歯牙腫による埋伏歯を牽引するか抜歯をするかなやんでいます

17歳男子です
左上の犬歯が生えるあたりに歯牙腫があるため犬歯が埋伏歯になってしまっています。
その為,歯牙腫の摘出からの犬歯の牽引、歯科矯正を行う予定だったのですが犬歯を調べてみた所歯の根っこの部分が足りないと言われてしまい、本来なら生えてくる歯の1.5から2倍ほどないとだめみたいなのですが、1倍程度しかないとの事でした。(鼻腔の方に根が伸びてしまって止まってしまった為)
この場合、将来的に牽引して引っ張りだしても噛む力によって抜けてしまう可能性があるといわれました。
それでも牽引をしたいのなら将来抜けてしまったあとインプラントなどもあるが、歯牙腫のあった場所の骨がその時使えるかどうかがわからないといわれました。
そこで、最初から牽引はせず抜歯をして今ある歯を矯正し隙間を埋める手もあるといわれました。ただデメリットとして左右対称ではなくなりますとの事でした。
正直、どちらが良いのかわからずなのですが将来的に考えたら抜歯からの矯正の方が良いのかそれとも抜かずに牽引した方が良いのでしょうか?

お答えしましますね。

まず、歯根の長さですが、基本的に歯冠の長さと同程度あれば問題なく使えることがほとんどです。
なので、引っぱり出したら噛む力で抜けるということは、経験上ありません。

歯牙腫のあった場所の骨ですが、歯牙腫の大きさが大きいほど、その場所には骨がなくなっている状態になります。
骨欠損部が大きければ大きいほど、治癒に時間がかかりますし、再生しきれない場合もあります。
なので、歯牙腫の大きさに依存するかと思います。

私なら歯根の長さはそれほど問題なさそうなので、一度牽引を勧めるかもしれません。
犬歯は、咬合に非常に大切な歯なので。

1点気になるのは、埋伏犬歯の歯根が鼻腔の方に伸びていることで骨と癒着していないかどうかという点です。
ここはしっかり鑑別していく必要があると思います。

北川歯科医院
北川歯科医院 からの回答

2026年06月08日12時52分

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みかめ様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
本来であれば、牽引が可能であればその方が良いかと思います。
将来的に抜歯になった際にインプラントが可能かどうかはその状況次第ですが、GBRといった骨造成を行えば可能となるケースも多くあります。
犬歯部分に小臼歯が並ぶと噛み合わせのバランスを取りにくい場合もありますので、慎重に考えた方が良いかと思います。

はじめまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。

上の犬歯が歯牙腫のせいで高い位置にあり、歯根形成が不完全で短根になっている、ということですね。
埋伏犬歯の牽引だけでもかなり大変ですが、歯牙腫摘出+短根となるとうまくいくかどうか、
うまくいっても数年単位でとても時間がかかるかもしれません。
埋伏犬歯が歯牙腫の影響などで骨性癒着を起こしている可能性がある、
もしくは鼻腔や上顎洞の硬い骨に接していて、引っ張っても動かないかもしれません。
そして短根歯なのであまり長くもたないかもしれない、
ということで大変さと成功率とメリットを考えると犬歯牽引は一番いい方法では無いかもしれません。

まず、埋伏犬歯のことは置いといて、患者さんが抜歯ケースなのか非抜歯ケースなのかが重要です。
歯並びのでこぼこ・すきっ歯の状態や、前歯・口元の位置、そして奥歯の位置や正中の位置によって、
抜歯すべきなのか、抜歯しない方が良いのか、どの歯を抜歯すべきかが決まります。
適切な治療であれば最終的には咬み合うはずですが、プランによって口元や正中の位置が変わり、顔が変わります。
なので、どんな顔になりたいか、というところから逆算して治療方針を決めるのが本来の矯正治療の流れです。

