口が閉じづらい

現在、矯正済でキレイに揃っている状態です。
しかし、口ゴボです。
様々な医院でカウンセリングを受けており、口ゴボ改善には抜歯が必要とのこと。
ただ、非抜歯希望(親知らず4本抜歯済)なので、口ゴボは妥協しようと思っています。

そこでご相談です。
最低でも口呼吸は改善したく、舌の先端をスポットに当て、適度に楽な状態の口元でいると、上唇と下唇の隙間が4mm程開いてしまいます。
ctを撮ったところ、奥に5mm程スペースがあるそうです。
単に後ろに下げて人中が伸びた様に見えるリスクを減らすため、そして軽度のガミースマイルを改善するため、上の歯の圧下を術式に入れた治療を検討中です。
唇の4mmの隙間は埋まるでしょうか?
又、完全に口ゴボが改善しなくても、どの程度改善するでしょうか?

よろしくお願いします。

現在、矯正治療後で歯並びは整っているものの、口元の突出感、いわゆるロゴボ感が気になっているということですね。

まず、口元の突出感の改善方法は、原因によって大きく変わります。
歯が前方に傾いていることが主な原因であれば、抜歯を併用して前歯を後方へ下げる治療が有効なことがあります。
一方で、骨格的な要素、上下顎の位置関係、口唇の厚みや緊張、舌の位置、呼吸習慣などが関係している場合は、歯を下げるだけでは期待したほど変化が出ないこともあります。

ご質問の「上の歯の圧下」についてですが、ガミースマイルの改善や咬合平面のコントロールを目的として行うことがあります。
上顎歯列を圧下することで、上唇と下唇の閉じやすさや、口元の印象が改善する可能性はあります。

ただし、4mm程度の口唇閉鎖時の隙間が完全に埋まるかどうか、またロゴボ感がどの程度改善するかについては、診断資料を拝見しないと判断が難しいです。
特に、すでに4本抜歯済みで非抜歯を希望されている場合、前歯をさらに大きく後退させるスペースには限界がある可能性があります。

CTで奥に5mm程度のスペースがあるとのことですが、そのスペースが実際に歯の後方移動に使えるかどうかは、歯根の位置、骨の厚み、親知らずの有無、咬合状態、歯周組織の状態などを慎重に確認する必要があります。単純に「奥にスペースがある=その分だけ前歯を下げられる」とは限りません。

また、上の歯の圧下を行うことで、人中が伸びて見えるリスクを軽減できる可能性はありますが、治療後の横顔や唇の見え方は、歯の移動量だけでなく、上唇の厚み、筋肉の緊張、鼻下から上唇までの軟組織の形態にも影響されます。

そのため、今回のケースでは、

・現在の前歯の傾き
・上下の歯の前後的位置
・咬合平面
・下顎の位置
・口唇閉鎖時の筋緊張
・ガミースマイルの原因
・すでに抜歯済みのスペース状況
・奥歯を後方移動できる余地

これらを総合的に確認したうえで、上顎歯列の圧下が適しているか、またどの程度の口元の改善が見込めるかを判断する必要があります。

結論としては、上の歯の圧下によって、口元の閉じやすさやガミースマイル、横顔の印象がある程度改善する可能性はあります。
ただし、ロゴボ感が完全に改善するか、4mmの隙間が確実に埋まるかについては、精密検査を行わない段階では断定できません。

すでに矯正治療を経験され、さらに口元の改善を希望されている場合は、通常の歯並びだけでなく、横顔、咬合、骨格、口唇のバランスまで含めて診断できる矯正歯科で、セファロ分析やCT、顔貌写真をもとにご相談されることをおすすめします。

どうぞよろしくお願いいたします。

Silver Lace矯正歯科

2026年05月15日19時37分

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さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

唇の4mmのスキマがどうなるかは、歯並びの遠心移動や上前歯の圧下がどれくらい可能なのか、ということのほかに、骨格的要因や、口輪筋の強さ、上下唇の厚さなどを総合的に判断する必要がありますので、一概には言えないと思います。

