あいさんの相談

カテゴリ:その他

反対咬合 下顎の過成長

  • 投稿者 あい さん [14才 女性 学生] 2015/06/26/ 18:14
  • カテゴリー かみ合わせ その他 治療前
  • お悩みの歯 下あご右3番 下あご右4番 下あご右5番 下あご右6番 下あご右7番 下あご右8番

初めまして
私は噛み合わせが気になり先日矯正歯科へ行き精密検査をし、詳しい説明を聞いてきました
私は歯がずれているのではなく骨格性反対咬合、下顎の過成長と診断されました
矯正でも治る可能性があると言われましたが
手術の方が綺麗になると言われました(横顔等含め)
ですが、私の年齢では手術はまだできない。という事だそうです
横顔も綺麗になりたいのですが、その場合はもう少し待って手術したほうがいいのでしょうか。
そして、下顎の過成長ということは、骨の成長が終わるまで顎が発達し続けるという事ですか?
これから先、顎が長くなったり、しゃくれたりするのが心配です。
ご回答お待ちしております
(反対咬合は遺伝です)

あいさん、こんにちは

すでに精密検査と診断をうけていらっしゃるとことですので、
説明はしっかりとすでに受けていらっしゃることと思います。

骨格性反対咬合の場合ですと、矯正治療単独で
治療が可能な場合はもちろんありますが、
顔貌の改善はさほど望めないことも多いです。

手術をする時期なのですが、
下アゴの成長が止まってからが前提です。
早くて10代の終わりころになると
説明をうけられたのではないでしょうか。

あと数年待っていると顎がさらに成長し続けることを
心配されているようですが、
残念ながら、こればかりは顎の成長を抑えることはできません。

懸念されているようにさらに反対咬合の程度が進むことも
勿論ありえます。


だからこそ、下あごが成長している途中に手術することなど
できないのです。

顔のラインの改善もお望みだと思いますので、
ここは焦る気持ちを一旦抑えて、
矯正治療のベストタイミングを待つのが
理想的ではないでしょうか。







あいさん

初めまして。野村律子です。
まだ14歳ですから、これから数年は下顎の成長があると思った方が良いと思います。
早く治療をされたい気持ちはわかりますが、きちんと検査をした結果ですから。
外科でも矯正でも、やはり骨格性の下顎前突の場合は、成長が終わった頃がベストです。
18歳ごろには可能だと思いますから、お待ちになってください。
あい 様

ご心配ですね。骨格性下顎前突症という診断だったという事ですね。記載されているように骨格性下顎前突で手術が必要な場合は外科手術は安全域を考えて18歳、高校卒業してからのほうがよいでしょう。

私にはこういった経験があります。もう10年以上の前の話です。その方は都内の大きな病院の形成外科で顎を後退させる手術を中学三年生の時に行ったそうです。その結果、その後の成長により再び反対咬合になってしまい再手術を行いました。この手術の再手術は大変難しいのです。この事は文章だけですとなぜ難しい科を説明することは難しいです。

第2次成長が終わる15歳ぐらいから手術の準備のための矯正治療を始めてください。そして18歳になって大学や就職で周囲の環境が変わるときに時期を合わせて手術するのがお勧めです。

行かれた医院でも説明があったかもしれませんが、手術が適応される矯正治療は健康保険が使う事が出来ます。経済的な負担は楽になります。私どもアイ矯正歯科ではもちろん表側の場合は白いブラケットを使用して保険治療ですが、裏側から見えない矯正治療の場合は保険の適応になりません。それでも毎年何人かの方がリンガルブラケット+外科手術で治療を行っています。ちょうど昨日最新の症例ブログにアップしたばかりです。参考になると思います。お顔はとてもきれいになりました。でも残念なんですがお顔はお見せすることができません。歯並びの変化で想像してみてください。

追加ですが、14歳という事ですがすでに外科処置が必ず必要な状態でしょうか?外科処置をしなくても何とかなる場合もあります。セカンドオピニオンを聞いてみるのいいかもしれません。

14歳はまだ身長も伸びます。下のあごも同時期に成長します。残念ですがこのままほっておけば手術をするまでは現在よりも反対咬合は悪くなります。
はじめまして、元住吉矯正歯科です。
歯並び、かみ合わせだけでなく、顎の大きさ、しゃくれ等をも改善希望の場合には、外科手術になります。成長が落ち着いていれば問題ないのですが、まだ成長途中にある段階ですと手術後、顎の成長のためにまたしゃくれた状態になってしまうので、そんな理由から成長が落ち着くまでは待たざるを得ないのです。
これから顎がどの程度しゃくれたり長くなったりするかは、今後の成長次第なので、どの程度で落ち着くかは未知数でなんとも言えないところです。
あいさん

 手術前提の矯正治療ということですが、おっしゃる通り、成長が残っていると、折角きれいに直したかみ合わせが、ズレてしまう可能性がありますから、成長が終わってから手術ということになると思います。ただし、手術をするとなると、ご説明があったと思いますが、数週の入院が必要になります。例えば、高校2年の夏休みに手術を希望されていたとしますと、手術前の矯正治療が仮に2年かかるとすると中学3年の夏休みには矯正治療は始めないといけません。
(大学1年であれば、高校1年とか・・・・)
ですから、いつ手術を希望するか?また逆算すると矯正治療をいつから始めないといけないか?
等 計画を担当医と話し合われた方がよいかと存じます。

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