質問者様がでこぼこや出っ歯が強く抜歯した方が仕上がりが良い人であれば、
むしろ積極的に犬歯を抜歯し、上下左右の他の歯も何本か抜歯しましょう。
最終的に口元もちょうど良く、歯の正中も一致し、犬歯を引っ張らないといけないリスク・大変さも無くなります。
質問者様がでこぼこも少なく口元も出ていない抜歯しない方が良い人である場合、抜歯矯正の仕上がりは妥協的になります。
上下左右の歯を抜歯すると口元が下がり過ぎる、左上もしくは左上下だけ抜歯すると正中がずれます。
質問者様が非抜歯治療が理想的な方である場合に、犬歯を牽引するのか、犬歯部にインプラントを入れるのかを考えます。

歯牙腫の摘出を行った場合、状態次第ですが摘出後の周囲骨が減り、歯が動きにくい状況になるかもしれません。
歯牙腫も無く、歯根の長さもちゃんとしていて、埋伏犬歯牽引が確実に成功する状況出れば、時間はかかってもやる価値があります。
牽引するだけで2〜3年かかるかも、動かないかも、出てきても長持ちしないかも、であるとデメリットの方が多いように思います。
もし非抜歯矯正で治療する場合に、
一度トライして、犬歯が出て来なければ諦めてインプラントにする、
犬歯が出てきたけど、長持ちせずにダメになってのちのちインプラントにする、
最初から歯牙腫と埋伏犬歯を抜歯してインプラント前提で確実に矯正する、
のどれかになると思われますが、どうすべきかは担当の先生とよく話し合って決められると良いと思います。
どの方法がベストなのかは実際に歯並び、顔立ち、CTなどをすべて観てみないとわかりません。
犬歯のことは気になると思いますが、順番的には抜歯非抜歯のどちらのゴールを選ぶかの方が優先であり、
非抜歯を選択した場合に犬歯の牽引をトライするのか、最初からあきらめるのかを考えましょう。

以上を、ご質問の回答といたします。よろしくお願いいたします。

こんにちは。御茶ノ水林矯正歯科の林です。

【将来的に考えたら抜歯からの矯正の方が良いのかそれとも抜かずに牽引した方が良いのでしょうか?】
歯根の状態から考えると、左上犬歯(3番目)より第一小臼歯(4番目)の方が歯の予後は良いと考えられます。
また、牽引からの治療となると矯正治療の負担も大きくなることも考慮すべき点となります。

犬歯抜歯+第一小臼歯配列は犬歯の予後が悪い場合にはよく選択肢となる治療方法です。
全く左右対称というわけにはいきませんが、外から見える部分の形態が比較的似ていることから、日常生活において違和感を感じることは少ないと考えられます。

実際に上顎犬歯を抜歯して第一小臼歯を犬歯の位置に並べた症例があれば選択の参考になるかと思いますので、一度担当医に仕上がりのイメージを見せてもらえるか相談してみることをおすすめします。

まぶち歯科医院
まぶち歯科医院 からの回答

2026年06月08日13時23分

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お問い合わせありがとうございます。
犬歯はかみ合わせの上で重要な歯のため、一般的には可能なら牽引を先ず検討します。歯根が短い場合は将来的なリスクもありますが、若い方(17歳)では歯根膜による骨の維持が期待でき、将来必要であれば骨造成やインプラントなど次の選択肢を考えることもあります。一方で、牽引期間の短縮や確実性を重視をする場合は、犬歯を抜歯し、小臼歯を犬歯代わりとしてかみ合わせを整える方法もあります。CTでの歯根長や埋伏位置、骨質の状態での診断が重要となります。
以上、参考にしてください。

Silver Lace矯正歯科

2026年06月08日13時29分

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さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

お口の様子を拝見したわけではありませんので何とも言えませんが、何をするにしてもメリットとデメリットがあるというのは担当ドクターのおっしゃる通りで、相談者さんのご家庭では、そのバランスの良い所に落としどころを決めていくしかないと思います。

