取り外しできるため、1日の装着時間を守らないと十分に歯が動かず、矯正治療が長引く場合なども考えられます。
また、治療計画がしっかりと立てられていない場合、どれだけ患者様が装置を装着していても十分に歯が動かず、治療の失敗にも繋がります。

治療前の事前シミュレーション

当院で取り扱っているマウスピース矯正は、3D治療計画ソフトウェアによって、治療開始前に矯正治療開始時から終了までの間、患者様の歯がどのように移動していくのかをシミュレーションによって確認していただくことができます。
そのため、どのように自分の歯が動いていくのかを知った上で治療を受けられます。

また、このシミュレーションをもとに通常1回の型取りですべてのマウスピースを作製します。そのため、歯の型取りが苦手な方への負担も少なくなりますし、約2週間に1回程度マウスピースは新しいものに交換するので、口腔内を清潔に保ちやすくもなります。

再矯正の保証

すべてのマウスピースの装着が終わった後、最初のシミュレーションの通りに歯が動かないということはまずありません。ただ、マウスピースが上手く嵌められていなかったなどの理由で、部分的に歯の動きが悪かったりすることがあったり、後戻りが起きそうなリスクが考えられる歯がある場合は、追加で治療を行う場合があります。

また、そういった診断の上での再治療以外でも、治療を続けていくにあたって、歯はシミュレーション通りに動いていたけれど、患者様自身からシミュレーション以外での治療のご要望があった場合などにも追加での再治療を行うことが可能です。

また、治療完了後は5年保証も設けておりますので、安心して治療を受けて頂けるかと思います。

当院のマウスピース矯正のオプション

フル矯正

当院で行っているマウスピース矯正の中でもスタンダードな方法です。
出っ歯、受け口、乱ぐい歯など、広範囲の不正咬合や歯並びの乱れに適応していて、上顎、下顎のどちらか一方、あるいは両顎の治療に用いられます。

マウスピースの作製数や、歯の移動範囲などに制限がなく、修正も複数回行うことができます。
また、当院では5年保証を設けていますので、治療後に後戻りがおきてしまっても、追加分は無料で再治療が可能です。

ライト矯正

軽度の不正咬合や歯並び、MTM治療、部分的またはコンビネーション治療や補綴前処置などに適応する治療オプションです。

基本的に14ステージ(1ステージ2週間)までのマウスピースが作製されますが、14ステージで納得できる効果が得られなかった場合には、保証制度により再度14ステージまでのマウスピースを作製することができます。そのため最大24ステージまで追加分は無料で作製することができます。

また、治療計画を確定する前であればフル矯正に変更も可能です。

部分矯正

ライト矯正よりもさらに軽度の不正咬合や、軽度のMTM治療、後戻り症例などに適応する治療オプションです。

歯の移動は前歯に限定され、最大7ステージ(1ステージ2週間)までのマウスピースが作製されます。
治療計画を確定する前であればフル矯正やライト矯正に変更も可能です。

ティーン向けの矯正治療

永久歯列が未萌出、または萌出途中にある10代の患者様への治療が適応となるオプションのご用意もあります。

これまでフル矯正の適用ができなかった10代前半の患者様でも、このオプションにより治療を受けていただくことが可能です。

早期に治療を開始し、歯列を広げながら矯正が行えるため、抜歯せずに不正咬合などの治療が行える確率を高められます。

マウスピース矯正の流れ

カウンセリング

ゆっくりと時間をかけ、患者様から歯並びに関するお悩み、ご希望を伺っています。
また、伺った内容に応じて、必要な場合はこの段階でレントゲン撮影、セファロ撮影といった検査も行います。
精密検査

口腔内の検査を行います。
検査を行うのは、虫歯や歯周病の有無、歯並び、噛み合わせ、顎の状態の診断などです。
また、頭部X線規格写真(セファロ)の撮影、口腔内写真の撮影、顔貌写真の撮影、歯の型取りなどの精密検査を行います。
これらの検査結果をもとに、治療計画を作成します。
一般的な歯科治療

虫歯や歯周病など、矯正治療をはじめる前に治療が必要な症状がある場合には、マウスピースを発注するまでに虫歯治療や歯のクリーニングを行い、口腔内の環境を整えます。
小さい虫歯であれば矯正治療中でも治療行えますが、大きな虫歯で被せ物を入れないといけない場合は矯正治療前に治療が必要です。
歯の型取り

患者様の矯正治療前の歯型のPVS印象を作成します。
この、PVS印象と処方書および治療に必要な患者様の記録を、マウスピース矯正のメーカーに送ることで、デジタル化された、3Dセットアップモデルがコンピュータ上に具現化されます。
治療計画の確認

専用のシミュレーションソフトによって、矯正治療開始時から終了までの歯の動きの3Dシミュレーションが作成されます。作成された情報は当院のパソコンに送られてきますので、シミュレーションの内容を確認していきます。
治療開始時の噛合状態や、治療終了時の状態、歯牙移動の途中経過など、様々な治療ステージをあらゆる角度からコンピュータ上で確認・検討することが行え、さらに調整が必要な場合は、変更を行うことも行えます。

このシミュレーションの内容は患者様にも確認いただいています。
その上で、治療内容に承認をいただければ、実際にマウスピースの作成を始めます。
矯正治療開始

作成されたマウスピース矯正装置は、約2週間程度で当院に到着します。
患者様には、到着したマウスピースを2週間ごとに交換していただき、治療を進めていきます。

治療を開始するのにあたって、装着方法やケア方法、注意事項などをご説明しています。
定期健診

当院では、矯正治療中2ヵ月に一度ご来院いただき、マウスピースの使用状況や、口腔内の状態などを確認します。
また、ご来院いただいた際には、歯のクリーニングも行うことで、矯正治療中の患者様のお口の健康維持に努めています。
治療終了

すべてのマウスピースの装着が完了したら、最終的な歯並びや噛み合わせなどを確認します。

もし、治療が完了しても、気になるところや、万が一思うように動かなかった歯がある場合、補償制度からまたマウスピースの追加が行えます。
保定

矯正終了後、移動した歯の後戻りを防ぐために、歯並びが安定するまでの間、保定装置(リテーナー)を装着していただきます。

保定期間中も、定期健診にご来院いただき、歯の後戻りの有無や口腔内の状態などを確認しています。