口ゴボの改善について

矯正済み、歯がキレイに揃っている状態、親知らず4本抜歯済みです。
しかし、口ゴボで口が閉じづらいです。

先日、矯正歯科医院でctを撮ったところ、奥に5mm程のスペースがある、しかし、口ゴボを改善するには、上の歯4番目、下の歯の5番目を抜く必要がある、との診断でした。

ご相談です。
5番目の歯の大きさは、7mm程です。奥のスペース5mm程との差は2mm程です。
この2mmの差で、それほど大きく治療結果に差が出るものなのでしょうか?
また、矯正において、数ミリ(1〜8mm)というスペースは、それぞれどんな変化を与えるものなのでしょうか?

よろしくお願いします。

お答えします。
矯正治療で数ミリというのは、劇的な変化があることが多いです。
例えば、叢生などがなく、純粋に小臼歯1本分、前歯を後退できたとすると、その方の横顔は劇的に変化するでしょう。
口ゴボで閉じにくかった口唇が、引っ込み、いわゆるイーラインが改善します。
また、口を閉じたときの唇の緊張がなくなるので、顎に梅干しのように出来ていたしわもなくなるでしょう。
あとは、前歯の角度が良くなれば長期的に見た時の、歯並びの安定性も良くなるはずです。

矯正では「たった2mm」が意外と大きな差になることがあります。

例えば上下前歯6本を後方移動すると仮定すると、スペースの差2mmは前歯の後退量として約2mm前後の差になる可能性があります。軟組織(唇)は歯と同じ量だけ下がるわけではありませんが、上唇で前歯移動量の約30〜60%程度反応することが多いため、見た目の印象は意外と変わります。

ただし、「奥に5mmスペースがある=前歯を5mm下げられる」とは限りません。歯根の位置、歯槽骨の厚み、アンカースクリューの使用、咬合関係などの制約があります。

一般的には、
1mm:歯科医は治療計画を修正するレベル
2〜3mm:横顔や口唇閉鎖感の変化を感じることがある
4〜5mm:口元の印象変化が比較的はっきり出ることが多い
6〜8mm:抜歯矯正を検討する大きなスペース量

ただし実際の口ゴボ改善量は、歯の移動量だけでなく骨格、唇の厚み、オトガイ形態、口唇筋の緊張などにも大きく左右されます。今回のケースでは「なぜ5mmの既存スペースでは不足で、追加抜歯が必要と判断したのか」を担当医に確認すると、より具体的な見通しが分かると思います。

こんにちは、TikTokでお馴染みのあっきー先生です。
すでに4本抜歯済みで口ゴボで口が閉じづらいということですね。
推測の範囲になりますが、考えられることをお話してみますね。
すでに抜歯矯正していて口が閉じれないということは、おそらくですが、顎関節症が進行していて下顎が本来の位置からかなり後に下がってしまっていると思われます。
おそらく横向き寝しかできないのではないでしょうか。
もし、肩凝り、首凝りがあられるようでしたら、顎関節症の治療をされることで顎が前に誘導されて口ゴボがいくらか解消されますよ。
また、口が閉じやすくなる可能性があります。
また、おっしゃっておられる2mmの差が何を指すものかわかりませんが、2mmでは、口が下がる感覚はあまりないと思われたほうがいいですね。
ですが、上記のように下顎が後に下がってしまっているため上下の前歯を後ろに下げるということは顎関節症が進行してしまう方向になります。
それによって気道が狭い状態になりやすく、さらに口が閉じにくい状態になる可能性があります。
ご注意ください。
ご参考にされてくださいね。

Silver Lace矯正歯科

2026年06月12日18時58分

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さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

相談者さんが疑問に感じられるように、2mmというスペースの差だけを考えれば、治療結果に差が出ないようにも思えますが、問題は、スペースの差よりも、そのスペースが前後的に歯並びのどの部分にあるのか、ということが重要になります。

一般的な矯正治療では、奥歯を奥に動かすという動きは非常に難易度が高いので、いわゆる口ゴボ状態を改善するために抜歯が必要になるような矯正治療では、4番目あるいは5番目の歯を抜いてスペースを確保するというのがセオリーになります。ご検討ください。