将来的な歯並びについて、何を優先して考えるのか、今後のことは、担当のドクターとよくよく相談して決めていかれると良いと思います。ご検討ください。

みかめさま

医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。

まず前提として、これは実際のレントゲンやCTを見ている担当の口腔外科医・矯正歯科医の判断が最も重要です。そのうえで一般論としてお話しします。

今回のポイントは、

歯牙腫が原因で犬歯が埋伏している
犬歯の歯根形成がかなり不十分(通常期待される長さの半分程度)
牽引しても将来的に動揺や脱落のリスクがある
抜歯して矯正で隙間を閉じる選択肢もある

という状況です。

犬歯は噛み合わせや見た目の面で非常に重要な歯なので、通常は可能な限り保存・牽引を検討します。しかし、歯根が著しく短い場合は話が変わります。

歯根が短い歯は、牽引して歯列に並べることができたとしても、

将来的にグラグラしやすい
噛む力に耐えられない可能性がある
矯正中にさらに歯根吸収が起こることがある

といった問題があります。

一方で、17歳という年齢を考えると、

自分の犬歯を一度は活かせる可能性がある
数年もしくは十数年以上機能する場合もある
将来必要になればインプラントなどの選択肢を検討できる

という考え方もあります。

結論としては、

歯根の長さがどの程度残っているのか
CT上で歯の位置や骨の状態がどうなっているのか

によって判断が変わります。

個人的には、あなたのケースでは予後が不確実なだけで保存の可能性があるなら、17歳という若さを考えると牽引を検討する価値はあると考えます。

将来的にインプラントを行うことになっても骨を造るなど、対策はありますので。

ご参考になれば幸いです。

かなり難しいケースなので、実際にはCT画像や犬歯の位置・根の長さを見ないと断定はできません。

一般論としては、牽引して使える見込みが十分ある → まず犬歯保存を目指す。根が著しく短く、長期的な予後がかなり不良 → 抜歯して矯正で閉鎖を検討となります。

犬歯は咬み合わせや見た目の面で非常に重要な歯なので、通常は簡単には諦めません。一方で、担当医が「正常の半分程度の根しかない」と判断しているなら、牽引後に動揺や脱落のリスクが通常より高い可能性があります。

17歳という年齢を考えると、もし牽引で10年、20年でも機能してくれる可能性があるなら、一度保存を試みる価値はあります。ただし予後が極めて厳しいと判断されるなら、早期に抜歯して矯正でスペースを閉じる方が将来的な治療回数を減らせる場合もあります。
私なら、CTを持参して矯正専門医または大学病院でセカンドオピニオンを受け、牽引成功率と予後を具体的な数字で確認してから決めることをおすすめします。根の長さが実際にどの程度なのかが最も重要な判断材料になります。

画像を見ていないため一般論になりますが、犬歯はとても重要な歯なので、根が短くても長期間機能できる見込みがあるなら保存を検討する価値はあります。

一方で、牽引しても予後がかなり厳しいと判断される場合は、抜歯して矯正で隙間を閉じる選択が将来的に安定することもあります。

どちらが正解というより、「その犬歯が何年使えそうか」が判断のポイントです。CTを含めて矯正専門医や大学病院でセカンドオピニオンを受け、予後の見通しを確認してから決めるのが良いと思います。

なかや矯正歯科
なかや矯正歯科 からの回答

2026年06月08日15時21分

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みかめさん 初めまして
なかや矯正歯科仲谷です。
右上の歯並びや下の歯並びかみ合わせが分かりませんので、ほかに問題がないという前提でお話しさせていただきます。
先ず、歯牙腫があった部分の骨は絶対ではありませんが、数年したら分からないくらいに治ると思います。
なので他の部分に問題がなく抜歯などの必要がないのであれば左上の犬歯を牽引してもし将来ダメになったらインプラントなどその時再度治療法を考えるのもよい方法だと思います。
その他、右上や下の歯並び、全体のかみ合わせや骨のバランスによっては左上犬歯を抜歯し後ろの小臼歯を犬歯として使用する方法もよく行われている治療ではあります。この場合他の右上や下の両側も1本歯を抜いたり、左右で異なるかみ合わせにするなどが必要となりますので、牽引した場合どのくらい犬歯が持ちそうなのかなど、担当の先生とよく相談していただくことが肝心だと思います。