口唇閉鎖不全を改善したからといって、口呼吸も改善するとは限らないと思いますが、
詳しいことはCTを撮ってくれた病院に聞いてみれば良いと思います。ご検討ください。

「歯並びは整っているが、上下口唇の突出感と口唇閉鎖不全が残っている状態」に近そうですね。

まず、上顎前歯の圧下+軽度の後方移動で、
“4mmの口唇間隙がゼロになるか”
についてですが、これは正直かなり個人差があります。

ただ、一般的には、

* 上顎前歯の圧下
* 前歯のわずかな後退
* 口輪筋の適応
* 舌位改善

が合わさることで、口唇閉鎖は「楽になる」ケースはあります。

特に軽度ガミースマイルを伴う方は、圧下によって上唇の緊張が減り、閉じやすくなることがあります。

一方で、注意点として、
「口が閉じにくい原因」が必ずしも歯だけではない場合があります。

例えば、

* 骨格性上顎前突
* 下顎後退
* 垂直的な顔面形態
* 上下口唇の厚み
* オトガイ筋の緊張癖
* 鼻呼吸機能

などが関与していると、5mmスペースを使って歯を下げても、“劇的改善”までは届かないこともあります。

なので現実的には、

* 口元の突出感 → 「少しスッキリした」と感じる程度
* 口唇閉鎖 → 「以前より楽になる可能性あり」
* 横顔 → 軽度改善

くらいをイメージしておくと、満足度とのズレが少ないと思います。

逆に、「完全に口ゴボを改善したい」「自然に無意識で完全閉唇したい」レベルを求めると、非抜歯には限界が出やすいです。

ただ、親知らず抜歯済で奥に5mm使えるなら、
“非抜歯としては比較的まだ動かせる余地があるケース”
とも言えます。

個人的には、
VTOやセファロで

* 上唇が何mm下がる予測か
* E-line変化
* nasolabial angle
* U1 to FH / SN
* 前歯圧下量

を具体的に数値化して比較してもらうと、かなり判断しやすくなると思います。

女性

tokuさん [34歳 ] からの返信

2026年06月03日01時53分

ご回答ありがとうございます。
もう一つお聞きしたいことがあります。
例えば、上の歯を1mm圧下すると、かみ合わせの位置も1mm上がる。そうすることで、下唇も1mm上がる。よって、上唇と下唇の隙間が1mm閉じる(同様に2mm3mm〜と)。
これは正しいでしょうか?

よろしくお願いします。

女性

tokuさん [34歳 ] からの返信

2026年06月04日00時24分

追加でもう一つご相談させて下さい。

ctを撮った医院では、口ゴボを完全に治すには抜歯が必要で、下の歯については左右5番目の抜歯を勧められました。

奥に5mm程のスペースがあるとお話ししましたが、仮に下の歯の5番目を抜歯すると、7mm程のスペースができると思います。

2mmの差で治療結果に大きな差が出るものなのでしょうか?

よろしくお願いします。

北川歯科医院
北川歯科医院 からの回答

2026年05月16日10時20分

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toku様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
現在すでに矯正済みでこれから臼歯部を遠心移動させるというのは少し非現実的かと思います。
矯正済みの場合歯根の吸収などが起こっている場合も少なくなく、圧下などを行うとさらなる吸収のリスクがあるため、歯へのダメージが大きいです。
現状で口ゴボを改善したいのであればやはり抜歯しての矯正になるかと思います。
ただし本来抜歯すべき歯ではないのでお勧めはしません。
遠心移動も不可能ではないかもしれないですが、リスクに見合ってないのではないかと個人的には思います。

tokuさん
ご相談ありがとうございます。

すでに歯並びは整っていて、非抜歯希望で口元改善を検討されているのですね。
CT上で奥に5mmスペースがあるとのことで、そのスペースが歯の移動に使えるのであれば、数mm程度前歯の位置を後方へ移動できる可能性はあります。ただし実際には歯根ごと移動できる量や骨格・口唇の厚みなどによって変わります。

したがって唇の4mmの隙間については、前歯の後退や圧下によって現状より改善する可能性があります。
ただ口唇閉鎖不全は歯の位置だけでなく、唇の厚み・筋力・舌の位置、骨格の影響もあるため、
今回の矯正のみで実際にどの程度閉じるかどうかは診察なしでは判断できません。

口ゴボについても、前歯の位置が変わることで口元の突出感は和らぐ可能性はありますが、改善度合いは骨格や軟組織の条件で個人差があります。


tokuさんの矯正がご希望に沿った改善につながることを願っております。

2度目の矯正治療をお考えということですね。

仰っている口ごぼの状態が、上顎前歯が出ていることを改善したいのか、上下前歯が出ていることを改善したいのかは分かりませんが、
現在の骨格のバランスや歯根の状態、上顎洞・下顎骨形態などもありますので、CTで後方に5mmスペースがあるとはいえ、その分のスペースを全て使い、上下顎の歯を後方移動できるのかはなんとも言い難いところです。

治療内容としてもかなりハードであり、治療期間としてもかなり長くなることが予想されます。
また、思ったように動かない可能性もあるかもしれません。
矯正医としての技術はかなり必要となりますし、事前の診断も慎重に行うべきかと思います。
それくらい難しい治療となることは認識していただいた方が良いかと思います。

また、口呼吸の改善を優先するのであれば、やはり抜歯の選択が必要かもしれません。
何が一番重要なのか、また、tokuさんが仰っている治療が本当に可能なのか、そのあたりは慎重に検討すべきかと思います。
さまざまな医院でお話を伺っているとのことでしたので、信頼のおける医院にてご相談なさってください。