kouさま

医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。

口ゴボの改善に必要なスペース量は、単純に「歯の大きさ」と「奥の空きスペース」の差だけでは判断できません。

例えば今回のお話では、

奥に利用可能なスペース:約5mm
下顎5番抜歯で得られるスペース:約7mm

ということで、差は約2mmになります。

しかし矯正治療では、この2mmは決して小さな差とは言えません。

なぜなら、前歯の後退量は獲得したスペース量に大きく依存するためです。

一般的には、

1mmのスペース → 前歯を約1mm後方移動できる可能性
2mmのスペース → 前歯をさらに約2mm後退できる可能性

があります(実際には歯の移動方法やアンカレッジの管理によって変わります)。

特に口ゴボの改善では、前歯を数mm下げられるかどうかで、

口唇の突出感
口の閉じやすさ
横顔(Eライン)の印象

が変化するため、2mmの差でも見た目や機能面に一定の影響が出ることがあります。

ただし、「抜歯スペース7mmなら前歯が必ず7mm下がる」というわけではありません。

獲得したスペースは、

前歯の後退
奥歯の前方移動
歯列の調整
正中の修正
咬み合わせの改善

などにも使われるためです。

また、口ゴボの原因が必ずしも歯だけとは限りません。

前歯の傾斜
上下顎骨の位置関係
口唇の厚み
オトガイ(顎先)の形態
口周囲筋の緊張

なども影響します。

そのため、「5mmのスペースがあるなら抜歯せずにあと2mmだけ我慢すれば同じ結果になる」という単純な話ではなく、CTやセファロ分析をもとに、

現在の前歯の位置
どの程度後退させる必要があるか
口唇突出量

を評価したうえで抜歯・非抜歯を判断する必要があります。

参考までに、矯正治療では前歯の後退量の目安として、

1〜2mm:専門家には分かるが見た目の変化は比較的小さい
3〜4mm:口元の印象が変わり始める
5〜6mm:口ゴボ改善を実感しやすい
7〜8mm以上:横顔や口唇突出感に大きな変化が出る

ことが多いです。

ご参考になれば幸いです。

北川歯科医院
北川歯科医院 からの回答

2026年06月12日19時59分

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kou様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
奥に5mmほどのスペースがあるからといって歯列全体を5mm遠心(後方)に移動できるわけではありません。
一般的に遠心に移動できるのは症例によりますが、2〜3mm程度が現実的です。
インプラントアンカーをうまく使えればもう少し動かせるケースもあるかもしれないですが、歯列が後方に移動すればするほど清掃性が悪くなり、それはそれでリスクがあります。
実際の症例を見ていないのでわかりませんが、口ボゴを大きく改善したいとなれば4本抜歯となるケースが多いように思います。
いくつかの歯科医院で相談されると良いかもしれないですね。

矯正では数ミリの違いが意外と大きな意味を持ちます。

今回のケースでは、奥のスペースが約5mmあっても、担当医が追加抜歯を提案したのは「5mmでは目標とする口元の改善量に届かない」と判断した可能性があります。

例えば5番抜歯で約7mmのスペースが得られるとすると、既存の5mmとの差は約2mmです。しかし前歯を2mm多く後退できるかどうかで、口元の突出感や口の閉じやすさに違いが出ることがあります。

一般的な目安としては、

1〜2mm:歯科医は明確な差として認識するレベル
3〜4mm:口元や横顔の印象に変化が現れやすい
5mm以上:見た目の変化を自覚しやすいことが多い

ただし実際には、スペース量だけで結果は決まりません。歯根の位置、骨の厚み、前歯の傾斜、唇の厚さなどの影響も大きいためです。

そのため「5mmのスペースではどこまで改善できて、追加抜歯をするとどのくらい変わる見込みなのか」を担当医に具体的な数値で説明してもらうのが一番参考になると思います。


kouさん、こんにちは。
京都のさわだ矯正歯科桂クリニックと申します。
矯正治療済みですが、口ゴボで口が閉じにくい状態ということですね。
kouさんのような同じようなお悩みをもった方も当院に来院されています。
当院では、インプラントアンカーというミニスクリューを歯肉の中に埋入し、それを固定源にして歯を抜くことなく、歯列全体を後ろにさげて、口ゴボを改善する方法をとっています。
奥のスペースが5mm程あるとのことですので、インプラントアンカーを用いて、歯を抜くことなく、そのスペースを使って歯列全体を後ろに下げて口ゴボを改善することは可能だと思います。
5番の歯の大きさは7mm程とのことですが、その歯を抜いて口ゴボを改善しようとしても、奥歯が少し前に移動してくるため、7mm全て使えるわけではなく、5mm程口ゴボが改善されることになろうかと思います。
実際にお口の中をみたわけではないため詳しいことはお伝えできないので、近隣の矯正歯科専門医院でもう一度相談されるのがよろしいかと思います。
kouさんにとってよい方向に向かうことをお祈りしております。

親知らずの抜歯も4本となると大変でしたよね。
お疲れ様でした。

今後の矯正治療において口ごぼの改善に重きを置くのであれば小臼歯の抜歯が望ましいと考えられます。
歯を抜く本数を少なくしたい、という希望であれば下顎の抜歯をせず全体を後方移動する治療計画も状況によっては可能かもしれません。

親知らず抜歯スペースに5mmと小臼歯抜歯後スペースの7mmは大きく意味合いが違います。
奥にある5mmスペースを利用するには、手前の歯、7本を後方へ下げなければなりません。治療期間も長くなりますし、思ったよりも後退せず、口元が下がらないといったトラブルにもなりかねません。
一方で小臼歯を抜歯した場合には下げる歯の本数が少なくなりますので、より口元の改善につながるでしょう。

矯正医は抜歯したスペースのうち、どのくらいを前歯を下げるのに使い、臼歯が前方移動するのに残りのスペースを利用するためにどのように動かしていくのか、計画を立てて治療を行なっていきます。
しかしながら歯の移動は年齢や骨の正常や生活習慣、常用薬などによっても個人差があり、必ず計画通りいくとも限りません。
達成するために親知らずを抜歯していただいたり、矯正用アンカースクリューを使用したり、その他固定装置を選択して治療を行います。
最初のお口の中の状況によっても治療の選択肢が変わってきますので、数ミリのスペース変化が問題ない場合もあれば、今回のように大きく影響する場合もあると言えます。

今後の治療において一番大事にしたいことは何なのか、その点についてお考えいただき、ご担当の先生に心配なことについて相談してみてください。