ぽん酢さんの相談
カテゴリ：その他
全体矯正から部分矯正への変更について
ワイヤー全体矯正を始めたばかりです。
以下の目的で矯正を始めております。
矯正目的��
神経を抜いて根管治療をした左下6番が保存不可となりました。8番に萌芽していない親知らずが残っているため矯正で8番を7番の位置へ、7番を6番の位置へ動かし欠損部分を閉じる。
矯正目的��
叢生かつ口元もEラインより少し出ております。奥歯だけの部分矯正でも全体矯正でも期間は変わらないとのことで、全体矯正としました。
左下6番抜歯に加え上下4番を抜歯し前歯を8mm下げるとのことです。
現在、下顎にアンカースクリューを植立て・下の歯にブラケット装着が済み抜歯を控えた状態ですが、抜歯に踏み切れておりません。
8mmも前歯を下げると口腔内がかなり狭くなり舌が喉の奥を圧迫してしまいそうです。
歯が並びEラインが整うことより、舌の置き場が無く息苦しくなることが怖いです。
そのため、矯正目的を�，帽覆蝓�奥歯の近心移動だけの部分矯正に変更したいと考えています。
このような場合、部分矯正へ変更したいと先生にご相談しても大丈夫なのでしょうか。治療計画が変わってくる手前とても相談しづらく、悩んでいます。ご意見伺えましたら幸いです。
-
- マロニエ矯正歯科クリニック
- （ 埼玉県 草加市 ）
- 2025-12-11 17:43:00
はじめまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えいたします。
前歯を後退させると舌の置き場は少し狭くなりますが、息苦しく感じるかは人それぞれです。
もともと気道が狭ければ苦しくなるでしょうし、狭くなければ影響は少ないかもしれません。
８mmとなるとでこぼこがほとんどない方を最大限に後退させている時の数値と思われます。
抜歯スペースを閉じる際に前歯だけを後退させるのではなく、歩み寄りで奥歯の前方移動も行えば前歯の後退量を少なくすることが出来ます。
前歯の後退量もコントロール可能なので、舌スペースも含めて担当の先生と相談されると良いでしょう。
治療ゴールが変わると治療の流れや使用装置も変わるので、早期に話し合った方が良いです。
また、抜歯矯正ではなく非抜歯矯正に変えることも出来ると思いますが、部分矯正にすべきではないと思います。
質問者様の咬み合わせの状態次第ではありますが、７８を６７の位置に完全近心移動というのはとても難しいです。
全体矯正よりも部分矯正の方が難しく、歯を動かす反作用を抑えることが出来ないからです。
部分矯正で６スペースに７８を移動させると、５や４が後退し、咬み合わせも崩れてしまうでしょう。
なので、もし私が治療するのであれば同条件で部分矯正は提案いたしません。
さらには、患者様の年齢で生えていない親知らずがそもそも使えるのかどうかという疑問もあります。
傾斜しているか歯ぐきの奥行きが無いかのどちらかと推測しますが難症例であると思われます。
とても難易度が高い治療を部分矯正でどうにかするというのは現実的では無いように思います。
状態次第ですが、左下以外の「３か所」の小臼歯を抜歯する、もしくは大臼歯を抜歯する方が治しやすいかもしれません。
上下左右の本数を一致させることになり、無理に親知らずを使用しなくても済むようになります。
「４４４６」や「５５５６」や「６６６６」と抜歯し、左側を�教藥転紊欧砲垢譴仞�立しますし、この治療パターンは前歯が下がりにくいです。
当院でも下６抜歯のプランを選ぶことはありますが、基本的に「６番を含んで合計４本抜歯」の形にします。
４番４本抜歯して、６の位置に生えてない親知らずを移動させるというのはかなり難しい治療です。
まだ抜歯する前の状態であれば治療プランを変更できますので、担当の先生とよく話し合いましょう。
治療プランを間違えてしまうと治療は必ず失敗してしまいます。
以上を、ご質問への回答といたします。
ご質問にお答えいたします。
前歯を後退させると舌の置き場は少し狭くなりますが、息苦しく感じるかは人それぞれです。
もともと気道が狭ければ苦しくなるでしょうし、狭くなければ影響は少ないかもしれません。
８mmとなるとでこぼこがほとんどない方を最大限に後退させている時の数値と思われます。
抜歯スペースを閉じる際に前歯だけを後退させるのではなく、歩み寄りで奥歯の前方移動も行えば前歯の後退量を少なくすることが出来ます。
前歯の後退量もコントロール可能なので、舌スペースも含めて担当の先生と相談されると良いでしょう。
治療ゴールが変わると治療の流れや使用装置も変わるので、早期に話し合った方が良いです。
また、抜歯矯正ではなく非抜歯矯正に変えることも出来ると思いますが、部分矯正にすべきではないと思います。
質問者様の咬み合わせの状態次第ではありますが、７８を６７の位置に完全近心移動というのはとても難しいです。
全体矯正よりも部分矯正の方が難しく、歯を動かす反作用を抑えることが出来ないからです。
部分矯正で６スペースに７８を移動させると、５や４が後退し、咬み合わせも崩れてしまうでしょう。
なので、もし私が治療するのであれば同条件で部分矯正は提案いたしません。
さらには、患者様の年齢で生えていない親知らずがそもそも使えるのかどうかという疑問もあります。
傾斜しているか歯ぐきの奥行きが無いかのどちらかと推測しますが難症例であると思われます。
とても難易度が高い治療を部分矯正でどうにかするというのは現実的では無いように思います。
状態次第ですが、左下以外の「３か所」の小臼歯を抜歯する、もしくは大臼歯を抜歯する方が治しやすいかもしれません。
上下左右の本数を一致させることになり、無理に親知らずを使用しなくても済むようになります。
「４４４６」や「５５５６」や「６６６６」と抜歯し、左側を�教藥転紊欧砲垢譴仞�立しますし、この治療パターンは前歯が下がりにくいです。
当院でも下６抜歯のプランを選ぶことはありますが、基本的に「６番を含んで合計４本抜歯」の形にします。
４番４本抜歯して、６の位置に生えてない親知らずを移動させるというのはかなり難しい治療です。
まだ抜歯する前の状態であれば治療プランを変更できますので、担当の先生とよく話し合いましょう。
治療プランを間違えてしまうと治療は必ず失敗してしまいます。
以上を、ご質問への回答といたします。
